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松島基地に米軍が来るなら反対しませんよ。 [2010年05月13日(Thu)]


おはようございます。
あと一日で退院です。
体調良く起きています。
病院で眠れない夜を過ごしたから、早起きになりましたが、いつまで続くでしょうね。

でも、早起きはいいものですね。夜更かし型の仕事スタイルをやめて、朝型に変えようかなと思います。

方丈記ではないですが、畳二枚のカーテンで区切られた空間で、ほとんど物のない生活をしていると、つくづく物は要らないと思いますね。退院したら片付けるぞお!



さて、世間では、普天間基地移転で鳩山総理が追い込まれている、と報じられていますね。決断力がないとか、いろいろマスコミは連日報じています。(見てないから又聞きです。)

しかし、誰が追い込んでいるのでしょうね?

沖縄県は戦後ずっと基地だらけでした。復帰の時だけ一つになりましたが、あとは親戚、兄弟、親子が互いに、基地反対派と条件派に分かれて争ってきました。条件派は、反対しても無駄だからより良い条件を勝ち取ろうというわけです。名護市にいる私の友人は、辺野古の問題で一番苦しいのは、おじいおばあたちが親戚兄弟親子が賛成反対と分かれて争うことだと言って来たことがありました。住民運動は、どんな場合も、この二派に分かれます。原発立地の町も同じでした。その骨肉の争いを高見の見物していたのは誰でしょう?私たち本土の人間ですね。


その沖縄がいま、一つです。普天間基地県外移設で。

鳩山総理は、その沖縄の思いに応えたいと思ったのです。

さて、そうなると、沖縄県民と鳩山総理の前に立ち塞がるのは、誰でしょうか?そうですね。私たち本土の一億人の日本人です。

そうなんです。
鳩山総理は、ほぼ日本国民の99パーセントを敵にまわしたのです。

もちろんマスコミは、対米従属派ばかりですから、いかにアメリカに嫌われないか、嫌われたら困るかばかりアピールして鳩山叩きに邁進しています。

私たち本土の人間は、沖縄に同情しつつも、自分の近くに米軍基地はきて欲しくないということでは完全一致ですから、マスコミの総理叩きをしたり顔でうなづきつつ、傍観するのです。

戦後65年、初めて、沖縄のささやかでとっても控えめな願いである、たった一つの基地でいいから、本土がいままでの労苦をねぎらい、引き受けるよ、と言ってはくれないだろうか、という願いを、私たちは受け止めることはできないのだろうか。そう鳩山総理は、わが国の国民に切々と訴えるべきではないか。もっと開き直れよ。

ちなみに私は松島基地に米軍が来るなら反対しませんよ。
退院決定です。 [2010年05月12日(Wed)]


ただいま、主治医が来て、今朝の採血検査の結果を知らせてくれました。「炎症反応値が、またまた良くなっており、正常値にはなっていませんが、近づいています。このまま回復すると思われますので、退院を許可します。」ということでした。

退院決定です。 14日の金曜日に退院いたします。

退院後は、酒と油ものと過労はご法度、ある程度仕事をセーブして、体力回復に努めなければなりませんが、無理に無理を重ねた生活を立て直す良い機会と思います。

いろいろ心配かけてすみません。
お世話になりました。感謝!

写真のお花は、お見舞いにいただいた花かごが次第に枯れて、残った元気な花を活け直して花かごにしたものです。

ちょうどハサミ片手に花を活けているところに見舞い客がきて、加藤さんがそんなこをしているなんて!!と驚かれました。結構、こういう手仕事ガ大好きなんですが、そうは見えないですかね。

畳2枚のスペース、ベッドの上だけみたいな二週間でしたが、本も新聞もテレビも無くても平気でした。皆さん、それにもびっくりのようですね。
結構、どんなときでも楽しめるって大事ですね。



検査結果の報告 [2010年05月11日(Tue)]


昨夜、主治医から検査結果の説明を聞きました。血液検査もCTスキャン検査も、すい臓湖(水たまりの膿水腫)の炎症はおさまりつつあり、このまま良い経過が続けば、超音波内視鏡を使った針ブス手術は避けられそうです。でも、まだ検討すると言っているからやりたいのかな?(笑)

いやいやそうではないので、明日から点滴と抗生剤をストップしても、次第に食事を普通の食事にしても、血液検査の炎症値があがらなければ、退院のめどがたちます。あと最低一週間くらいは復食観察期間になります。

おかげさまで、順調ということですね。ありがとうございます。

すい臓の水たまりのことを、すい臓湖と呼んでいます。湖を腹に持っている男なんて、なかなかいいでしょう。


  咳をする
  すい臓湖面に
  なに揺れる

          冬芽
ありゃりゃ! [2010年05月10日(Mon)]


ずっと寝てばかりいたから、夜の点滴のせいもあり、睡眠が断続的でした。昨夜から点滴チューブが外れて解放され、眠りが深くなった気がします。

ゆうべは、チューブが外れたにもかかわらず、点滴スタンドをずるずるしながら廊下に出てトイレに向かおうとしてしまいました。看護師さんと大笑いでした。

わたしは神経質なので、相部屋はダメですし、同室者の鼾や寝言も苦手です。点滴点検に看護師がカーテンを開けるだけで起きてしまうくらいです。特に点滴は、無くなってそのまま気づかないと、チューブを血液が逆流するのがあまり気持ち良くないので、看護師さんより熱心にチェックしています。看護師さんもいろいろなので、どんぴしゃりの人もいれば、半分の時間しか経たないのに終っちゃう危ない人もいるし、当然ながら忙しいから見回りがずれる人もいます。腹は全然立たないのですが、自分でマネジメントしてしまいますね。

昨日から三分粥でした。昼ご飯は、お魚さんがつきました。

今日は検査なので、朝ごはんは抜きです。
旅行キット [2010年05月09日(Sun)]


普通入院して大変なのが生活に必要なさまざまな用具をひとセット準備しなければならないことでしょうか。同室の方々も長い方ほどいろいろな用具が増えて、退院時には片付けにひと騒動です。

ところがわたしは今回、人生二度目の入院にもかかわらずあまり困りませんでした。物があまり増えません。

ひとつは、絶食絶水のみならず、新聞雑誌単行本テレビインターネットなど一切をほぼ断ち切り情報断食をしていたからでしょう。

もうひとつは、わたしが普段から旅慣れており、少ない用具でホテル暮らしをしていたからでしょうか。なにしろ年間に出張や残業絡みでのホテル泊まりが百日以上あると思われますから。

そんなわたしの旅行キットが写真です。ちょうど新書サイズのメッシュの小さなソフトケースに、必要最低限の洗面用具が入ってます。写真右下から左回りに、石けんシャンプー、馬油、ひまわり油にローズマリーのエッセンシャルオイルを点下したヘアオイル、ラベンダーオイル、薄い電池シェーバー、粘土の洗顔ソープ(これは今回から登場)、折りたたみヘアブラシです。このキットに爪切りがあれば、あとは、病院とホテルはほぼ同じですから、快適に暮らせます。

日頃、本と書類の山に埋もれて仕事をしていた姿を見ている人たちは驚かれるのですが、実は簡素で整理された暮らしが好きなんですね。

じゃあ、あの本と書類の山はなんじゃい!という方、ごめんなさいね。あれは、前へ前へと闘い続けてきたわたしのいままでの人生と身体そのものですね。本は速射砲の弾薬に他なりません。

そのあたりは、また別の機会に。

昨日は重湯3食でした。
今日は何かな?

おかげで、顔色は良くなりましたね、と言われることが増えました。

絶食10日にして重湯になりました。 [2010年05月08日(Sat)]


絶食10日、ようやく、ただいま復食第一回をいただきました。重湯、味噌汁、温泉タマゴです。重湯美味しくいただきました。味噌汁は身体が人間ピクルス状態なので塩辛く感じますね。デザートにヨーグルト菓子と牛乳。ヨーグルト菓子はイマイチ食べ切れずやめました。牛乳は思案中。なにしろ普段乳製品をほとんど摂らないからねえ。

ごちそうさまでした!
宇宙律俳句 [2010年05月07日(Fri)]


写真を見ていただくとわかりますが、「絶飲水中」の札が今朝「絶食中」に変わりました。正確には昨夜から水を採ってもよいという主治医の指示があり、小さなペットボトル一本の水を一晩中かけて飲みました。最初は苦い味しかしませんが、次第に水の味がわかるようになりました。

これで、すい臓が慌てなければ、次はご飯が食べられます。

新聞、テレビ、雑誌、本など一切をみずからに禁じて、水食べ物の断食のみならず、情報断食に近い環境にいると、いかに心地好いかわかりますね。おもしろいことに、普段働かないものが働き出します。

突然、俳句が湧いてきました。たくさんつくりましたが、一つだけ。あっ、自由律ではなく宇宙律俳句です。

食を絶ち
水を絶ちつつ
充ちてゆく

冬芽
人間ピクルス [2010年05月06日(Thu)]


今日から連休明けですね。午前中は曇り空でしたが、午後はいい天気の仙台です。

入院してから8日目になりました。まだ点滴チューブがついています。食事も水もありません。点滴だけなのにあまり腹が減りません。不思議な感じです。点滴は生理食塩水とビタミンやらなにやらですから、毎日4本の点滴で身体が塩漬けの気分です。たしかピクルスはもともとは酸漬けではなく塩水漬けという記憶があり、大きな樽に胡瓜を詰めたところに、鍋に沸かした塩水をたっぷりかけて少し待つと酸味がでるらしいです。
ついつい自分の身体が、その樽に詰められた胡瓜に思えた次第です。

次第に回復していると感じます。
立夏 [2010年05月05日(Wed)]


今日は子供の日ですね。柏餅が食べたい!子供の頃、子供の日が近づくときまって母親が柏餅を作ってくれました。大きな柏の葉をどこからかとってきて、小豆を煮、やがて白い蒸気の中から熱々の柏餅が・・・・楽しいひと時でした。あっ、おはようございます。入院七日目になりました。熱と痛みはほとんど無くなりました。まだ点滴と抗生剤のみですが、おかげさまで回復しつつあります。開腹はまだしていません。しなくて済むといいと思っていますが、予断は許しませんね。虚心に検査結果を待っています。気分は連休の空のように晴れています。
マグライトとカラビナ [2010年05月04日(Tue)]


今日は少し曇り空ですが、明るい天気で暖かいゴールデンウイークの後半日ですね。今朝も早起きしました。久しぶりのいい気分です。点滴だけですからさすがに体重は2kgへりましたが、痛みと熱がようやく収まってきたからでしょうね。このまま回復すれば、超音波内視鏡手術はしなくても良いかも知れません。もちろん検査で他に見つかるとまたアウトですが、すい臓近くの膿水腫がなくなれば、ある程度の復帰は叶います。窓を少し開けると外の風が入っていい気持ちです。そうそう写真は、マグライトとカラビナです。アウトドア用品ですが、夜中に点滴を確認するときやベッドに何かを下げるときに重宝しています。