自衛隊の情報保全隊が、国民の自由な活動を敵視して「反自衛隊活動」とレッテルを貼り監視しています。この訴訟は、東北６県の１０７人の原告が仙台地裁に国を相手取って起こしたもので、仙台地裁に続き、２０１６年２月２日に仙台高裁も、監視活動を事実だと認め、違法だと判示しました。
　控訴審判決には不当な部分があり、これ撤回させるため２月１５日、ふたたび最高裁に上告の申し立てを行いました。最高裁では、東北６県の原告７５名と１６７名の弁護団、各地の支援運動とともにたたかいました。上告は却下されましたが、原告１名への監視を不当とした仙台高裁判決は確定し、国に損害賠償を支払わせ、９年に及んだ闘いは大きな成果を収めました。
　このブログは、自衛隊の国民監視差止訴訟への支援を呼びかけてきましたが、その運動の記録と情報提供を引き続き行っているものです。