実家です。 [2008年10月27日(Mon)]
久しぶりに実家に泊っています。
今日の午前中までは、岩手県住田町におりました。 住民ディレクターの提唱者、岸本晃さんと一緒に、住田ケーブルテレビのスタッフや 提携している遠野のケーブルテレビの方々などと打ち合わせをいたしました。 地域づくり塾のメンバーの昨日の反応を見ると、 皆さん、ちゃんとした参加型のテレビづくりに興味津々というところです。 あとは、役場の側の理解がどこまで開くか、ですね。 さて、昼から新幹線で仙台まで戻り、仕事の打ち合わせをしてから、 福島の実家に来ています。 というのは、父親が入院していまして、かなり重篤な状態だという連絡があったからです。 個室に入って、食事はもうできない状態で、点滴。 肺の機能がもう少なくなっているので、 脳に酸素が足りず、幻覚を見たりしているようです。 でも、私の声と顔は識別し、ちゃんと話はできないけれど、 相槌と身振りで意志の疎通はできます。 もう1年以上肺がんの手術をしてから自宅で療養し、 9月に肺炎で緊急入院していたのですが、よく持っています。 もともと体力があり、我慢強い人なので、しっかりしているようです。 どんなに具合が悪くても、 見舞いに来る人に椅子を勧めたり、気をつかう人です。 意識が混濁してくると、無意識に点滴のチューブを引き抜いてしまうなど、 放っておくと危ないので、ついていて手を握っています。 まだ力があるので、結構しっかり握ってきます。 親父の手を握るなんて、こんな時だけでしょうね。 いつも実家にも寄り付かない親不孝息子ですが、 こんなときには、なんとかやりくりがついて、ついていられるのも、 まわりの皆さんのおかげです。 |