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メルマガ 第1号 [2007年01月02日(Tue)]

■■■加藤哲夫の蝸牛庵日乗 2007年1月2日 復刊第1号■■■

あけましておめでとうございます。

このメルマガ発行を、ずっとご無沙汰いたしておりました。
このままではいけない!と思い立ち、新年をきっかけに再開いたします。
名前も昔のミニコミ時代の名前に変えました。
60秒ほどおつきあいください。
(ブログにも同一のものを掲載しておくことにしました。)

配信ルートは、日本財団Canpanのメルマガ機能に登録いただいている皆様と、
私の参加しているMLの皆様と、
私と直接メールのやりとりのある皆様に、ときどきお送りいたします。

だから、後者の皆さんには、
継続してお送りすることができないと思いますので、
今後も読みたいと思っていただけたら、
Canpanのメルマガ講読機能を使って、申し込んでください。
 http://canpan.info/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、皆様の2006年はいかがでしたか?

私の昨年は、相変わらず走り回った1年でした。
 (↑何か違うことはなかったのか!と突っ込みたくなりますね。)

◆100回を超す講演、研修の講師をさせていただきました。
3月と10月に2回、コミュニティ政策調査に英国を訪れました。

◆センターとしては、2006年9月1日に、
仙台市市民活動サポートセンターを移転する大仕事に忙殺された1年でした。

1999年6月30日オープンの旧サポセン(仙台市青葉区本町)から、
仙台市青葉区一番町繁華街のど真ん中、地下1階地上7階のビル丸ごとを、
新しいサポートセンターとすべく、スタッフ一同、奮闘いたしました。
 http://www.sapo-sen.jp/

その結果、なんとか9月1日新サポをオープンすることができました。
地下のシアターの運営などいままで以上に人手と知恵のいる新サポですが、
ない袖は振れない仙台市とともに、そしてスタッフとともに、
より良い仕事をしていきたいと思います。


◆執筆関係では頑張りました。
(↑実は今も原稿締切に追われています。今年の課題としては、ひつじ書房の新
刊にチャレンジすることです。)

まず共著を2冊上梓しました。

■『アカデミック・ジャパニーズの挑戦』門倉正美・筒井洋一・三宅和子編
                    ひつじ書房刊 2400円+税
               http://www.hituzi.co.jp/books/275.html
■『コミュニティの自立と経営』   財団法人東北開発研究センター監修
            山田晴義編著 鰍ャょうせい刊 1905円+税
           http://www.tohoku-drc.or.jp/report/books.html

また、ハンズオン埼玉の出版への協力というところでしょうか。
第2版に指定管理者制度と協働について寄稿しました。
これは本当に価値のある本で、私は200冊近くを販売しました。
おススメします。

■『私のだいじな場所〜公共施設の市民運営を考える』 1000円+税
 編集: 協働→参加のまちづくり市民研究会
 発行: (特非)市民活動情報センター・ハンズオン埼玉
     http://machiken.org/mk/modules/news/article.php?storyid=74
     http://www.hands-on-s.org/daiji/

監修もいたしました。

■『大人愉快団!NPO入門』インプレスジャパン刊 1300円+税
           http://home.impress.co.jp/reference/57598.htm



◆今年は、11月で、せんだい・みやぎNPOセンターは10周年です。
昨年は、理事をしている日本NPOセンターが10周年を迎えました。

1981年にカタツムリ社を始めて、同時期に市民活動の世界に飛び込んでから、
あっという間の26年でした。
この十数年は、日本における市民セクターの確立のために、
NPO支援組織であるセンターを立ち上げ、力を尽くしてきました。

まあ、自分で言うのもなんですが、よく働いてきたと思います。
一日15時間、1年360日働いてきました。
ワーカーホリックの典型でしょうね。


大阪ボランティア協会の発行書籍の中に、
岡知史さんの『知らされない愛について』というエッセイ集があります。
その中に、「失われた命の意味について」という文章があります。

世の中にはたくさんの理不尽な死があふれています。
そのようにして死んで行った人々の命の意味は、
生き残ったものたちが決めることである、と岡さんは言うのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  生きている人たちは、ぼくたちに向って「そうだ」とも「そうでない」とも
 言ってくれるが、死んだ人は何も言わない。だからこそ、死んだ人はすべてを
 生き残った人に託している。生きている人は、死んだ人のすべてを受け取るよ
 うに死んだ人から期待されているのである。
  それだから、死んだ人はしばしば生きている人の誰よりも、人を動かす。生
 きている人に応えようとして動く人は少ないが、死んだ人に応えようとして動
 く人は多い。なぜなら、生きている人の命は生きている人本人のものだが、死
 んだ人の命は生き残った人たちのものだからである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そう考えると、私も、思い当たることが多いですね。
この十数年の私の行動は、
死んだ人の期待に応えて動いてきたと言っていいところがあります。
エイズ問題に関心を寄せ、取り組みを始めてから、
たくさんの人たちが私の前からいなくなりました。
その人たちの命の意味を背負ってきたというと大げさですが、
私にとってのその人たちの命の意味を探して頑張ってきたというところでしょう。


団塊の世代の退職が報じられています。
私も1949年(昭和24年)生まれです。
でも、2007年問題と言われてもピンときません。
最初から退職しているようなものですから。

小さな自営業からNPOの経営者という経験は、
体のいいフリーターのようなものです。
雇われではありませんが、いつ職を失っても不思議はない。
そういう世界で三十数年間生きてきましたから、
いまさら退職も老後もありませんね。

ただ、もう少しゆったりとした生き方や暮らし方に舵を切ってもいい年頃かな、
と思うようになりました。
さすがに体力の衰えも実感しています。

そうは言っても、

 光が見えるから闘うのではない。
 暗黒の中で闘うことこそが希望である。

という言葉にも真実を感じてしまうのです。
美しく老成した人生など無縁という気もします。

相変わらず、情けない世情に棹差し、石を投げていきたいと思います。
今年もよろしくお付き合いください。

                        2007年1月2日 記