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JACEVO設立? [2009年07月27日(Mon)]

仙台の加藤哲夫/せんだい・みやぎNPOセンターでございます。
長い間、ブログの更新を怠っていて大変失礼をいたしました。

ブログというものは、何かちゃんと書こうとすると、
次第に書きにくくなってしまうものなんですねえ。お詫び申し上げます。

本当は時間を取って、もっとたくさん書きたいことがあるのですが、
どうしても、目の前の仕事を優先しているうちに、
ついつい億劫になってしまうのでした。反省しています。

本日は、JACEVO会員募集キャンペーンin東北の開催でした。

■日 時 7月27日(月)13:30〜16:30
■場 所 仙台市市民活動サポートセンター(仙台市青葉区一番町4-1-3)
■定 員 50名程度(先着順)
■参加費 無料
 http://www.minmin.org/info/2009/06/24_1107.php


名古屋から、後房雄さん、藤岡喜美子さん、東京から太田達男さんにご来訪いた
だき、趣旨説明、話題提供、パネルディスカッション、会場との意見交換とあっ
という間の3時間でした。遠路、話題提供いただきましたお三方に厚く御礼申し
上げます。

パネリスト・話題提供者
 後房雄 特定非営利活動法人 市民フォーラム21・NPOセンター 代表理事
 太田達男 公益財団法人 公益法人協会 理事長
 加藤哲夫 特定非営利活動法人 せんだい・みやぎNPOセンター 代表理事 
 藤岡喜美子 日本サードセクター経営者協会設立準備会 事務局長


昨日が仙台市長選というタイミングで、ちょっと告知がイマイチ届いていない感
じがしたのですが、東北の5県から25人程度の参加をいただきました。県と市
の社会福祉協議会の方、市議会議員(2人)、支援センター多数、事業型NPO
のリーダーなどが中心の参加者でした。遠くは、青森県、秋田県、岩手県、山形
県からもご参加いただきました。感謝!!

後さんからは、時代の新たな潮流の中で、非営利セクターの旗を掲げることの重
要性とJACEVO構想について説明がありました。

続いて、公益法人協会の太田理事長から、特定非営利活動法人の呼称にNPO法
人という言葉を使うのではなく、他の公益・共益/非営利法人を含む全体に対す
る総称として使ったほうがいいですね、という冒頭のチクリとした問題提起から、
社会的課題の自発的な市民による解決システムとしての非営利組織/セクターの
必要性がより高まっている中、公益法人の兄貴分のあり方自体が、公益法人改革
で変革されつつある様子と今後の日本の非営利セクター(サードセクター)の展
望について語っていただきました。

それを受けて、加藤からは、せんだい・みやぎNPOセンターがなぜ、JACE
VOのような全国組織の設立にコミットしてきたかというお話をさせていただき
ました。藤岡さんからは自身の、地域活動・ボランティア活動から町議会議員、
そしてNPOへの接近プロセスを語っていただき、JACEVOのような組織を
立ち上げるのに力を注いでいる理由を示していただきました。

会場からの質問では、政治・議論という領域とサードセクターの関わりについて
の質問、JACEVOが成功していくとしたら10年後のイメージは?「伸ばす」
というプログラムの内実についての質問、災害ボランティア団体や政府批判的な
NPO/NGOへの社会的な基盤整備のあり方についてなど、いくつかの意見と
質問をいただきました。

後さん、太田さん、藤岡さんとそれぞれに答えていただき、加藤からは、国レベ
ルでの公共サービス改革についての提言が必要なことと、自治体レベルでの参画
・協働型自治体経営改革支援は連動しており、市民フォーラム21NPOセンター
やせんだい・みやぎNPOセンターのように、市民活動支援だけではなく地域の
NPOと共に参画・協働型自治体改革支援に取り組んでいる支援センターにとっ
ては、公共サービス改革の内実に切り込むことは、喫緊の大きな課題である、と
いう提起をさせていただきました。


最後は時間切れで、予定していた当センターの紅邑常務理事・事務局長(この2
年間、名古屋組とか早瀬さんと一緒に議論してきた者です)の挨拶を飛ばしてし
まい、帰りに晩御飯を奢ることになったうっかり者の加藤の報告でございました。


加藤哲夫