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伊平屋島人看板 [2017年09月17日(Sun)]
170911_伊平屋_人形看板1.jpg

今回は田名の民宿に宿泊したのですが、近くの道路に人形の看板が沢山たっていました。
なんだろうと思い、宿のご主人に聞いた所、来月に開催されるムーンライトマラソンの沿道の応援者の代わりだということでした。もともとは私の大学の先生のプロジェクトの一環だということもわかりました。
平御香 [2017年09月16日(Sat)]
170911_伊平屋_平線香.jpg

今回の伊平屋調査では、時間の空いた時に野甫島の井戸の生物調査をしました。
以前からやりたかったのですが、勝手にやってはいけないと思い、
伊平屋村立歴史民俗資料館の職員さんや区長さんらと調整して、やっと今回実施できました。

区長さんからは、「信仰の対象地でもあるので、線香15本と水とお茶を供えて、手を合わせてからから調査をして欲しい」と言われましたので、宿のご主人にお願いして線香を御借りしました。
沖縄の線香は「平御香」と言って、6本が1平になっています。

これまで沖縄の様々な場所で調査をしてきましたが、その際、地域の方々の教えにより、手を合わせたり、お酒を供えたり(垂らしたり)はしてきました。でも線香を供えたことはありませんでした。

野甫島には僕の好きな沖縄がまだ残っていました。
サンゴが元気 [2017年09月15日(Fri)]
170912_iheya.jpg

島に着いたときにはべた凪でしたが、台風が当初の予報の北側を進んだ時のことを考えて、
同行者と協議の上、1日繰り上げて帰りました。
でも、予定していた最低限の調査は終わらせました(さすが、俺)。
伊平屋島はサンゴが元気でした(浅い所は白化も目立ちましたが)。
伊平屋カタマ(ハタマ)調査 [2017年09月14日(Thu)]
170911_伊平屋島_1.jpg

夏の調査旅も後半戦。
まずは、伊平屋島にカタマ(ハタマ)調査に行ってきました。
台風がどうなるか心配でしたが、初日はまだまだ夏でした。

アダン [2017年08月15日(Tue)]
170812_iheya_adan.jpg

今回は島の方々からの聞き取り調査も行いました。
アダンの料理の話になったので、早速食べてみました。
なかなか美味しかったです。
以前にも食べたことがありますが、その時はイマイチだと思ったのですが。
熟し方の違いだと思いますが、味覚の変化もあるかな?
翌日には料理したものもいただきました。
もずくそば [2017年08月14日(Mon)]
170813_iheya_soba.jpg

伊平屋島に生物調査と聞き取り調査で行ってきました。
お昼にフェリーターミナルの伊平屋漁協直売店で食べた
「もずくそば」は麺がとても美味しかったです。
容器がちぬまん(テングハギ)なところもgood!
調査の醍醐味 [2016年06月21日(Tue)]
160621_iheya.jpg 忙しくなると現実逃避気味に更新頻度があがります(笑)。今回も伊平屋島からの話題で。
 今回の調査でも毎日、島人への聞き取り調査を行っていたのですが、調査時に色々とごちそうになることもあります。左写真は、某水産加工販売店(さしみ屋)で聞き取り調査を行っていたときにいただいたヤコウガイと昆布巻きの煮込み?です。ヤコウガイは、沖縄の貝類の中では比較的高級な食材の一つですが、野外調査時に漁師さんからごちそうになることは結構あり、刺身やバター炒めなどで食べさせていただいていました。今回の料理は、素朴ながらも昆布出汁が効いたとても上品な味付けで、ヤコウガイを見直すほどの美味しさでした。野外調査時だと、どうしても現場で簡単にできる鮮度を活かした料理に限られるのですが、屋内での聞き取り調査ですと、一手間かかった料理に出会うこともありますね。これが聞き取り調査の醍醐味の一つなのかもしれません。
赤く染まる海辺 [2016年06月20日(Mon)]
160620_iheya_sango.jpg 先日の伊平屋調査のおりに、車から海辺が赤く染まっているが見えました。窓を開けると猛烈な生臭さ。ちょうど満月の大潮だし、これはサンゴスリックに間違いないということで、車を降りて観察してきました。沖縄に来た頃から大学院時代くらいまでは、連日連夜潜りまくりだったし、丁度サンゴが沢山いたころだったので、これも毎年の風物詩だったわけですが、この時期に海に行くことが少なくなった今では、割と久しぶりのご対面であり、結構興奮してしまいました。でも、やはりこの生臭さはあまり好きになれないです(窓をあけていたからか、衣服に匂いが移ってしまったからか、車の中もこの匂いで満たされてしまいました。)。
 今回見たサンゴスリックの漂着は、その量といい、範囲といい、なかなかの規模でしたので、伊平屋島周辺のサンゴの豊富さが伺い知れました。夜に潜りたかったです。でも、丁度、大学の講義でサンゴとサンゴ礁の講義をやっているところだったので、良い資料(写真も動画も)を得ることができたのは良かったです。
伊平屋調査 [2016年06月19日(Sun)]
160619_iheya.jpg 伊平屋島に行ってきました。一昨年から参加させていただいている沖縄の漁撈文化に関する某調査研究プロジェクトの現地調査が目的でした。今回も聞き取り調査がメインでしたが、少しだけ潜水調査も行うことができました。海と生きて来た人々から聞き取れた話を、現地の海で確認すること、そして、それらの自然科学的(生物学的、環境学的)意味を考えるのが自分の役割だと思っています。
 写真は野甫島から伊平屋島を望んだ景色です。海の色、空の色、山の緑の色、すべてが美しかったです。
念願のイソアワモチ食す [2014年12月24日(Wed)]
141221_iheya2.jpg 2014年12月20〜23日の日程で、沖縄の漁撈文化に関する調査研究プロジェクトの目的で伊平屋島に行っていました。今回は民泊して島の人々の漁撈文化についての聞き取り等をしていたのですが、色々な海産物を食べさせていただきました。今回紹介するのは、イソアワモチ類です。島の方言ではホーミーと言います(意味は調べてください)。昔から伊平屋では食べるという話を聞いていたので、ぜひ食べたいと思っていました。民泊先のおばあに食べたいと言ってみたところ、「冷凍庫にあるからいいよ」ということで早速食べさせていただきました。


141221_iheya_2.jpg 料理の過程もすべて見させていただきました。すでに下処理は終わっている状態だったので、茹ででから味噌とあえて炒めるだけのシンプル料理でしたが、これがほのかな苦みがあって絶品でした。酒のつまみに最高だと思います。当初は硬いのかと思っていましたが、意外にも歯ごたえはふわふわでした。とても気にいったので、余ったものもいただいて帰りました。この食材は、下ごしらえ(とってきた後の最初の処理)が大変らしいというか、そうしないと美味しく無いそうで、その方法も教えてもらったのですが、これはナイショにしておきましょう。そのうちやってみようと思います。とても良い体験でした。
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