原発事故に思う。
東北地方太平洋地震が起こって、今日が5日目、避難所生活は生活物資が不足し、大変きびしい状況になってきています。
それとともに、福島原発の事故も、日に日に深刻さを増しています。
最悪のシナリオに向かって進んでいるにもかかわらず、テレビ報道特に政府の発表や専門家の解説者が比較的楽観的な解説に終始しているように思えてなりません。
変に不安がらせて国民をパニックに陥れてはいけないという個人的な配慮なのか、もっと大きなところでそのような取り決めがされているのかよくわかりませんが、専門家であれば、最善のシナリオと最悪のシナリオが想定できているはずだと思います。
事実、原子力にくわしい人で当初から発表以上に事態は深刻だと言われている方もおられました。
先日ある会合で「事実ではあるが真実ではない」という発言がありました。
原発の報道を見ていて、ふとその言葉を思い出しました。
事実であることには間違いないが、それをどのように説明するかによって、受け手側の印象は大きく異なります。
それが「事実ではあるが真実ではない」ということになるのではないかと思います。
今後、原発事故がどのように進んでいくのか、私にはわかりませんが、最善のシナリオによる一日も早い解決を望みます。
そしてそこに行く過程において、国民がパニックにならず、かつ冷静に行動できるような情報公開をぜひしていただきたい。
今は、「原発の安全神話」を守ることより、一人でも多くの国民が正確な情報を得て、原発の危険を回避できるよう、報道の面でも最大限の努力をしてほしいと願います。
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