自殺予防講演会
[2020年10月05日(Mon)]
去る9月29日に、徳島県主催、令和2年度徳島県自殺予防講演会「孤独から仲間に出会う」(共に生きる、ひきこもり支援の実際)と題して、私がお話しさせていただきました。
その内容は、ひきこもり人生である私の半生を振り返り、そこから生まれた風月庵活動ならではの活動内容や、沢山の事例を一般化して、お話しをさせていただきます。
私も若い時に、自分で命を絶とうとして、出来なかった経験があります。
風月庵の活動を通じても、実際に自分から命を立った若者を何人か見送りました。
先に行ってしまった仲間に、私の残された仕事として、この活動を出来る限り続けることが、彼らへの祈りを捧げることになると考えています。
そんな私がフリースクール活動をする様になったのは、当然の流れであったとやっと思えるようになりました。
不登校・ひきこもりという生き方を選んでいる多くの仲間に、
あなたがその生き方を選んだことで、あなたの周りは一歩幸せに近づいているよと、今日ここで、お伝えしたいのです。
話しは、「かぜさん」の自己紹介→ひきこもり特性→反抗としての家出→支援ネットワーク作り→訪問支援活動→父親の会→親がかわる→訪問活動の手順→自分で決める→自立支援→ピアサポーター→共有体験を言葉にする→後押し→親がメンターになる
順次ブログで、ご紹介いたします。
その後、1件の質疑応答があり、自殺の回避から楽に生きられるようになったキッカケと道筋は?と、訊ねられ、
→父からの好きに生きていいという解放と、自分が決めた生き方を始めたこと。
回避できたのは、家出したこと。
自殺予防の注意点に、手段を考えていたら緊急事態だと判断しますと、お答えしましたが、各自の事情は異なります。
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