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風をあつめて

不登校・ひきこもりの支援活動をしているNPO法人フリースクール阿波風月庵の代表をしているかぜさんです。この活動で色んな若者やその親御さんと会いました。人の心っておもしろいです。僕自身も活動の中で、生き方がどんどん楽になってきました。そんな不思議な心の話をしてみたいなあ!


訪問という入り口 [2020年12月19日(Sat)]

今年は講演会があり、昔の活動場面を沢山思い出しました。色んな若者との出会いがあり、当時は悩んだことも、今から思い返すと、一人ひとりとのことが懐かしく浮かんできます。

訪問活動で、お宅にお邪魔して、初めからご本人とお会いできることは、現在でも、先ずありません。
会ってくださることになっても、無口で反応も少ない、何故か不機嫌だったり、反発的な態度や、挑戦的に理論をふっかけてくる等、タイプや時期によって、様々な印象で始まります。

活動初期の頃は、それらの行動や態度に対して、私は辛い気持ちを抱えたまま、未来では仲良くなれると信じて、訪問時の重い玄関を開けていました。

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いつの頃からでしょうか?
会ってくださるという行為事態が、とても前向きな態度で、不安な気持ちを切り替え、努力してくださった結果が、今のこの言動や態度だと実感出きるようになったのです。

 「僕は(私は)会わないけど、訪問はいいよ」
「話さなくていいの?本当に」様々な反応は、
どれも、私をどこかで迎い入れて下さっている気持ちだから、「ありがたい!」と思え始めたのです。

 そんな風に思えるようになってからは、玄関の扉も軽くなり、向かう車中でも、「今日は何の話しをしよう?」と、楽しめるようになってきました。勿論帰りの車中でもです。

 そうなんです。
訪問とは、訪問した1時間だけではないのです。
少なくとも、お宅への向かう車中で始まり、帰りの車中まで続いています。
 かつては、帰宅後、駐車場の車中で横になり、しばらく考え込んで、気持ちの中で整理が要ることもありました。

 訪問させてもらえることは、本当に最初の第一歩の入り口ですが、私が若者から会うことを許されていく、大きな第一歩であることの喜びを、今は感じられているのです。
Posted by 林 at 17:17 | 本人 | この記事のURL | コメント(0)
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