きずな文化の祭典 2 [2011年11月14日(Mon)]
朝よりも寒くなったように感じます…
「きずな文化の祭典」 続きです 5 田中はねおけさ…田麦山地区連絡会です! ■田麦山地区連絡会(代表内山敦夫)とは… 中越大震災で家屋の9割が全壊し、殆どの世帯が避難所暮らしと仮設住宅暮らしを経験した田麦山地区。様々な復興活動に取り組む中で、2010年秋から田麦山の将来ビジョンを考える活動が始まった。この中で、かつて田中集落で踊られていた「はねおけさ」、「組みおけさ」を約40年ぶりに復活させようと、踊りの練習に取り組み始めた。今回が初のお披露目であるが、住民同士でこれからも楽しみながら練習と発表を重ね、田麦山の宝ものとして次世代に伝えていこうと取り組んでいる。 40年ぶりの復活… この気持ちを大切に 後継者に引き継いでいきたいですよね 6 和南津おけさ…和南津花笠甚句保存会です! 7 和南津花笠甚句…和南津花笠甚句保存会です! ■和南津花笠甚句保存会(代表金沓和彦)とは… 和南津花笠甚句は、幕末頃に和南津神楽衆が信州碓氷峠付近に伝わる踊りをとり入れ作り上げたもので、花笠を持って踊る勇壮活発の中に情緒とさわやかさがある。昭和58年に旧川口町の無形文化財に指定された。近年高齢化や後継者不足から一時休止状態にあった花笠甚句の継承活動も、平成19年に「和南津花笠甚句保存会」の結成を機に復活。平成20年春、地域づくり団体「わくわく和南美」による花笠甚句DVDの制作もあって活発に行われようになった。現在新たに和南津おけさの習得に励んでいる。 この大切な財産を ぜひ若手の皆さんに引き継いでもらいたいですね 8 小高棒踊り…小高棒踊り保存会・堀澤ファミリー(お囃子)です! ■小高棒踊り保存会(代表石坂富雄)とは… 小高棒踊りは、小千谷市大崩の竜学院にその発祥があると伝えられ、僧兵訓練の流れをくみ新保広大寺の曲により謡い踊られる。二人一組となり黒の衣装、白タスキ姿で各々120cmの棒を持ち打ち合う勇壮活発な踊りで、昭和54年に川口町無形文化財に指定された。 小高棒踊り保存会は昭和51年に結成、練習と発表を重ねながら踊りの技術向上につとめ、永く小学校児童に「子供棒踊り」の指導を続けるなど継承活動にも積極的に取り組んできた。 小高集落は、中越大震災により集団移転を余儀なくされたが、保存会では、今春、堀沢誠氏主宰の堀沢ファミリーによるお囃子の応援を得てDVDを制作した。その後若者もメンバーも加わり、思いも新たにして小高棒踊りの保存継承に取り組んでいる。 若手後継者が新たに加わり 保存会メンバーもますます張り切って踊れますね 9 川口小唄…堀澤ファミリー(お囃子)です! ■川口小唄とは… 郷土を愛する心と新たな伝統を創ろうと、昭和35年に川口小唄の歌詞を公募、その後作詞、作曲、踊りの振り付けがなされ、昭和45年に完成した。以後小・中学校の運動会や川口まつりの民謡流しなどで踊られ、受け継がれてきたが、震災後は踊る機会もなくなり、発表の場も失われていた。今夏、あぐりの里生産者協議会メンバーが夏のイベントで披露、久々に川口小唄の明るい歌が響き渡った。これを機に民謡流しの復活を期待する声も多い。今回、お囃子は堀沢ファミリーの皆さんが担当する。 最後に参加者みんなで踊りました 私も小学生の時には運動会など イベント時には踊っていました!! 今の子どもたちにもぜひ踊ってほしいと思います この素晴らしい財産が失われることなく 次世代へと受け継がれていくことを願いたいです |