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■■■加藤哲夫の蝸牛庵日乗 2009年1月1日 第13号■■■ [2008年12月30日(Tue)]

■■■加藤哲夫の蝸牛庵日乗 2009年1月1日 第13号■■■

本当は14号でした!! お恥ずかしい。

実はまだ12月の29日なんですが、新年に向けた年末恒例メルマガです。

今年もいろいろ皆様のお世話になりました。ありがとうございます。
お陰様で無事、年を越せそうです。

◆目次
  ■還暦?
  ■仕事漬け
  ■地震
  ■DVD
  ■父の死


■お恥ずかしいことに、毎年のことなのですが、机の周りを片付けることと、た
まった仕事を片付けることが重なって、どうにも情けない正月を迎えます。
今年も、寒い事務所で一人黙々とパソコンを叩いているのです。

それなのに(何がそれなのになのかわかりませんが)来年というか2009年には私
はなんと還暦を迎えます。えー、実感が湧かないなあ・・・

還暦って? Wikipediaで調べてみました。

・・・・・・還暦(かんれき)とは、干支(十干十二支)が一巡し、起算点となった年
の干支にふたたび戻ること。通常は人間の年齢について言い、数え年61歳(生ま
れ年の年号に60を加えた年)を指す。本卦還り(ほんけがえり)ともいう。以後、
その年は「今年、還暦を迎えた」の様に表現する。・・・・・・

なーんだ!! 私は2010年にならないと還暦ではないのでしたね。ハイ、あと1年
の執行猶予をいただいた気分です。

→→なんと、勘違いもはなはだしい。メルマガを送った方から、
   計算違っているんじゃない?とお叱りを受けました。
   やっぱり、2009年が還暦のようです。トホホ・・・(1/1記)


■相変わらず仕事漬けの生活を送っています。

1年の3分の1は、せんだい・みやぎNPOセンターの経営に関する会議出席や意
志決定の仕事をしています。出席が義務付けられている会議は、約60回です。そ
れにスタッフほぼ全員の面談を年に2回。これらはほとんど出席しています。
(1月にはほとんどの会議の年間スケジュールが決まり、それを確保してから講
演などの仕事をしています。)

今年、当センターは、多賀城市の市民活動サポートセンターの管理・運営を受託
しました。今までの、仙台市市民活動サポートセンター(1999〜)、仙台市シニア
活動支援センター(2007〜)に加えて、3つの公共施設の管理・運営を担うことに
なりました。そのためスタッフが総数30数名の大所帯になり、ますますマネジメ
ントが重要になってきました。幸い、二人の常務理事とスタッフの皆さんの力で
困難を乗り越え、全国的にも高水準の市民活動支援を続けられていること、感謝
したいと思います。今年から受託している多賀城市は、人口も6万人弱の小さな
都市で、狭い意味での市民活動だけではなく、生涯学習や地域コミュニティ組織
の活動支援なども総合的に担う施設として位置づけられ、市長の唱える地域内分
権の推進のための重要施策になっています。


さらに、3分の1は、複数の自主事業や受託事業の管理です。昨年ですと、サポー
ト資源提供システムとみんみんファンドの運営管理、NPO情報ライブラリーと
地域公益活動ポータルサイトみんみんおよびHPの構築と運営管理、名取市の支
援センター相談員管理と事業管理、環境基金の組織マネジメント講座、アダプト
シンポジウム、情報開示と協働とCSR系のセミナー、インターン生による議会
改革の取り組み調査、東北労金との提携事業など、施設系ではない多数の事業の
マネージャーとしての仕事をしています。

 →みやぎの公益活動ポータルサイトみんみん
         http://minmin.canpan.info/


そして一番労力を使っているのが、ほとんど一人で仕事をしている講師派遣やア
ドバイザー、他組織との協働事業などです。年間100回を越すNPOマネジメン
ト研修および行政職員研修の講師、地域づくりコミュニティ再生事業関連講師・
コーディネーター、協働のしくみづくりのコーディネーター、CANPANと連携した
地域・テーマ公益ポータル推進プロジェクト、環境基金の評価委員、若者の社会
起業家支援の若起塾、JACEVO(日本サードセクター経営者協会)などの仕事です。

また、今年度は、経産省のソーシャルビジネス&コミュニティビジネス推進協議
会の形成へ向けた委託事業を、潟fュナミス、いわてNPOセンターと共同受託
しています。また、内閣府の元気再生事業で、東北圏地域づくりコンソーシアム
の形成を、宮城大学事業構想学部、まちづくり政策フォーラム、財団法人東北開
発研究センター、パシフィックコンサルタントなどと共同で進めています。多賀
城市の地域経営アドバイザー業務を含めて、地域コミュニティの再生と自立へ向
けた政策づくりと地域の取り組みに関わることが増えてきました。

この部分は、当センターがNPO支援を進めていく中で、将来、地域の課題を解
決するために、NPOを含む多様な主体の参画による地域づくり支援に道を拓く
ものと考えています。


■さて、今年は、6月に、宮城県北部と岩手県南部に大きな地震がありました。
いつものことですが、自然の猛威の前には、人間の小ささを思い知らされます。
しかし、そこから立ち上がるのも人間です。大きな支援活動はできませんでした
が、さまざまな救援の申し出のコーディネートや職員が交替でのボランティア派
遣、募金活動などを行ってきました。中山間地域での局所的な被害ということで、
同じ栗原市でも、なかなか実感がないところもあり、大規模合併自治体の課題を
感じさせました。現在は避難所から仮設住宅に入った被災者たちは厳しい冬に立
ち向かっています。

これから緊急救援期から復興期に入っていくわけですが、救援→復興の過程で、
被災者市民が置き去りにされたり、被災者と他の地域住民の間の微妙な関係がま
すます断絶したりすることなく、また県内の心ある人々の新たな関わりの創出も
含めた、新しい地域づくりに向けた取り組みを始めたいと考え、関係団体や機関
と準備に入っています。復興基金などが作られない中で、どのように資金を確保
しながら、地域づくりにつながる取り組みに多くの人々を巻き込むかが課題です。


■例年と違って、今年はあまり本を書きませんでした。忙しすぎて原稿も断った
りしていましたからでしょうか。その中で、火星の庭というブックカフェの発行
で、「ブックトーク」として断続的に話をする機会を続けています。今年は5回
の開催でした。読んでオススメしたい本と時事問題を絡めた言いたい放題の2時
間ですが、若い方々が興味を持って参加してくださいます。普段はなかなか発言
しにくいことを、観客がいて話をすることができるのは、私も考えがまとまって
ありがたいものです。

12月25日は、田母神論文についても触れました。公権力の行使の地位にあるもの
が、言論の自由を標榜して、公的に積み重ねてきた政府の見解や外国との信頼関
係をぶち壊して懲戒免職にならないというお粗末な幕切れに、後味の悪い思いを
した方はたくさんいらっしゃるでしょう。これは言論の自由問題ではない、とい
うことをほとんどマスコミがちゃんと書かないという情けなさも味わいました。

友人に紹介してもらったのですが、村上龍のメルマガJMMの中の水牛健太郎と
いう人の文章「田母神論文問題ーー浮き彫りになる政治とメディアの危機」がこ
との本質を見抜いています。(11/16)
http://12191.diarynote.jp/200811170518523751/


このようなブックトークをDVDにまとめたものが2冊発行されました。

第1集は、3月に発行されました。

「加藤哲夫のブックトーク〜てっちゃん、今何読んでるの?〜」

 DVD 収録時間120分
 トーク内容の補足資料など、書き下ろしによるブックレットつき
 定価2000円+税

 初回100部限定・4大付録
 ★カタツムリ社第1作『戦争と私』(1981)
 ★メモリアルキルト仙台展(1994年開催)の当時のチラシ現物
 ★「原発赤信号」3号分(1988年発行の現物)
 ★単行本未収録原稿
  「エイズが教えてくれたもの−患者・感染者サポート活動から−」

お申し込みは、火星の庭までお願いします。
      http://www.kaseinoniwa.com/cafe/bt.html

第2集は、この12月25日に発行です。

「加藤哲夫のブックトーク〜てっちゃん、今何読んでるの?〜」 Vol.2
     〜朗読パフォーマンス「市民の日本語」〜

 DVD 収録時間120分
 定価2000円+税

 初回100部限定・3大付録
 ★『レッグス 平和への道はない道が平和である』ブライアン・ウィルソン著
   仙田典子監訳 島田啓介訳 カタツムリ社刊
 ★『中日対訳版ぬりええほんひゃくばんめのサル』ケン・キース・ジュニア著
  北村弓絵と文 木下貴雄中国語訳 カタツムリ社刊
 ★「ネットワーキング宣言」(1)〜(12)「コンパ」連載原稿のコピー冊子


■最後になりますが、今年私は、父を亡くしました。享年86歳。10月30日の朝の
ことでした。数年前から肺ガンの手術を受け、体力の衰えが次第に進行していま
した。母と二人の生活で、ほぼ寝たきりになるまで、自宅で頑張っていました。
9月に肺炎になり救急車で入院、そのまま約2ヶ月の入院生活でした。仕事が最盛
期なのですが、なんとかやりくりをして病院に通い、父や母と話をすることがで
きました。私はほとんど仕事三昧の生活なので、両親とも信頼関係はあるのです
が、寂しい関係であったと思います。それをいくらかでも取り戻すことができた
でしょうか。
亡くなる直前の3日間は、ずっとベッドの傍らで、意識が薄れている父と話をし
ておりました。いい時間でした。家族を守り、仕事に全力投球をし、最期は母と
共に信仰に生きました。

私にとって、父の存在は、これから大きくなっていくのではないか、と思ってい
るところです。何らかの形で父に有情有縁の皆様には、生前のご厚情に感謝した
いと思います。

そうそう、父とほぼ同い年の詩人、ナナオサカキも、この12月23日に、「人間家
族」の発行をしていた大築さんも21日に亡くなったという知らせをいただきまし
た。
冥福を祈ります。


                             2008/12/29記
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