• もっと見る

« 「まちづくり懇談会」の報告(2013年度) | Main | インフォメーション(2014年度)»
プロフィール

からくわ丸-Karakuwa Designers Leagueさんの画像
<< 2015年03月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
リンク集
最新コメント
夏恋
週報41 2/18〜24 by中内 (03/20) 就活の履歴書
まち歩き〜ルーキー編〜 (02/09)
【唐桑ルポ25】原田燎太郎氏の唐桑中講演会〜Part2〜 [2015年03月22日(Sun)]

「唐桑は奇跡のマチだって言う人がいるんだよ」
事務局・加藤がそういった途端、中学生の目つきが変わった。

奇跡のマチ・唐桑
鈴木重雄さんとtkm.png



唐桑の国民宿舎唐桑荘の前にこの銅像が建っている。
故・鈴木重雄さん。彼は唐桑出身のハンセン病回復者だ。
優秀だった彼は、東京商業大学(現在の一橋大学)在学中にハンセン病が発病した。

当時の日本は「らい予防法」によるハンセン病患者の隔離政策の真っ只中であり、
中国と同様、一家からハンセン病患者がでたことが世間に知れたら家族も差別対象になった。
もう故郷には帰ってこれないと思った故・鈴木さんは両親にもハンセン病だということを告げず、
海外への亡命を装い、自殺場所を探す旅にでる。
旅の途中でハンセン病の国立療養所に行き着き、療養所で「田中文雄」として過ごした。

その後、ハンセン病も陰性となり社会復帰をした彼は、ふるさと唐桑のために尽力する。
それを知った一部の町民が町長選挙に推薦。1973年。鈴木重雄さんは町長選挙に出馬した。

この話を紹介した後、加藤は続ける。
「結果、僅差で負けたのですが、この話は実はすごい。」

当時の日本のハンセン病差別は世界にも類を見ないほど徹底していた。
警察を動員して、ハンセン病患者刈りを行ったほどだ。

そんな時代に、ハンセン病回復者である故・鈴木重雄さんが
自分がハンセン病元患者ということを明かし、出馬した。
この人だったらこのマチをよくしてくれるかも。と応援した人がいた。

「唐桑は奇跡のマチだって言う人がいるんだよ」

それから40年、東日本大震災が起き、からくわ丸の前身である、
FIWCのワークキャンプが唐桑に入った。
−−−−−−−−
「ワークキャンプで世界を一つの家に」
原田さん、加藤の共通の「志」を受けた中学生の中から、ワークキャンパーになる人が出るかも?!

(文:佐々木美穂)
【唐桑ルポ24】原田燎太郎氏の唐桑中講演会 [2015年03月21日(Sat)]

1月28日、「福祉と人権を考える会 」の授業の一環で唐桑中学校の学生に向けて
中国のハンセン病回復村で活動する原田燎太郎さんの講演が行われました。
また、からくわ丸事務局・加藤との対談もありました。
中国のハンセン病回復村と気仙沼市唐桑町。接点のないようなこの2つの場所で活動するおふたりには共通の志があったのです。
おふたりの活動の指針となっている「志」とは?それを受け中学生はどんなことを感じたのでしょう。
P1287930.JPG

「僕はかめさんになりたかった。」
冒頭で原田さんは
「いつも人と比べる子供で、言いたいことも言えない、やりたいこともやれない子供だった。中学2年までいじめをうけていたし、なんとか大学にも入ったけど就職活動で失敗して、僕は社会からもいらない存在とされてるんだ。と感じた。」と語った。

「どーんと、でっかいことやろうぜ!」
そんなとき、一人だけ原田さんを必要としてくれる先輩がいた。
その先輩が言うでっかいこと、それは『中国のハンセン病回復村でのワークキャンプ』だった。
IMG_0034.JPG

「明日出会う人が自分の人生を変えてしまうかもしれない予感」
原田さんはいう。
「行くまでは、中国のこと嫌いだったんだよね。メディアの言うことを信じてた。でも行ってみたら、そこで人生を変えてしまう人に出会った。」

ハンセン病は極めて感染力が弱く現在は薬ですぐに治るし、後遺症もでることはない。
しかし、かつては有効な治療法がなくその後遺症から恐ろしい病、遺伝病とされてきた。
ハンセン病を発症すると家族ごと村八分にされるため、山奥や孤島に隔離された歴史がある。
治っても家族のもとに帰ることはできない。

社会からつながりを断たれたハンセン病回復村で、原田さんは蘇おじさんという回復者に出会った。
彼は、ハンセン病を病んだという過去をうけとめ、ありのままの自分を受け入れる強さをもっていた。

「心の英雄の叫びに従え」
ありのままの自分をうけとめられない自分。就活に失敗して絶望している自分。
そんな自分が「ちっちぇー」と情けなくなった。と原田さんは語る。
「蘇おじさんに学びたい。」
そう決心して2003年、大学卒業後にハンセン病回復村嶺后村に住み込んだ。
「ありのままの自分を認められたとき、自分の心の中の英雄が叫びはじめた。」
原田さんが活動を始めて10年以上が経ち、今では毎年2000人程の日中の学生が回復村でワークキャンプを行っている。
つながりの破壊の象徴である村が、つながりを生む場となった。

「他人同士いがみあうそんな世界ではなく、仲間同士として支え合う世界を作りたい。」
中学生は目を輝かせて原田さんの話を聞いている。ヒーローでも見ているようだ。
しかし、次の言葉を聞いて、ハッとしたようだった。
「でも、でっかいことばっか言っててもだめで、大切な人は身近にいる。夢はもちつつ、周りの人を大切にして生きていきたいな。みんなに言っているようで、自分にも言い聞かせてるんだけどね。」
P1287843.JPG


パート2につづく。
(文:佐々木美穂)
【唐桑ルポ23】まるこ屋セミナーB [2015年02月24日(Tue)]

2月4日、日本財団学生ボランティアセンター(Gakuvo)の古川さんを招き、まちづくりセミナーの3回目を行いました。

今回の課題は、
・企画書を作成する
・スケジュールを決める
・かかる経費の見込み
を作成し、発表すること。。。。

今回はより現実的なものにするべく、1回目、2回目のセミナーで各自持ち寄った案を一つにまとめ、毎晩皆で話し合いました。


いざ本番、が、またも皆緊張(笑)
伝えたかった内容もなかなか出てきませんでした(笑)

企画書自体は良いとのこと、しかし、受益者、からくわ丸としての軸が見えてない。
古川さんからは、ゼロ査定をいただきました(泣)

経費の方もぼろぼろでした(ー ー;)考えが甘かったです(ー ー;)

企画書って作るの難しいですね!それだけに、今回のセミナーも勉強になりました!知らなかったこと、気付けなかったこと、色々教えて貰えました!

古川さん、今回もありがとうございました。次回もよろしくお願い致します!


鈴木貴広
【唐桑ルポ22】宵祭りにて♪ [2015年02月08日(Sun)]

去る1月10日☆

この日、唐桑では『宵祭り』

恒例になりつつある、からくわ丸メンバー行ける人皆で、地元の御崎神社へ向かう☆

お参りや今年一年の運試しであるおみくじを引いたりする。
また、色々な出店が並ぶなか、一際目を引く、地元唐桑の縁起物である『はじき猿』それを購入。
悪事や災難をはじき去るといわれる縁起物。
これで今年も頑張れそうだ(*^^*)☆

そして帰路に着こうとしたその時、わたくし畠山、なんと小さい女の子に急に手を繋がれるという…(笑)

驚いていたら『おい!お父さんこっちだ!スミマセン…!』
と少女のお父さんあらわる(笑)

なんとお父さん違いでした…(笑)

悪い気はしなかったので、なんか正月早々いきなり運を使ってしまった気分に…(笑)

と、まぁそんなおもしろ体験をした『宵祭り』でしたとさ(#^.^#)♪

おしまい(///ω///)♪

零番隊やっくん
IMG_9827174847902.jpeg
【唐桑ルポ㉑】からくわ丸新年会 [2015年02月05日(Thu)]

皆々様☆

明けましておめでとうございます(*^^*)

さぁ、今年もスタートです(^o^)!

さて、そんな新年一発目は、去る1月7日☆
『からくわ丸新年会』をうちの別宅(天空)でおこないましたp(^^)q

美味しい鍋や料理を囲んでの宴☆

そして、この日はメンバーの結婚祝いや、海外へ旅立つメンバーの送別会なども同時におこない、終始笑いあり涙あり、楽しい新年会になりました(#^.^#)

幸先よし( v^-゜)♪

また、一年☆
からくわ丸メンバー一丸となり、頑張っていく所存でありますo(^o^)o!

零番隊やっくん
DSC_3529.jpg
【唐桑ルポS】唐桑年末キャンプ2014 [2015年01月24日(Sat)]

昨年の12月30・31日に、本部地元メンバーの3回目の唐桑年末キャンプを行いました。
唐桑年末キャンプとは我々の拠点地、「ホーム」の大掃除です!

実際は泊まりはしないのですが、2日間ガッツリ掃除しました。

今回の掃除はホーム内のほとんどの荷物を外に出し、床をおこしゴミを取り、敷物を新しいものと取り替えました。

他にも、書類・食器等の整理整頓、ホーム内の模様替えなど。

2014年のホーム内とは違った配置になったので、興味ある方は是非遊びに来て下さい(笑)


零番隊 梶原
image (1).jpeg
【唐桑ルポR】子供たちとひたすら遊ぶ休日 [2015年01月18日(Sun)]

 2015年も間近に迫った12月27日。中井公民館に10人ほどの子供たちが次々やってくる。特別なイベントがある訳ではなく、ただ単純に「一緒に遊ぶ」という事を子供たちは楽しみにしてくれていた。

 中に入るや上着を脱いで「何して遊ぶの?」と子供たち。26歳の自分はしばらくコートを脱げず、子供の元気の良さに感心する。
 ソフトバレーに卓球、サッカー。みんな目をキラキラさせていた。もちろんこちらも全力で遊びにはまる。ケードロなんて小学生以来だったけど心底自分が楽しんでいた。

 お昼は子供たちの手作りカレー。すっかり女の子たちは慣れている様子で、野菜は各々の家庭の切り方があり、見ていて面白い。しばらくするといい匂いがしてくる。沢山作ったカレーもあっという間に完食だった。

 自分はイベントしか子供たちとふれ合う機会がなかったから「一緒に遊ぼ!」という一声がすごくすごく嬉しかった。これからもこんな繋がりを大事にしていきたいと思った、そんな充実した休日。

弐番隊 金野
写真 (45).JPG
【唐桑ルポQ】メリーカラクワス2014 [2015年01月05日(Mon)]

12月25日燦さん館―

今回で4年目を迎えた、メリーカラクワス。通称メリカラ。
唐桑の3つの学区から沢山の小学生が集まるクリスマスイベント!

もう唐桑ではみなさんご存知(?!)のイベントで
「今年もやるんだね!」
「今年も行くよ!」
「来年もやってね!」
という声を多々かけていただきます。


メリカラは2011年に日本財団学生ボランティアセンター(Gakuvo)のボランティア派遣で来た大学生からスタートして、今回の2014年はからくわ丸学生部隊・広島部隊の学生がメインでした。

今回来た大学生は3年生以下がほとんどで、2011年に初めてメリカラを開催した時には高校生だった学生ばかり!

2011年に来ていた大学生はもう社会人。

メンバーが入れ替わっても、こうやって東京や広島から学生が来続けているのは、継続して活動する学生の頑張りで、新しい学生が来ていることはもちろんですし、地元の方や色々な方の支えや協力があってからこそだと思います!


そんなおかげで、今回も子どもたちの楽しむ顔、学生の楽しむ顔が沢山見ることが出来ました!

ってことで、みなさんこれからのメリカラもお楽しみに!笑

さちを
写真 (34).JPG
【唐桑ルポP】遊歩道を歩く会 [2014年12月05日(Fri)]

11月22日、
中井小学校の土曜学習で行われた
「遊歩道を歩く会」にからくわ丸として
参加させていただきました!
当日は天気も良く、参加者多数でとても
楽しく歩くことができました(^O^)
地元に住んでいると、遊歩道を歩く機会が
なかなか無いため、新鮮でした。

子供たちも数々の絶景スポットに大喜び♪
楽しそうに歩く親子の姿を見て、自分も親に
なるときが来たら子供と一緒に歩きたいなぁ
なーんて妄想を膨らませてました(照)

今後も地元のイベントにたくさん参加させて
いただきながら地元の素敵なところを再発見
していきたいです!

もえ
DSCN2413.JPG
【唐桑ルポO】まるこ屋セミナーA [2014年11月28日(Fri)]

11月14日、日本財団学生ボランティアセンター(Gakuvo)の古川さんを招いてて、まちづくりセミナー(全三回シリーズ)の二回目がおこなわれました。

二回目は、古川さんが前回参加者に宿題を出していった「妄想シート(企画書)」の完成と、自分達がやりたい企画の「プレゼンテーション」。

プレゼンテーションということで、参加メンバーはみんな緊張(笑)。

ライトニングトーク(今回は持ち時間3分)を行ない、ある程度の緊張はほぐれたものの、いざ本番のプレゼンテーションに入ると頭の中は真っ白・・・

「えーっと」「あのー」の言葉しか出てこない・・・

若干の沈黙

汗が出てくるでてくる

伝えることの難しさ、話すことの難しさを痛感しました(泣)
自分の中で「うわー、失敗しちゃったなー」というネガティブな気持ちはそこまで無く、「こうすれば良かった」「もう少し楽に考えよう」という前向きな気持ちが強かったです。

緊張しっぱなしだったけど楽しく勉強できた、そんな二時間でした。
古川さん、今回もありがとうございました!

梶原
写真 (44).JPG
| 次へ