
土曜日課 [2017年08月26日(Sat)]


8月26日、残暑も厳しい日々が続いていますが、今日は朝から、



当園では、毎月の第4土曜日を開所しています。
日頃、作業での疲れを発散できるよう、レクレーションを行っています

今月は、外出すると暑さで熱中症になりやすいこともあり、外出は避け、カラオケとDVD鑑賞、どちらか好きなほうを選んでいただきました。
カラオケでは、それぞれ好きな曲を選んで、披露していただきました。
歌った充実感とすっきり感、
そして、歌い終わった後、みんなからの拍手もうれしそうにされていました。

DVD鑑賞班は・・・・
ディズニーの『眠れぬ森の美女』を見入っておられました。
休憩時間、Rさんが、「園長先生から、美女っていわれた〜」とうれしそうに話してくださりました

お昼は、お弁当を注文しました。
5種類ほどの弁当から、自分な好きなものを事前に選んでいただきました。
どれにしようかと、あたりまえのようですが・・・・『自分で選ぶ』 ということも、ここでは、利用者の方にとって大切な体験であることを、私自身学びました。
私自身、ここに勤めて学ぶ日々が続いていますが、当園の方針である、『地域社会のなかで、当たり前に暮らす』ことができるためには、いろんな体験が大切だと学びました。
ただ、レクレーションでリフレッシュするだけでなく、今回のような『自分の好きなものを選ぶ』など、一人一人の方を理解されたうえで、利用者の方が自分の意思を出すことができるよう、指導員の方が支援されていました。また、カラオケでも、「自分が歌ったらおしまい」というわけでなく、ほかの人の歌うのも聞いて、拍手をしたり、そうすることで、お互いがにこにこされているのを見て、「なんでも、大切な意味があるんだ」と学びました。
その積み重なりにより、利用者の方は、本当に、生きる力と助け合う心を自然と身に着けられているなと、実感したことがあります。
先日、ある利用者の方が、作業中に水道の水を出しすぎて、床がびしょびしょになってしまったことがありました。すると、すぐに、周りの利用者の方が、ぞうきんを持ってきて拭いたり、近くの職員に報告してくれたり、職員が行ったときには、何事もなかったかのように、みんな作業をされていたそうで、その話を聞いたときは、すごいなと思うのと、自分の心の汚なさを実感しました
