ただいまブログセミナー中です。会場のビルの１階が丸善でついつい立ち寄ってしまいます。そしてついつい買っちゃいます。今日はこれ！！小林信彦著「定本日本の喜劇人」全２巻(新潮社)です。

わたしは昔から小林の本の愛読者で、1972年に晶文社から出た「日本の喜劇人」を持っていますから、小林はずいぶん時間が経って、定本をまとめたわけです。一緒に買った「映画×東京　とっておき雑学ノート」(文藝春秋)には、孫の話が書いてあるから、昭和7年生まれの著者の気持ちがわかる年に私も近づいているようです。

そうそう、昨日は東京で会議でした。
東京駅でも本を買ってしまうんですが、昨日買った本は、
草薙厚子著「いったい誰を幸せにする捜査なのですか」です。

この本は、奈良県でのエリート少年自宅放火事件のことを、
少年の供述調書の引用をつかって本を出した草薙さん等に対する
検察の捜査と、草薙さんの考えを書いた本です。

一番の中心は、19回にわたる検察の取調べです。
最終的起訴されたのは、調書を見せたとされた医師だけですが、
草薙さんを陥れようとする取調べの詳細が不気味です。
また、マスコミに偽情報をリークして、
被疑者とされた人たちを動揺させる手法の乱用など、
偽情報を垂れ流すマスコミの問題もあぶりだされてきます。

少年法による保護と被害者感情、事件の再発防止や本人の更生、
そして、発達障害や虐待という問題、
これらのすべてが絡み合った問題です。

一読に値すると思います。

ただいま荻上さんに来ていただきブログセミナー開催中です。皆さん熱心にマイブログをつくっています。この画像は携帯電話です。

最近のマイブームは、時代小説。
もともと藤沢周平など、大好きなのだ。
その私が最近はまっているのが、
佐伯泰英著「居眠り磐音　江戸双紙」シリーズである。

文庫本の書き下ろしという時代小説で、２００万部を売っているという。
活字が大きくて読みやすい。
話が面白い。
捕り物帳的な謎解きあり、
恋愛小説の趣あり、
青年の成長を描く、教養小説の側面もある。

全２５巻を越えて、なお刊行が続く長編だが、飽きさせない。
私は、たちまち２０巻を読んでしまい、まだまだ買い続ける羽目に陥っている。

備前関前藩の家老の息子、坂崎磐音が、藩の腐敗分子の策略にはまって、
藩に居られなくなり、江戸は深川の長屋で浪人になる。
そこから事件が・・・


忙しいときほど、小説が読みたくなる加藤です。

ご無沙汰いたしております。
お恥ずかしいけど、なかなか更新できませんね。
この前も、「加藤さん、ブログ更新していませんね」とお会いした人に言われてしまいました。
ちょっと反省ザルです。

今日は、センター主催事業で、「NPOブログ活用講座」です。
講師に日本財団の荻上健太郎さんをお願いして、3時間でブログをつくってしまおうという、
とてもお得な講座です。

昨年、5月にも、このブログ講座を開催させていただきました。
いくつかの団体さんが、その後、ブログを積極的に活用され、
中には、昨年11月のCANPANブログ大賞の福祉賞をいただくなど、
大いに活用されています。

そこで、今年も開催するのですが、
なんと4月27日、29日、5月1日と3日間の開催をいたします。

これは、同時並行して、せんだい・みやぎＮＰＯセンターで運営している
「NPO情報ライブラリー」というＮＰＯの情報公開拠点のデータを、
「みやぎの地域公益ポータルサイトみんみん」というサイトの一部に、
統合して、新しいサービスを展開しようという企てが進んでおります。

その「ライブラリー」登録団体さんたちに、できるだけブログを書いていただき、
その発信情報を、ポータルサイトに自動的にアップされるしくみになるのです。

詳しくは、５月２３日には新しいポータルサイトがオープンいたしますので、ご覧ください。

私も、できるだけ、書くようにしたいと思っています。

ではでは、開催です。
始まり始まり・・・