11月24・25日に、鮪立(8月に開催)・松圃(9月に開催)に引き続いて、中地区でまち歩きを行いました。
今回は、東京から来たWAVOC(早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター)の学生8名と引率1名と一緒に歩きます。
〜1日目〜
朝、WAVOCが到着し、みんな少し緊張した雰囲気の中、まち歩きのオリエンテーションを行いました。まち歩きとはなんぞや、まち歩きの目的はなんぞや、といった内容を説明しました。
オリエンテーションが終わると、班分け(今回は3班に分かれました。)をして、案内人をしてくれる地元の方々との顔合わせをしました。お互い自己紹介をして、雰囲気もやわらかくなったところで、いざ出発っ!!!!!
この時は、まだみんな元気そう(笑)
「あれは何ですか?」
この言葉は、まち歩きには欠かせません。まち歩きでは、とにかく案内人の人にどんどん質問をします。普段どこにでもある物や、見たことのない物、珍しい物、不思議に思った物、おもしろいと思った物に出会ったならば、それが何なのかを聞くのです。そうして、たくさんの発見をしていきます。
そうして、たくさん質問しながら歩いているうちに見つけた・・・
発見っ!!その@
緑瓦の御殿っ!普通、御殿の瓦は赤や黒。唐桑ではじめて緑瓦の御殿を見ました!
発見っ!!そのA
木彫りの彫刻!とあるお家で作っているんだそうです。見事な職人技!
他にも色んな発見をしながら歩いているうちに、あっという間にお昼ごはんの時間に。
お昼ごはんは、案内人の方のお家でいただきました。
夕市(地元直販所)で買った美味しい漬物や炊き込みご飯、案内人のお家の方がだしてくださった心まであったまる豚汁を、掘りごたつでいただきました。その掘りごたつの形がなんと丸っ!!唐桑でも丸い掘りごたつは珍しいみたいです。お家の中にまでたくさんの発見がありました。体力を回復してさあ、午後出発っ!!
発見っ!!そのB
これは早馬山からの展望台からの眺めです。早馬山からの360度パノラマは本当に綺麗でした。
発見っ!!そのC
とあるお家にいる坊様。この坊様は、いつもは前をむいて立っているのに、震災2日前には北を向いて立っていたんだとか。他にも、この坊様にまつわるお話がありました。なんとも、不思議な坊様です。
たくさんの発見をしているうちにようやくゴール地点に到着。そして休む間もなく、たくさんの発見を忘れないように文字におこしました。
そして、ようやく1日目終了。みんな、へとへとでした。(笑)
〜2日目〜
2日目は、みんなで昨日の見つけた発見をもとに1枚の絵地図を作りました。
白い紙がどんどん鮮やかになっていきます。
そうして、約4時間かけて作った絵地図がこれっ!!通称、なかまップ!!
いや〜なかなかの出来栄え!!
そして、この絵地図を使って、地元の方を呼んで発表を行いました。
思ったよりもたくさんの方々が集まってくれて、発表者もドキドキ。質問をしてくれたり、補足説明をしてくれたり、地元の方々も「なかまップ」を気に入ってくれたみたいでした。
発表が終わった後は、みんなで絵地図を囲んで、フリートーク。ここでも、また地元の方から色んな話が聞けました。
普段は、車では訪れることの多い中地区でしたが、歩いてみると本当に知らないこと・知らないものばかりでした。そして、まだまだ知らないことが隠れているはず!また中地区でまち歩きがしたいです。
今回、協力してくれた中地区の方々、WAVOCのみなさん、本当にありがとうございました。
まち歩きはこれからも継続してやっていきたと思いますので、どうぞよろしくお願いします。