「気楽な雰囲気」だから、軽く返ってくる
[2021年02月10日(Wed)]
2月の夜家族会は3人のお父さんと「家族が出来る役割」について話し合いました。
新人父さんが、一人参加される予定でしたが、欠席となりました。始めは敷居が高いものですが、家族会で無理に話をする必要はなく、黙ったままの参加にも意味があります。
馴染みの家族の方が話されているのを聞いているだけでも、参考になり、安心できたりします。
さて今回は、週1回家族で外食は続けているけれども、他に自分たちで「外出に慣れる」心掛けを考えてみようということになりました。
まずは、ご本人が行き先を決めているとのことで、他の家族が決めることもやってみたらとの意見がありました。
食事中や食後のリラックスの時こそ、何気ない話を振っていき、色んな話題をさりげなく広げていくこと。
気楽に、さらっと、褒める・認めることも大切です。
過去からの成長を褒めすぎることはないので、「わしはすごいと思うわ」と父が断言してあげることもポイントです。
本人に散歩に行ってもらいたいなら、親が「散歩に行こう」と宣言して、親から始めてみましょう。
時に「一緒に行ってくれるか」と、父から頼んでみましょう。
言葉掛けは散歩に行く前から始まっているのです。
生活の気楽な場面で、軽く話していると軽く話しかけてくれる様になっていきます。
その「気楽な場面」こそが、家族を温める宝になりますから。
昔、本人が買い物に行ける様になる為に、先ずは親がコンビニで買い物をして来ていましたよね。
今なら、出来る自転車で夜「コンビニ」に買い物に行くことを、毎週1回以上続けると、外出することに慣れていきます。
しかし、1ヶ月行かずに、久しぶりに行くと不安に感じたりします。
そこで「やっぱり、行けない」と思うと、次に行く勇気が湧いてこなくなります。
毎週1回を目安に、続けることをお勧めします。