高山右近
先日、NHK歴史秘話ヒストリアという番組で、高山右近が取り上げられていました。
高山右近と言われてもピンとこない人が多いと思います。
昔、日本史のなかでそんな名前が出てきたような・・・くらいでしょうか。
私もキリシタン大名だということぐらいしか知識はありませんでした。
戦国大名の一人であった高山右近はある時、息子を人質に取られ、領地と民の命を守るか、息子の命を守るかという究極の選択を迫られました。
その時、右近がとった行動は何と武士という身分を捨てるという選択でした。
敵将であった織田信長は、右近のその行為をあっぱれとし、引き続き大名としてそのまま領地を守らせました。
しかし、悲劇はさらに右近の上に迫ります。
信長の死後、台頭した豊臣秀吉がキリシタン禁令を出し、キリスト教を捨てなかった右近は、大名の地位もすべての財産も捨てることになります。
一介の浪人として、加賀の山内家に預りの身となります。
その生活が何と30年も続きます。
その後、国外追放となり、フィリピンのマニラに送られます。
ところがそこはキリスト教国であり、右近のことは宣教師を通して報告されていたため、熱烈な歓迎を受けることになります。
右近はその後、わずかな期間をマニラで過ごし亡くなるのですが、今もカトリックの中では聖人として敬われているそうです。
その生き方にいろいろな意見があるでしょうが、その何ものにも曲がらない一途な生き様は潔い(いさぎよい)という言葉がぴったり当てはまるのではないでしょうか。
下剋上の戦国時代の中で、高山右近は愛を基に裏切らない武将として生涯を全うしました。
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