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週報41 2/18〜24 by中内 (03/20) 就活の履歴書
まち歩き〜ルーキー編〜 (02/09)
活動報告会@東京の報告書 [2013年02月10日(Sun)]

1月5日(土)に東京でおこなわれた活動報告会
「これからの唐桑を語ろう〜2013年からくわ丸活動指針〜」の報告書が完成しました!
1月中に出来上がっていたのですが、
お知らせするのが大変遅くなってしまいました・・・申し訳ありません。
報告会の様子やみなさまの声などまとめましたので、
当日ご参加いただいた方も残念ながらお越しになれなかった方も、
ぜひご覧いただければと思います。

開催から一ヶ月以上たった今でも、5日のあの熱気を思い出すと、
メンバー一同身が引き締まる思いです。

今後ともからくわ丸をどうぞよろしくお願いいたします。

presen-takuma3.jpg

P1050827-pp.jpg

presen-rookies.jpg

※報告書はHPからご覧いただけます。
http://karakuwamaru.net/
12/2 松圃ふれあいのつどい [2012年12月02日(Sun)]

 今日は、松圃地区の集会所にて“松圃ふれあいのつどい”が開催され50名ほどの地区民の方がいらっしゃいました。そのなかでからくわ丸の事務局メンバー(えま、しょうこ、いつこ、くによし)の4人が「復興ボランティア活動からまちづくり活動へ」というタイトルで講演を行いました。このような場を設けていただいたことは、今まで活動しているなかでも初めてで自分達の活動を地区民の方々に知っていただけるよい機会となりました。自治会長さんはじめ自治会の方々、地区民の皆さま本当にありがとうございました。

内容はというと・・・

@ 自己紹介
A からくわ丸の活動紹介
   ・まち歩き
   ・からくわ未来予報誌KECKARA「けっから。」
   ・若者によるまちづくりの場を 〜KARAKUWA ROOKIES SUMMIT〜
B メンバーから活動への思い

といった形で発表させていただきました。発表の様子はこんなかんじ↓↓↓↓

PC020316 - コピー.JPG

最後の“メンバーから活動への思い”の部分では、4人それぞれが“唐桑への思い”や“休学(休職)にいたった経緯”“今後の活動への抱負”などを思いのままに話しました。なかには涙して聞いてくださったお母さんもいて、私たち自身にとっても思い出深い時間となりました。

発表のあとは、地区民の皆さまと一緒に“唐桑音頭”や“大漁節”を踊って、最後はみんなでラジオ体操をして幕を閉じました。

IMG_3023[1].JPG

こういった機会があればまたぜひ発表したいな、とからくわ丸メンバー一同思いました。
皆さんご連絡お待ちしています!!
寒い日が続きますが、明日からもがんばっつぉーーー

Kuniyoshi
東北大学復興フェアへいってきました! [2012年11月14日(Wed)]

11月2〜4日の三日間、
2012東北大学祭内の復興フェアにて
「からくわストラップ」と「からく輪(ミサンガ)」を販売してきました。

からくわストラップとからく輪は、
仮設住宅福祉の里C棟談話室にておかあさんたちが作っているストラップです。


【からくわストラップ〜C棟が繋ぐ復興の輪〜】
からくわストラップ!.jpg

【からく輪】
からく輪.JPG


か、可愛い〜♪
ちなみにわたしはストラップを携帯カバーと筆箱に、
ミサンガは常に右腕に身につけています。

普段の販売は、東京を拠点として活動する学生団体
「唐桑応援隊、アシタカ〜明日翔〜」
http://ashitakarakuwa.jimdo.com/)が
東京でのイベント等での販売を中心におこなっています。

今回、事務局スタッフのしょうこの繋がりにより、
東北大学の学園祭で復興フェアが開催されるということを知り、
からくわ丸事務局スタッフも仙台へと足をのばしてきました。


一日目はしょうこと私で朝の6時に唐桑を出発。
仙台へと車を走らせること3時間。
平日にもかかわらず東北大学は学園祭の雰囲気でにぎわっていました!

屋外に屋台が立ち並ぶ中、
復興フェアは、屋内で。

各地で活動する団体のブースが並びます。
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からくわ丸のブースはこんな感じ。
, 035.JPG

この日は、唐桑に何度か足をはこんでくれている
東北学院大学ボランティアセンターのメンバー、
きくちゃんといずみちゃんも助っ人でお手伝いにきてくれました!ありがたや。
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準備を終えて10時に開店!

…しかしながら、外でにぎわっている場所からやや離れていることもあってか、
なかなか人がはいってきません…。


1時間、2時間と経過。
相変わらずポツポツとしか人が来てくれません。
お昼に近付き焦りもでてきたわたしたち。

"ここまで来たのに、唐桑のこと全然知ってもらえないなんてくやしい!"


スタッフに直談判。


「外で販売してきてもいいですか?」

「外での販売が禁止されているので…。」

「・・・。」

「あ、でも、宣伝ならかまわないですよ!」



宣伝!!!!!!!!



ということで、しょうこといずみちゃんが宣伝部隊、
きくちゃんとわたしがブース部隊の二手にわかれました。


すると!

スカッシュサークルのイケメン3人を連れて来ました!
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ブースに来てくれた3人はからくわストラップとからく輪をみて
「すげー!」「これ手作り?」
と興奮した様子でみてました。

「宣伝しときますよ!」
なんとまったく関係のない私たちの団体ステッカーを
自分たちの看板に貼ってくれるあたたかさ。

去っていったあと、しばらくすると…
「こいつも連れてきました」
といって、他のメンバーまでブースに連れてきてくれました。

かっこよすぎるぞ、スカッシュサークル!

このあとちゃんと「くるぽて」も買いにいきました。笑



そしてまたもやしょーこといずみちゃんがひっぱってきた!
, 030.JPG

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お笑い芸人並みにおもしろかったフットサルサークルのイケメンズたち。
みんなでからく輪を買っていきました。
試合、絶対勝ちますよーーーーー!

もちろんかれらの塩やきそばも買いにいきました。笑
美味しかった!



相変わらず人の入りはなかなかよくないものの、
訪れてくださる方を捕まえては話します。

「唐桑ってご存知ですか?」

からはじまり、唐桑のこと,おかあさんたちが談話室で
わいわい楽しくつくっているストラップのこと、
自分たちの活動のこといろいろ話します。

最初は少し緊張したけど、
訪れてくださる方はみなさん真剣に話を聞いてくれました。

こんな感じで、16時まで楽しく販売しました。
この日は計20個のからくわストラップとからく輪が届けられました。




正直なところを言えば、もっともっとたくさんの人に訪れてほしかった。
もっともっとたくさんの人に唐桑のこと知ってほしかった!

それでも今回わたしたちのブースを訪れ、
話を聞いてくださった方、ストラップやミサンガを買ってくださった方に
確実に想いは届いたと思っています。

”ひとりでも多くの人に唐桑を知ってもらえるように。”

この想いを大切に続けていきたいと思います。



また、今回参加したことで、他団体の人たちとも繋がりができました。
場所は違えど同じ想いで活動している人たちとの出逢いは
いつでも嬉しいものです!ありがとうございました!

二日目と三日目も合わせて今回の復興フェアでは、
からくわストラップ計25個
からく輪(ミサンガ)計27個
合計¥20,600 の売り上げとなりました。
※このうち9割の¥18,540が作り手のおかあさんたちに届けられます。


ブースを訪れてくださった方、購入してくださった方、ありがとうございました。
お手伝いにきてくれたきくちゃん、いずみちゃん、
りか、ぽち、るな、かじさん、ありがとうございました!


また今回、同日程で、
東京のほうではアシタカが、
早稲田大学・学習院大学・立教大学の三大学で
販売&唐桑写真展示をおこないました。

その模様はアシタカブログでご覧ください!
( http://ameblo.jp/ashitakarakuwa/ )


これからも”ほそく・ながく”続けていきますので
どうぞよろしくお願いいたします。



ITSUKO
賀茂神社のお祭り 〜見学〜 @賀茂神社 [2012年11月04日(Sun)]

11/3

賀茂神社のお祭りにからくわ丸メンバーで見学に行きました!!
いつもお世話になっているボランティア先の小原木小学校の児童たちが太鼓に出演するとのこと…


オープニングはその児童たちと保護者の方々が行っている「大沢打囃子保存会」のみなさん!!
みんなばっちり揃っていてかっこよかったです。

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続いては小原木中の生徒達による「ソーラン節」
青空のもと大漁旗を紡いだはっぴが大沢の地を華やかに彩っていました。
ソーーラン ソーーラン♪

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ダメ押しは3姉妹による踊り!!
観客のみなさんもうメロメロ・・・笑
みんなおひねりをたくさん舞台になげていました!!
踊り終わった後の最高の笑顔!!

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出店では賀茂そば、山形芋煮、カレーなどなど・・・お腹いっぱいになりました!!
ごちそうさまです。
しかも
ジャーーーン!

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ほやぼーやバルーーーン!!
ともかく子供たちの笑顔に癒された一日でした。

11/18の牡蠣祭りが楽しみだーー!!
みなさんぜひぜひ唐桑に来てください。

Kuniyoshi



みどりのカーテン資材・土の撤収作業 @唐桑町 全仮設住宅 [2012年10月18日(Thu)]


10月13日と14日の2日間、みどりのカーテン資材・土の撤収作業をエスペック株式会社のゴーヤ先生の指導のもと、初日は小原木小学校・小原木中学校・旧唐桑小学校・漁火パーク 住宅 、2日目は福祉の里住宅A・B・C棟にて行いました。

具体的な作業内容は
@プランターにある土を一箇所に集め、ブルーシートをかぶせる。(土は来年、肥料と合わせて使います。)
Aネットを軒下や屋根の上に巻き上げる。

これだけ聞けば大したことないように聞こえるのですが、なかなか腰の折れる作業でした。
初日のお昼ごはんには、小原木小学校の仮設に住む皆さんと一緒に牛丼を食べました!
青空のもとみんなで食べるごはんは最高ですね!!

来年にはねかせてある土もまた栄養をたっぷり含んで再び、唐桑町の窓に立派なゴーヤのなった緑のカーテンがかかることでしょう!!
今から来年が楽しみです♪
作業を手伝ってくださった住民の皆さまや株式会社エスペックのゴーヤ先生はじめ関係者の皆さん本当にお疲れ様でした!!

作業に熱中しすぎて写真を全然撮ってなかったー(笑)
↓↓↓小原木中にて作業したときの1枚↓↓↓
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Kuniyoshi
日本財団学生ボランティアセンター(Gakuvo)運営『チームながぐつプロジェクト』第38陣コーディネート −後編− [2012年09月14日(Fri)]

つづき
(前編はこちら→https://blog.canpan.info/karakuwamaru/archive/24
 
●1日目(26日)
ミッションその1:とりあえず歩いてみる
朝8時半に集合して臨海花劇場の方付けを終えたあと、滝浜へ。
2チーム(N班:巨釜〜滝浜 S班:滝浜〜御崎)に分かれ、代表の加藤から今回のプログラムの説明を受けます。
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各チームには地元案内人・地元の有志・からくわ丸事務局スタッフがつき、それぞれ15名ほどで1チームを構成。
遊歩道をとりあげた「からくわ未来予報誌KECKARAけっから。#2」を片手に、
地元案内人のあとをついて遊歩道を歩きます。

【N班の案内人】千葉正樹さん
シーカヤックなど唐桑で楽しめる体験ツアーを新たに起こそうとしている熱い唐桑人!
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【S班の案内人】伊藤惇さん
最低でも月に1度は調査のために歩くという遊歩道のプロフェッショナル!
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2時間弱という短い時間でしたが、
だれひとり怪我をすることなく無事に遊歩道を歩き終えました。
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みんなどんな発見があったのでしょう!


ミッションその2.振り返り
海岸亭で腹ごしらえ(マスター、ごちそうさまでした!)をしたあとは、
午前の遊歩道探索をふまえてのワークショップ。
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「こんな遊歩道はいやだ!」という点から
「こんな遊歩道にしていきたい!」を導いていきました。

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ゴミが落ちてない遊歩道
案内板がきちんと整備されてる遊歩道
安全に歩くことのできる遊歩道
地元の人達に愛される遊歩道
・・・・・
みんなの理想の遊歩道が挙げられていきます。

海岸亭を発ったあとは、Gakuvo恒例津波の勉強会。
馬場国昭さんに、津波の映像を交えながら震災の啓発をしていただきました。


ミッションその3.翌日の活動内容を検討する
そこからさらに場所を移し、翌日遊歩道で実際に何ができるか考えていきます。

「やっぱりゴミ拾いじゃないかな」
「壊れていたベンチなおしたい」
「看板つくりたいけど、道具もないし明日いきなりは無理だよね...」
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様々な意見がでるなかで、
「今後に繋げていくなら、看板をたてたい個所や整備すべき個所を地図におこして次の活動につなげていくのはどうかな?」

これだ!
S班、N班、すこし内容は違えど、「地図づくり」をするという目的のもとに再度遊歩道をあるくことが決まりました。
それでも自分達が今できる範囲で修繕できる個所は修繕したい!という熱い想いのメンバーにより、
S班は作業班も併せて結成。

その後、気仙沼旧市内をめぐるツアーを加藤がおこないました。

●2日目(27日)
ミッションその4.活動の実践
ふたたび滝浜に集合です。
初日にそれぞれ学生たちが決めたプロジェクトを実行します。

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2日連続の遊歩道あるきは体力的にもきついところがありますが、
そこはさすが若者パワー!
2日目も誰ひとり怪我することなく無事活動終了。


ミッションその5.まとめ&発表
午後はGakuvoと縁の深い民家「唐桑御殿 つなかん」にてまとめ作業と発表会。
当初1時間を予定していたまとめ作業でしたが、学生たちも熱がはいり、30分の延長!


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いよいよ発表会です。
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各班が作成したまとめ資料・地図はこちら!

【S班】作業チーム
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わずかの時間に、道と階段の整備・倒木の撤去・ベンチの修復・草刈りまでやってのけました。


【S班】調査・地図づくりチーム
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(以下、アップ)

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各ポイントごとにそれぞれ色を分け、わかりやすくまとめてくれました。
「植物は自分達では正確な名前はわからないから、専門家の人達にききたい。看板があったらもっと植物も楽しめる」
など具体的な意見が出たことは大きな成果です。


【N班】
滝浜と巨釜(おおがま)の地図、その名も「TAKIBAMAP×OGAMAP」。
ネーミングセンスが光ります。
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(以下、アップ)

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危険個所を信号にみたて色分けしてマッピングをおこなったり、ユニークな看板案など、
学生ならではの視点でユーモアあふれる地図が完成しました!


【N班】N班が考える今後の遊歩道

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(以下、アップ)

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なるほど!遊歩道を利用したイベントがあれば人が訪れるきっかけになります。

学生たちがまとめてくれたこれらの情報は、今後の遊歩道改善のヒントになりました!


ミッションその6.総振り返り
陣のしめくくりでは5チームに分かれてグループディスカッション。
『Gakuvoに参加する前とした後で気持ちがどう変化したか』
『今後自分は何をしたいか。どう関わっていきたいか』
を各チームで話し合いました。

「来る前はガレキ撤去をすると思っていた。こういうカタチのボランティアがあることを知った。」
「地元のおじいちゃんがわたしと話したことですごく喜んでくれた。うれしかった。若いだけで力になれることもあるんだと思った。」
「東京ではもう被災地の報道はほとんどないけど、実際に現地へ来て見て復興にはまだまだ時間がかかることを痛感した。友達や家族に話して一人でもおおくの人へ広めたい。忘れない。」
「絶対にまた唐桑へ来たい」
想いを語る時のみんなの表情は真剣そのもの。
同じ景色をみていても、同じ活動をしていても、感じること考えることはほんとうに人それぞれ。
大切なことは、忘れないこと継続すること。

今回の陣に参加したみんなが、どうか思い出にしないように。
唐桑でも唐桑以外でも、場所はどこだっていい。
今回の経験を今後に活かしていってほしいと思います。

4泊5日、お疲れ様でした!

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日本財団学生ボランティアセンター(Gakuvo)運営 『チームながぐつプロジェクト』第38陣コーディネート −前編− [2012年09月14日(Fri)]

8月24日〜28日まで日本財団学生ボランティアセンター(通称Gakuvo)の派遣する
『チームながぐつプロジェクト』第38陣の唐桑での活動をコーディネートしました。
今回の参加者はなんと学生ボランティア27名と引率2名の計29名!
久しぶりの大所帯です。

25日「臨海花劇場」のお手伝い
24日の夜に唐桑へ到着したみんなは、25日の朝から地元主催夏祭り「臨海花劇場」@小鯖のお手伝い。

朝10時に小鯖に集まったGakuvoのみんなはまず、
いまだに散乱するガラス片や石などを取り除いて会場の整備をおこないました。
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ひとりでも怪我人がでては楽しいイベントも台無しですからね。


午後は会場設営班と花摘み班に分かれて活動。
臨海花劇場は、花に囲まれたステージでのライブイベント。地元小鯖地区の方が続々と集まります。
イベントスタート後は、駐車場整備や会場警備等、イベントが安全に快適にすすむようにお手伝いしました。
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(写真提供:高橋一之さん ありがとうございます!)
唐桑をこよなく愛する地元の有志も一緒に活動です!

21時過ぎにイベント終了。簡単な撤収作業を終え22時解散。
朝から夜遅くまで一日おつかれさまでした。

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(色とりどりの花と大漁旗に囲まれたステージで記念撮影 /
 写真提供:高橋一之さん これまた素敵な写真をありがとうございます!)


26・27日遊歩道あるき
26日27日は今回の陣のメインともいえる『遊歩道あるき』!
【プログラムの概要】
2班に分かれ、地元案内人・地元のルーキーと一緒にそれぞれ巨釜〜滝浜間、滝浜〜御崎間の遊歩道(唐桑半島東海岸)を歩き、今後、遊歩道をよりよいものにするためにできることを主体的に考え、実行してもらうというもの。

遊歩道に対する活動が“被災地ボランティア”になるのでしょうか?唐桑町の復興とどう繋がるのでしょうか?

【今プログラムの二つの主旨・目的】
@遊歩道の見直しは唐桑の魅力再発見・まちづくりに繋がる
現在、私たちからくわ丸は復興まちづくり活動をおこなっています。
そして、ここ唐桑の人達に、地元の魅力にもっともっと気づいてほしい、
地元の魅力を再発見してほしいという想いのもとおこなっている活動のひとつが「まちあるき事業」です。
その中で見つけた唐桑の魅力のひとつがこの遊歩道でした。
波の音を聞きながら緑を楽しむことができる、山菜が採れる、野生の動物に出逢える...
唐桑にはこんなに素敵な遊歩道があるにもかかわらず、歩く人が少なくなったことや震災の影響により、
道が整備されていない個所や通行止めの個所も多く、現在は一部獣道と化しています。
ぜひ地元住民に遊歩道を改めて知ってほしい。
老若男女かかわらず気軽に歩くことができるものになれば、地元の魅力を再発見してもらえるかもしれない。
唐桑をもっと好きになるかもしれない。
もっと誇りをもってくれるかもしれない。
“よそもの”である私たちだからこそ、地元の人達が気づくことがない魅力に気づいて発信することができます。
まち活性化のきっかけづくりができます。
そんな想いで今回の活動フィールドを遊歩道に絞り、今後の課題を考えてもらいました。

A“主体性”が求められる被災地ボランティア
従来、唐桑でのGakuvoの活動は、おおむね現地のコーディネーターが提供してきました。
でも、今は現状が変わってきています。復興の過程で、唐桑町ではどういった活動が必要なのか、その活動が地元の人にとってどのような意味があるのかを考え、その場かぎりではなく継続性のある活動が求められているように感じます。
今回Gakuvo38陣に参加した学生には、
“遊歩道のこの個所を○○してください”
というような一方的な活動提供ではなく、実際に遊歩道を見てもらったあとで
“まちのために遊歩道をどのようにしていきたいか”
“自分たちが実際にできることはなにか”
を主体的に長期的な目線で考えてもらうことを大切にし、活動してもらいました。

つづく

みなとの灯@鮪立 [2012年08月23日(Thu)]

8月15日(水)に鮪立地区で鮪立灯流会主催のイベント『みなとの灯』がおこなわれました。

当日は、灯流会の方約30名とボランティア約30名の総勢60名近くで準備にあたりました。
鮪立湾をぐるっと2000本ものろうそくが囲みます。

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「3個半で置いていくとちょうどいいんだ」

回数を積み重ねてきからこその発言!


壁には虹と文字が描かれます。

DSC01363.jpg

わたしは虹の部分を主にお手伝いたのですが、
上のほうにろうそくを置く作業は本当に怖かったです...。
それでも、「これでもう準備終わりかな?」と思っても、
黙々と隙間を縫うようにろうそくを置いていく師匠こと富幸さんの姿に、
このイベントにかける想いをひしひしと感じ、
頑張らないわけにはいかなかったです!


16時半すぎ、設置完了。

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あとは暗くなるのを待つのみ。


18時半、いよいよ点灯。
海に向かって黙とうを捧げます。

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約2000本ものろうそくが鮪立の夏の夜を彩りました。
このイベントが鮪立ではじまって今回で6年目。




灯流会のメンバー、章夫さんはこう話します。


―鮪立の夏にはコレがある。
こどもたちにそう思ってほしい。
こどもたちに“ふるさと”をつくりたいんだ―



間違いなくろうそくに彩られたこの夏の夜の風景は、空気は、
ここ鮪立でしか感じられないものでした。

鮪立の、唐桑の、こどもたちもきっと感じているはず。
この灯りがこどもたちへ、さらにそのこどもたちへ...
そうやってこれから先、何十年も続いていくことを願います。

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Itsuko
気仙沼・唐桑Tシャツ海岸 [2012年08月04日(Sat)]

本日・明日、いよいよ「気仙沼・唐桑Tシャツ海岸」が開催!!
メインは明日です。みなさん、どしどし来てください。場所は唐桑の半造です。

唐桑Tシャツ海岸.jpg


国立公園に指定された美しいリアス式海岸
奇抜な岩たちが海原に並びます
木漏れ日を演出する松の木々
自然のふかふか絨毯を織りなす松の落ち葉
そこに なぜかTシャツがひらひら!?
いろんな想いが描かれたTシャツは気持ちいいくらいにあちこちに干されています
マッチしないはずの風景が なぜか落ち着く雰囲気を…

…以上、今日の私の感想。笑
不思議な気持ちにさせてくれるイベントです!
「何年ぶりに半造に来たべや」と話す地元のじいちゃんばあちゃんも。嬉しいです。

明日は、園地で虎舞などなどのお披露目もあります。
からくわ丸はグッズを販売しております。あの「がんばっつぉー唐桑シリーズ」が復活です。
ぜひ、来て見てってください〜

もっと詳細を…
「からくわ放送局」
http://www.karakuwa-ocean.org/2012/08/01/%E3%81%84%E3%82%88%E3%81%84%E3%82%88-%E4%BB%8A%E9%80%B1%E6%9C%AB-%E5%94%90%E6%A1%91%EF%BD%94%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%84%E6%B5%B7%E5%B2%B8/

かとうたくま