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生き物アート10 [2008年08月20日(Wed)]




 今回の作品は、ミカヅキコモンエビ Urocaridella sp. です。頭胸甲の背面を撮影してみました。
 ミカヅキコモンエビは、体長2cm程のテナガエビ類です。額角(頭の先の"角"の部分)が黄色く、三日月のような様子を呈することからこの和名が付けられたようです。体が基本的に透明なので、黄色のラインや赤の斑紋がとても奇麗に見えます(まるで宝石のように....)。魚類をクリーニングすることが知られています。ダイビング中に時折良く見られる種ですが、近縁種を含めてまだ学名が決定していないようです。
生き物アート9 [2008年08月06日(Wed)]



 今回の作品は、ホシゾラワラエビ Chirostylus stellaris Osawa, 2007 です。頭胸甲の模様を拡大してみました。三角矢印のようになっていて、なかなか素敵です。
 「エビ」という名前はついていますが、異尾類といってヤドカリ類などに近いグループです。ダイバーに人気の甲殻類です。ごく最近の研究で、本州沿岸に生息するオルトマンワラエビ C. ortomani Miyake & Baba, 1968 とは、別種であることが分かりました。通常、イソバナ類やヤギ類などの上に生息していますが、共生関係にあるのかどうかなど、詳しい関係は不明です。
生き物アート8 [2008年08月02日(Sat)]



 今回の作品は、トゲツノメエビ Phyllognathia ceratophthalma (Balss, 1913)です。腹部の模様を背側から撮影してみました。ちょっと小型の個体ですが、美しい模様が見られます。
 トゲツノメエビは、フリソデエビ科に属する2〜3cm程度の小型のエビです。眼の先端が尖っていることが名前(和名・学名ともに ! )の由来です。美しい体色と特徴的な体形で、ダイバーにとても人気のあるエビですが、残念ながら個体数はさほど多くないです。
 僕の経験では、ガレ場の転石下に生息しているウミシダ類の側にいるのを良く見るので、何か関係があるのかなと思っているのですが、今のところ良く分かりません。フリソデエビはヒトデ類を食べますが、もしかしたらトゲツノメエビも棘皮動物などを食べるのでしょうか?今度見つけたら試してみようかと思います。
生き物アート7 [2008年07月14日(Mon)]







 今回の作品は、ゾウリエビ Parribacus japonicus Holthuis, 1960 です。腹部(腹節)の背面を拡大してみました。こぶ状の隆起がとても面白い形と色をしていると思いますが如何でしょうか?
 ゾウリエビは、その名の通り、体が「草履」のように扁平です。英語でも「slipper lobster」ですね。これでも一応イセエビの仲間なので、もちろん食用になります。セミエビや他のイセエビ類に比べると、腹部の身の量は少ないですが、とても美味しいです。個人的には、刺身ではゾウリエビが一番美味いと思ってます。また、頭胸部は、みそ汁に入れたらスゴくダシが出て美味しいです。




 沖縄には、ゾウリエビに良く似た種として、ミナミゾウリエビ Parribacus antercticus (Lund, 1793) がいます。数的にはミナミゾウリエビの方が沢山いると思います(場所によってはゾウリエビの方が多いこともありますが)。
生き物アート6 [2008年07月12日(Sat)]





 今回の生き物アートは、ツノテッポウエビ属の一種 Synalpheus sp.です。このテッポウエビは、ウミシダ類に共生していて、通常、ウミシダ類の背側周辺に雌雄ペアで生息しています。沖縄の浅海のウミシダ類には、コマチテッポウエビやハクセンコマチテッポウエビがよく見つかりますが、本種はそれらとは別種です。テッポウエビ類の分類は難しいのですが、恐らく未記載種であろうと思われます。
 



 今回の作品は、このテッポウエビの甲の背面の模様を顕微鏡で拡大したものを切り取ってみたものです。右の写真は、テッポウエビの宿主ウミシダ(ホソウデヒトフシウミシダ)の腕と羽枝を撮影したものですが、テッポウエビの体色とそっくりなことが良く分かります。
生き物アート5 [2008年07月10日(Thu)]
 





 今回は、イソギンチャクモエビ Thor amboinensis (De Man, 1888) でアートしてみました。本種には、頭胸甲や腹部に青色で縁取られた白い円紋があります。今回は、腹部の側面の模様を拡大してみました。
 イソギンチャクモエビは、体長1〜1.5cm程度の小型種で、その名の通り、主にイソギンチャク類のそばに複数個体が集まって暮らしています。いつも腹部を持ちあげているので「シャチホコエビ」と呼ばれることもあります。イソギンチャク類に共生するエビ類は他にも沢山知られていますが、同様の白い円紋を持つ種が多いように思われます。なぜだかわかりませんが、何かよいことでもあるのでしょうか?
  
生き物アート4 [2008年07月08日(Tue)]




 今回は、ベニワモンヤドカリ Ciliopagurus strigatus (Herbst, 1804) を取り上げてみました。
 ベニワモンヤドカリは、ワモンヤドカリ属に属していて、イモガイ類などの殻口の狭い貝を宿貝とするので、体がとても平たくなっています。胸脚には紅色と黄色の美しい帯模様があります。大変美しいヤドカリなので、ダイバーやアクアリストにも人気のヤドカリのようです。今回採用した拡大写真は、「ベニワモンヤドカリのはさみ脚だろう」と思った方も多いと思いますが、残念ながらはさみ脚ではありません。実は、本種の腹部の模様を拡大したものでした。本種の腹部の模様は、個体によって著しい変異があります。今回の個体はとても美しかったので、思わず写真を撮ってしまいました。
生き物アート3 [2008年07月04日(Fri)]




 今回は、オキナワオニヤドカリ Aniculus ursus (Olivier, 1811) を取り上げてみました。オキナワオニヤドカリの第2胸脚(第1歩脚)の前節(先端から2番目の節)を顕微鏡で拡大して撮影しました。
 オキナワオニヤドカリは、甲の大きさが5cm程になる大型のヤドカリ類です。脚も頑丈で沢山の剛毛が生えているため、一見、とても「厳つい」印象があります。でも、顕微鏡下で眺めていると、実はとても美しいヤドカリだということに気づきました。




 オキナワオニヤドカリは、夜になると活発に活動しています。ナイトダイビングでは普通に出会うヤドカリ類ですね。沖縄では、チョウセンサザエに入っていることが多く、リーフエッジの浅いところにも結構いるので、潮干狩りなどで捕獲されたりしています。ヤドカリと分かったら大抵捨てられますが...。でも、僕は経験ないですが、食べると美味しいとの話を聞いたことがあります。
生き物アート2 [2008年07月03日(Thu)]



 今回の生き物アートは、オトヒメエビStenopus hispidus (Olivier, 1811)です。腹部(第2腹節のあたり)の側面を拡大してみました。オトヒメエビの体の表面には小さな棘が沢山生えていますが、顕微鏡で拡大してみると、意外とこの棘の形や色が美しいことに気づきました。
 説明は不要かもしれませんが、オトヒメエビは、体長5〜6cm程度のとても美しいエビで、ダイバーやアクアリストにとても人気があります。
生き物アート1 [2008年07月02日(Wed)]



  上の写真は、ヤイトサラサエビRhynchocinetes conspiciocellus Okuno and Takeda, 1992の頭胸甲の側面を顕微鏡下で撮影したものです。「更紗」と呼ぶに相応しい、とても美しい模様だと思います。
 ヤイトサラサエビは、沖縄では最も普通に見られるサラサエビ類です。全長4〜5cmくらいです。夜に海に行くと、岩の窪み付近やウニ類の周り等にたくさんいます。腹部に「黒い点」を持つことが大きな特徴です。
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