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風をあつめて

不登校・ひきこもりの支援活動をしているNPO法人フリースクール阿波風月庵の代表をしているかぜさんです。この活動で色んな若者やその親御さんと会いました。人の心っておもしろいです。僕自身も活動の中で、生き方がどんどん楽になってきました。そんな不思議な心の話をしてみたいなあ!


 息子と酒が呑みたい  息子と酒が呑みたい  息子と酒が呑みたい [2020年08月07日(Fri)]

風月庵では、20歳以上の若者が通っているので、その若者や親御さんとスタッフとで呑み会をして18年になる。
その間メンバーとスタッフが毎月のように通った時期、お母さん達だけが集い、呑みかつ語る会を開催した頃、お父さんが集い語り合った時代を経て、最近は若者の呑み会体験の場にもなり、ここ2年で会員なら誰でも参加OKになっています。

8月と12月のこの行事も、そもそもは送迎をしてくださるということで居酒屋「O屋」が指定店になり、昭和時代のインテリアも見慣れていました。
今回、駅前の「AD」に15年ぶりに場所を変えました。

CIMG0796.JPG

8月2日は、コロナ保菌者の急増で徳島アラート宣言も出て、対策にも注意報が出された日です。
そんな流れで参加者のキャンセルが出て、少な目の5名でした。

今回初参加のお母さんは、2回目参加の息子さんと、JRに乗って参加してくださいました。息子さんはJRもバスも何年も乗ったことがなかったのですが、これも挑戦ということでした。

「親に言いたいことが言えなかったよね」「いや、云ったらいけないと思ってた」「そもそもなんて云っていいか、言葉がなかったってのが本音」と、話の盛り上がりで、口々にそんな親子のやり取りが話題になります。

今夜は、いやな顔もせず、遠慮もなく、笑いながらそんな言葉が飛び交う場に、酒も、話もすすんでいく。
2時間の呑み放題の時間はあっという間に過ぎ、解散となりました。

「息子と酒が呑みたかった」という親父の言葉は何人かから聞きましたが、実現したことはありませんでした。
去年はお父さんと、今年はお母さんと呑みに来たO君は、これも初めての挑戦となったのでした。
Posted by 林 at 21:19 | 家族・親 | この記事のURL | コメント(0)
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