１０日は、愛知大学オープンカレッジ
｢のんほいパークを100倍楽しもう｣の第２回目。

最初に今回のテーマのホッキョクグマのスライドをみる。
展示場の工夫、見せるための仕掛け、
逃げないための設備など
ホッキョクグマならではの話をして、現地に向かう。

途中で、先回のカバをのぞく。

今日は、さつきとみねがでている。
と、大きな波がわき上がり、２頭が素早く動いている。

これは、なかなか見れない光景、
ということで、おさまるまで１０分くらい観察。
カメラの人はシャッターを、ない人は携帯で写真を撮る。
激しい動きはとっても魅力的だった。

これを見ていたせいで、
ラッコの食事時間には間に合わなかった。

ホッキョクグマのダイビングが１１：００からなので、
それを目指して歩く。

極地動物館につく前、裏側が少し見える。
予備の檻の説明、ホッキョクグマを入れるときのやり方、
裏側にある堀の効果などの話しをした後、
フンボルトペンギンの声を聞きながら
ホッキョクグマのダイビング時間を待つ。

だんだんと遠足の幼稚園の子どもたちが集まってくる。
でも、それほど多くないのは、今日が雨のせいだろう。
雨の日は、そういう意味でもお得なのだ。


待っている間に、こんなにまじかに来てくれた。
｢あの足、名でなでしていて、かわいい〜！！」
という声が聞こえてきた。

｢指は５本だねぇ。｣　という声も。
いろんなところを見ていることに感心。


アジをえさに、ダイビングが始まる。
幼稚園児たちに交じって、大人たちも近くに行く。
子どもたちの邪魔にならないようにカメラを構える人、
写真ではなくて、自分の目に焼き付けていく人。

こんな感じで時間が過ぎていった。

その後、となりのキングペンギン、ジェンツーペンギン
イワトビペンギンをみながら、歩き方の違い、
室内の照明の話し、北半球と南半球の違い、
初めて展示場に出した時のペンギンたちや、
繁殖の仕方の違いなどを話しながら見ていた。

好奇心旺盛なジェンツーペンギンは、
説明のための指を顔を動かしながら追っかけてくる。
それも楽しんでみていた。

ラッコも見て、松島の水族館から移動したときの話し、
移動などのストレスに弱いということ、
ちょっとしたキズが命取りになってしまいそうだったこと、
いろんな話をして、時間を見ながら戻った。

ふりかえりでは、
「私、カバがとっても好きになっちゃった。
これからは、必ずカバは見るようになると思う。｣
｢今日は、ホッキョクグマも好きになっちゃったから、
こちらも見逃すことができないわ。｣

一つの動物をしっかりと見ること、
それはある動物のファンになることかもしれないし、
今まで関心のなかった動物に
あらたな興味を持つようになるかもしれない。
動物たちがみんなの心の中で大きくなってくれるといいな。