vol.1 自然の中であそぶこと。[2015年11月28日(Sat)]
なっつの気まぐれ日記 vol.1
「自然の中であそぶこと。」
風の自然学校で活動をしていて感じることや
子どもたちとの関わりのこと、素敵だなあと思うこと、
常勤スタッフ1年目の私、なっつが
自由に、気ままに、書いていく
「なっつの気まぐれ日記」です。
■ 遊具のあそびと自然のあそび
日曜日の公園のあそび隊のあと、
いつも通りスタッフの振り返りを
していた時のこと。
「遊具であそぶこと」と
「自然の中であそぶこと」の話が出た。
なぜかってこの日、
よっしぃが「遊具じゃなくて、なるべく自然の中で
あそんでほしいなあ」と言ったんだよね。
それってどういう意図だったのかという話で、
よっしぃと私(なっつ)は
似ている考えだった。(さすが!)
■ あそびが用意されていない空間。
ただの芝生広場とか、
あそび道具のない公園とか、
そういう場所って
すごくクリエイティブだなあと感じる。
遊具はあそび方が決まっていて、
すべり台では滑るしジャングルジムは登る。
それももちろん楽しいんだけど、
そこには、子どもたちが自分だけの
「〜したい」に気付いて、
それを「あそびで表現する」ということが
少ない気がするんだよね。
大人にとっては「何も無い」と感じる場所でも、
子どもたちのあそびの才能は本当に凄くて、
落ち葉を集めてお風呂にしたり、
落ち葉で料理(おままごと)をしたり、
木の枝に落ち葉を串刺しにして
「焼き鳥」に見立てたり、
すごくクリエイティブにあそぶんだよね。
私(なっつ)にはそれがすごく輝いてみえて、
楽しいなあと思うし、
目の前にあるもの、耳に聞こえる音、
肌に触れる風、そういうのを五感で感じて、
「これがしたい!」という十人十色の衝動をもとに
「あそびで表現する」という子どもたちの姿に、
何とも言えない豊かさを感じる。
お母さんたちの井戸端会議の横で、
道路の白線を線路に電車ごっこをしたり、
白線に石を並べて遊んだり、
落ちている石で道路に絵を描いたり・・・
今ねぇ、「用意されているもの」が多い気がするけど、
なーんだ。
子どもって(本当は大人も)、
大人や社会が心配しなくていいくらい
創造性溢れる存在なんだよね。
遊具から話が飛躍してしまったけど、
あそび方が決まっている遊具じゃなくて、
自分の「〜したい」という衝動に気付き、
クリエイティビティを使ってあそぶ
自然の中の方が、惹かれるものがあるんですよね。
なっつ