8月15日(水)に鮪立地区で鮪立灯流会主催のイベント『みなとの灯』がおこなわれました。
当日は、灯流会の方約30名とボランティア約30名の総勢60名近くで準備にあたりました。
鮪立湾をぐるっと2000本ものろうそくが囲みます。
「3個半で置いていくとちょうどいいんだ」
回数を積み重ねてきからこその発言!
壁には虹と文字が描かれます。
わたしは虹の部分を主にお手伝いたのですが、
上のほうにろうそくを置く作業は本当に怖かったです...。
それでも、「これでもう準備終わりかな?」と思っても、
黙々と隙間を縫うようにろうそくを置いていく師匠こと富幸さんの姿に、
このイベントにかける想いをひしひしと感じ、
頑張らないわけにはいかなかったです!
16時半すぎ、設置完了。
あとは暗くなるのを待つのみ。
18時半、いよいよ点灯。
海に向かって黙とうを捧げます。
約2000本ものろうそくが鮪立の夏の夜を彩りました。
このイベントが鮪立ではじまって今回で6年目。
灯流会のメンバー、章夫さんはこう話します。
―鮪立の夏にはコレがある。
こどもたちにそう思ってほしい。
こどもたちに“ふるさと”をつくりたいんだ―
間違いなくろうそくに彩られたこの夏の夜の風景は、空気は、
ここ鮪立でしか感じられないものでした。
鮪立の、唐桑の、こどもたちもきっと感じているはず。
この灯りがこどもたちへ、さらにそのこどもたちへ...
そうやってこれから先、何十年も続いていくことを願います。
Itsuko