ニュース第17号を発行しました [2009年06月29日(Mon)]
第8回口頭弁論は7月6日(月)16時15分から、仙台地裁一階の大法廷で行われます。
今回の口頭弁論では、亘理町のみやぎ生協前で行った街頭ライブを監視されていたシンガーソングライターの苫米地サトロさん、大崎市議の小沢和悦さん(旧・古川市議)の2人が意見陳述します。 苫米地さんに関わる記述は、2004年1月の自衛隊内部資料に登場します。しかし監視された街頭ライブが行われたのは2003年12月。内部資料には、シンガーソングライターの活動では公表していない実名と勤務先までが書かれています。一ヶ月の間に自衛隊またはその意をうけた何者かが苫米地さんの身辺調査をしたとしか考えられず、意見陳述では個人の人権を侵害する監視の実態を指摘し、被告に認否を迫ります。 小沢市議は、地方自治法にもとづく旧・古川市議会の意見書採択を「反自衛隊活動」としていた情報保全隊の不当性を厳しく指摘します。 口頭弁論では、弁護団が、今後の立証計画を明らかにします。 被告の国側には、この間の口頭弁論で一人ひとりの原告が指摘した具体的な監視の事実について、認めるか否認するか、態度を明らかにすることが求められています。 ◎終了後に仙台弁護士会館で報告集会を行います。
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