ヒロシマ・ナガサキのあの日から、60年を超えて再び上映される平和映画の名作「千羽鶴」。同時開催:音楽朗読劇「禎子と千羽鶴」。
第13回爆者と区民の交流セミナー、杉並光友会(杉並原爆被害者の会)主催です。
日時:平成21年8月15日(土)13:30〜16:0 30(開場13:00)
会場:杉並区立産業商工会館 3階講堂
アクセス
先着150名ご招待。
どうぞご家族ご一緒にご鑑賞ください。
問い合わせ:杉並光友会(籾倉) 電話&Fax:03−3390−8556
千羽鶴
世界へ羽ばたけ千羽鶴---
これはぼくらの叫びです
これは私たちの祈りです
世界に平和をきづくための
昭和30年秋、広島の一少女が原爆症で死んだ。鶴を千羽折ると病気が治るというので彼女も級友たちも一生けんめい折鶴をつくったが600羽余りになったとき、この少女は息を引きとった。
級友たちは亡き友の願いをどうしてかなえてあげようかと、創意をこらして、ついに「原爆の子の記念像」の設立を思い立ち、じぶんたちの手で募金運動をはじめた。全国300校からカンパがおくられ、500万円余りに達した。記念像も立派に完成した。この映画はこの話をドキュメンタリーに、しかし、独自の劇作品として描いたものである。
A Thousand Cranes 〜 禎子と千羽鶴
1988年被爆少女、サダコと千羽鶴の話をアメリカの児童劇作家キャサリンSミラーが子供向けの劇として書きあげて以来、世界各国の学校で千回以上にわたって上演されている。この音楽劇を日本で紹介している登坂倫子さんが上演する。
この音楽劇は、広島の織り鶴の少女の戯曲に登坂倫子が導入部を新たにつけた音楽劇です。日本人として、アーティストとして、そして2人の男の子の母として何が出来るのだろう。彼女自身が導かれた答えは、この劇を戦争ムード一色の当時のアメリカで子供達を無料招待して上演することでした。結果、広島の劇は好評を得て、多くの現地の子供達を招待することとなりました。この講演は世界的視野にたって、広島というテーマにしぼらず、家族、友情、希望、勇気といったメッセージを舞台上も、客席も共に体感してゆく構成となっています。
今、多くを問われているこの時代にこそ、世代を超えた普遍的なテーマとしてこの音楽劇が上演されることを心より願います。
Posted by そよ風さん at 12:38 | ピース ニュース | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)