梅雨明けにふさわしい,気持ちのよい青空が広がる1日でした。
絶好の海日和。
午後からのマダイ放流を楽しみに,子どもたちは午前中の学習を一生懸命がんばりました。
まずは,給食の紹介から。
今日のメニューは,麦ご飯,春雨と中華風つくねスープ,ひじきサラダ,牛乳でした。

ひじきサラダももちろんおいしかったのですが,個人的に,春雨と中華風つくねスープが最高でした。
久しぶりに子どもたちと給食をいただきましたが,ご飯とおかずを交互に,上手に食べる子どももいれば,いわゆる「ばっかり食い」の子どももいて,給食指導の大切さを改めて実感することでした。
将来,誰かと一緒に食事をしたときに,相手の人と互いに気持ちよく食べることができるといいですね。
6月も,おいしい給食をありがとうございました。
今週最後の給食は,7月最初の給食でもあります。
夏休み前まで,これからもよろしくお願いします。
さあ,おなか一杯になり,外で元気に遊んだ後は,いったん家に帰って,花瀬海岸に集合。
楽しみなマダイの放流です。
木陰でお話を聞きます。


お店で売っているマダイを,一目見て,天然物か養殖物か見分ける秘密を教えていただきました。
どのようにして見分けるのかは,子どもたちに聞いてみてくださいね。
説明の後は,早速放流。
マダイの稚魚が入っている活魚車は,今日の朝,垂水を出発してきたそうです。
鹿島の漁協のみなさんにも御協力いただき,1人1つのバケツに稚魚を入れて渡していただきます。

大事に大事に運んでいる途中に,「ハイチーズ。」
(今は,何と言って写真を撮るのでしょう・・・。)















魚が元気に泳いでいくように,水の中から丁寧に放流していきます。





これは,放流に飽きて,貝を探しているわけではありません。
マダイの稚魚は,まだ8pにも満たない大きさなので,石の間などの隙間に隠れようとしてしまうのです。
挟まって動けなくなった稚魚を,沖へ逃がしてあげているところなのです。
海岸と活魚車を何度も往復して,たくさんの稚魚を放流することができました。
が,何といっても大量の稚魚。
岸壁に停めた活魚車から直接放流する様子も見せていただきました。

このような仕組みで,直接海へ放流します。


最後は,御協力いただいたみなさんにお礼。

昨年度はヒラメ,今年度はマダイと,貴重な体験を毎年させていただいています。
命について考えること,資源について考えることなど,大変よい機会だと思います。
子どもたちのために御協力いただいているみなさん,本当にありがとうございます。
子どもたちは,「楽しかった〜!!」と,とても満足げな表情でした。
来年度も,よろしくお願いいたします。
明日から7月。
1学期のまとめの月です。
気持ちよく夏休みを迎えることができるように,明日からまたがんばっていきたいと思います。