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海岸漂着ゴミ [2016年03月31日(Thu)]
160331_gomi.jpg 先日、多良間の水納島に行っていました。水納島の周囲の大部分は美しい砂浜ですが、沖縄でも最も海岸漂着ゴミの多い場所のひとつでもあります。漁業用ブイやペットボトルなどのプラスチックや、発泡スチロール、ドラム缶、木材、廃油ボールなどが主で、未開封の外国製タバコや怪しげな液体の入ったビンなんかもあります。中には嬉しい漂着物もあるのですが、やはり景観的にも残念なことだと思います。しかも、水納島は人口が4名(5名?)しかいないため、当然、これらの海岸漂着ゴミを島の人たちが処理することはできません。
 一方で、海岸動物がこれらの海岸漂着ゴミを体内に取込んでいる可能性も当然考えられますので、現在、自分もその研究に参加しています。海岸動物や海岸生態系への具体的な影響について調査研究を行うことは簡単ではなく、かなり慎重に進めていく必要があるのですが、すでにいくつかの懸念材料も集まってしまっています。 
 近年では、沖縄の各地にて、海岸漂着ゴミのボランティアによる撤去(ビーチクリーン)の活動も進んでいますが、今後は、水納島のように自然度が高く(=環境が良い)、人の手が入りにくい場所こそ、海岸漂着ゴミの処理を早急に進めて行く必要があるのではないかと思っています。
水納島調査 [2016年03月25日(Fri)]
160323_minna.jpg
 先日、多良間の水納島に行ってきました。水納島は多良間島の北にある小島で、島の周囲は約7kmくらいです。島の周囲の大部分は砂浜ですが、東側の一部は石灰岩岩礁になっています。今回は大潮だったこともあり、干潮時に島の完全一周ができました。生物調査をしつつ一周した際に拾ったビン玉(ガラス浮き玉)です。青玉は結構珍しいのではと思っていて、とても嬉しいです。今回の調査での水納島滞在は、27時間ほどでしたが、そのうち17時間くらいは歩き続けました。よく働きました。
サキシマオカヤドカリ [2014年07月01日(Tue)]
140701_coenobita.jpg 2014年6月27日〜30日は、多良間島と水納島に出かけていました。写真のオカヤドカリは、夜の調査でヤシガニの調査ポイントに向う途中の砂浜で見つけました。サキシマオカヤドカリですね。「サキシマもいるかもしれないね〜」と同行していた調査補助の学生さんと話していた矢先に見つけました。まだちゃんと調べていないですが、沖縄では2例目ではないかと思います。この種自体は、クリスマス島とかココス諸島とかノースキーリング島の調査で飽きるほど、というか飽きてしまったほどに見たので(ノースキーリングでは浜が赤く見えるほどにいる)、正直、特に思い入れはないのですが、あまりいない地域で見るとそれなりに嬉しいものですね。
貝殻ヤシガニ [2014年07月01日(Tue)]
140701_kaigarayasi.jpg 2014年6月27日〜30日は、多良間島と水納島に出かけていました。今回の調査では僅かな期間にも関わらず、多くのヤシガニを調査することができました。ヤシガニの小型個体も多数見つける事ができました。小型ヤシガニは昼間は石の下などに潜んでいるので、今まではそれを探していたのですが、今回は夜間に活動している個体を多く見つけることができました。これまでの長年のヤシガニ調査により、探すべき場所が分かってきたようです(もちろん水納島のヤシガニの多さにもよりますが)。そして、久々に「貝殻を背負ったヤシガニ」を採集することができました。写真も動画もたっぷり撮影したので、今後の普及啓発(講演会など)に使えると思います。さて、この貝殻ヤシガニですが、現在ヤシガニ撮影のために多良間島に撮影に来ている某英国公共放送局と某日本公共放送局に貸し出して最新撮影器材による素晴らしい映像に納めていただきました。楽しみですね。その後は、現在、多良間村ふるさと民俗学習館にて開催されている特別展「マクガン(ヤシガニ)と人の暮らし」にて生体展示されます。
 ここ最近、国内の様々なメディアからヤシガニに関する問い合わせを受ける(そして映像を貸し出す)ことが多いです。今年はこれまでの集大成として久々にヤシガニ研究に力を入れているのですが、なんか凄くタイミングがいいですね。「世界は俺中心にまわっている」とか心の中で調子に乗りつつ、淡々と、それでいて着実にやるべき事を進めて行こうと思います。
 ヤシガニの体のつくり・生態・人の暮らしとの関わり(民俗)・保全まで、大分ネタ(資料)が集まってきましたよ。いつかどこかのメディアがヤシガニについての番組や記事を作ってくれることを願っています。どうすかね?

 追記:多良間村には「多良間村ヤシガニ(マクガン)保護条例」があり、甲長8cm以下の個体の採取は禁止されています。今回の水納島および多良間島での調査では、事前に申請を行っています。
水納島ヤシガニ調査 [2014年06月30日(Mon)]
140630_minna.jpg 2014年6月27日〜30日は、多良間島と水納島に出かけていました。水納島でのヤシガニ調査が目的です。水納島には昨年調査で1泊し、その時からヤシガニ調査をしたいと思っていたので、今回、やっと念願かないました。今回は水納島に2泊したのですが、限られた時間で効率的な作業を行うため、総勢6名での調査となりました。水納島の宿泊施設は1つ(素泊まり)だけなのですが、長期滞在の先客がいて宿泊ができない可能性があったのです。でも、島の方のご好意により、普段貸していない空き家を使わせて頂きました。クーラやガスなどはありませんでしたが、テント生活も覚悟していたので、それから考えるととても快適に過ごせました。食料を持ちこんでの自炊生活で、皆でわいわいしながら過ごしたのでとても楽しかったです。
 調査については良い成果があがった一方、心配事として、大型のヤシガニが激減している可能性も考えられました。島在住の方の話だと、島外からヤシガニを捕獲しに来る人がいるそうで、島に滞在される方には、自主ルールとしてヤシガニの捕獲を禁止するように言っているそうです。今回をきっかけに、水納島を正式にヤシガニ保護区にして欲しいとおっしゃっていました。僕もその方が良いと思うので、今後、色々頑張ってみようかと思います。
 調査の様子や出会った生物については、おいおい紹介したいと思います。
水納島カニある記(4):ヤシガニなど [2013年06月13日(Thu)]
2013年6月8日〜9日の日程で、多良間村の水納島に行っていました。

130609_minna__yasi2.jpg 水納島を代表する甲殻類といえば、ヤシガニです。以前、多良間にヤシガニ調査に出かけていた時から、水納島にはヤシガニが沢山いるという話を聞いていました(かつては6kgの個体が穫れたという)。個体数は極めて多く、小型個体だけでなく、2kg超の大型サイズの個体も頻繁に見かけました。同行した調査メンバーの言葉を借りると「掃いて捨てるほどいる」という感じです。昼間に活動しているヤシガニにも出会いました。現在、水納島ではヤシガニの採集が禁止されているので(宿にもちゃんと書いてあって素晴らしいと思いました)、今後、ますますヤシガニ天国となって行く事でしょう。


130609_minna_murasaki.jpg 夜の岩礁海岸探索では、ムラサキオカガニも見られました。昼間の調査で別の調査員が飛沫転石帯にいるのを写真に撮っていたのでいることは分かっていましたが、あまりにあっさり見つかったので拍子抜けでした。多良間や宮古では記録されていますが、水納島は初記録になると思います。一応、正式な記録のためには標本採集をしておく必要が有ります。今回の調査では、他のオカガニ類として、オカガニ、ヘリトリオカガニ、ヤエヤマヒメオカガニを記録しました。ヒメオカガニはもう少し探せば見つかりそうな気がしますが、ミナミオカガニ(オオオカガニ)は環境的に難しいかもしれませんね。



130609_minna_yasi3.jpg 今回の調査では、胸部(脚の付け根)に精包をつけた状態の雌ヤシガニも観察することができました。海岸に大型の雄が鎮座していて、その少し離れたところに雌がじっとしていたので、ひょっとしてと思い、捕まえてみると精包がついていました。精包とは、精子を包んだ袋が紐状に連なったものです。精包の状態からして交接直後ではないかと思います。オカヤドカリ類では交接行動も比較的良く見られるのですが、ヤシガニではとても稀なので、今回の観察は個人的にはとても重要な観察事例でした。精包の一部を採集して持ち帰り、顕微鏡写真などを撮影しました。水納島でヤシガニ研究をしたら色々な知見が得られそうです。色々やりたいなぁ。
水納島カニある記(3):水納島のビーチ [2013年06月12日(Wed)]
 2013年6月8日〜9日の日程で、多良間村の水納島に行っていました。今回も前回同様、水納島の海岸の話題を紹介します。

130609_minna bach_1.jpg 今回の調査では、1周約7kmの島の周りをほぼすべて踏査したのですが、その際にはカニ類だけでなく、色々なものを見る事ができました。その一つがウミガメ類の上陸跡です。今回歩いた限りでは5つほどの上陸跡を見る事ができましたが、そのうちの2つくらいはかなり新鮮(最近上陸したものと思われる)な状態でした。ほとんどの上陸跡は島の南西部に集中していました(その辺りには沖合にクチもあるので、ウミガメも入り易いと思います)。丁度新月の大潮ということもあったので上陸するカメがいるかも知れないと思い、夜に行ってみたのですが空振りに終わりました。先月だったら見れた可能性も高いのかも知れませんね。そうそう上手くは行きませんね。


130609_minna bach_4.jpg この写真は島の北側の海岸です。なぜか海岸林が大規模に枯れている場所がありました。近年の台風の影響じゃないかという話でしたが、島の人には聞けずじまいでしたので、詳しいことは分かりません。
 白砂の地面には無数の枯れ木が不気味に立っていました。砂地には恐らく風で境界がぼやけてしまった何かの足跡が無数にあり、それが一層寂しさを増長させるようでした。そして、強すぎて逆に眼から色彩を奪ってしまう日差し。何か別の惑星にでも来てしまったような感覚さえ覚えました。これは映画にも使えそうな光景だなと思いながら歩いていました。


130609_minna bach_5.jpg 右上の場所の砂上には、陸産巻貝類の死貝が大量に砂の上に転がっていました。これまた物寂しさを増幅させる要素となりえるところなのですが、そこはホラ、一応生物学者なもんで、貝殻を手にとって色々観察していました。少なくとも2種は混じっているようでした(一応、採集したので後ほど貝類の専門家に名前を教えてもらおうと思います)。そういえば、同じ様な光景は小笠原の南島(のヒロベソカタマイマイ)で見た事がありますねぇ。小笠原のヒロベソカタマイマイは絶滅種ということでしたが、水納島のはどうなんだろうか?そして、なぜこれほどまでに多数の巻貝が死んでしまったのか?不思議は尽きないですね。.....とか思いつつ、顔をあげたら、さほど遠くは無い距離にいた牛さんと眼が合いました。結構ビビった。


130609_minna bach_2.jpg 水納島のビーチを歩いていると、気になったのがゴミの多さでした。僕は以前、沖縄県の海岸漂着物対策推進協議会の委員だったのですが、その際の資料で、水納島のゴミ量が他所に比べて多い事が気になっていました。そのこともあって海岸ゴミにも注目して歩いていたのですが、やはり多かったです。特に島の北岸は右写真のような風景が延々と続いていました。やはり多いのは漁具関係で、その他定番のペットボトルやビンなどがありました。まぁこの島では定期的にビーチクリーン活動を行うことは困難ですので、致し方ないとは思うのですが。漂着ゴミが周辺の生物に与える影響については、まだまだ分からない事が多いので、なんとなく気になっています。


130609_minna bach_3.jpg 漂着ゴミを眺めながら歩いていると、こんな素敵な漂着物とも出会いました。ガラスの浮き玉ですね。これもゴミといえばそうなのですが、やはり見つけると嬉しいですね。しかも特大サイズで、「へこみ玉(ヘソのところが飛び出していないやつ)」でした。見つけたのが島の北西側だったので、結構な重さのあるコイツを持ちながら残り半分を歩く事を考えると正直大分悩んだのですが、ヒモもついたままだったし、水納島の上陸記念にと持ち帰る事にしました。その後、1周する間に小サイズの浮き玉も5つ拾いました(うち一つは珍しい円筒形のもの)。夏場でこれほど拾えるのはなんか凄いですね。冬場だともっと沢山漂着していそうです。
 余談ですが、この浮き玉、手荷物で飛行機に持ち込んだのですが、座席の下に収まらないので離着陸時は抱いておく様に言われました。でも、多くの方に「いいの拾ったね〜」とも言われましたよ。空港の手荷物検査場でのシュールな光景もなかなか素敵だったです(透明なガラス玉をX線に通すという.....)。
水納島カニある記(2):水納島の自然 [2013年06月11日(Tue)]
130609_minna coast_1.jpg 2013年6月8日〜9日の日程で、多良間村の水納島に行っていました。今回は、水納島の調査地について紹介します。
 水納島は周囲約7kmほどの小さな島です。今回の滞在時間は21時間ほどだったのですが、この島を海岸に沿って1周し、さらに調査ポイントを歩き回っていたので、のべ2周分くらいは歩いたかもしれません(昼の12時半くらいから夜中の3時半くらいまで食事以外はほとんど歩き回っていました。他の調査員の先生には少しあきれられていたようです)。事前の天気予報では降水確率80%だったので雨中の調査を覚悟していたのですが、結局のところ、全く雨は降らず、むしろドピーカンで、海に慣れているつもりの自分でも、なかなか大変な調査となりました。この暑さにやられてしまった調査員の方もおられたようです。


130609_minna coast_2.jpg 小さな水納島ですが、海岸風景はそれなりに多様でした。島の東側は上の写真のように石灰岩岩礁の海岸(勿論、所々に砂浜もあります)があって、海岸林も状態よく残っていました。このような場所はヤシガニやその他岩礁性のエビ・カニ類の最適な住処になっています。ここでは、昼だけでなく、夜中の干潮時にも調査を行いました。
 一方、島の西側の大部分は、右の写真のように砂浜となっていました。北側の海岸はより粗いサンゴ礫が混じっていましたが、南側は場所にもよりますが目の細かな美しいビーチとなっていました。ただ、水納島では牛やヤギが放牧されているようで、海岸のあちこちに糞があったので、衛生的にはどうなのかなとも思いました。また、植物の先生の話によると、相当の海岸植生(海岸だけにとどまらずですが)が失われているようだとのことでした。カニ類的には、スナガニ類の絶好の生息環境となっていて、昼間にも関わらず、ツノメガニやミナミスナガニ達が歩き回っていました。


130609_minna coast_3.jpg 南東部の海岸では、写真のような大きな岩が転がっていました。多良間島や宮古などでも見かけますが、礁原に不自然に転がっているので、やはり津波石(明和の大津波などの過去の大きな津波で運ばれたとされるもの)だろうと思います。
 水納島の潮間帯はなかなか面白そうで、イノーも奇麗そうだったので、時間があれば少し泳ぎたかったのですが(マスクとシュノーケルは持っていってました)、結局、島を一周するのに時間をとられて泳ぐ時間はありませんでした。もし機会があれば、今度は海の調査をしてみたいと思います。



130609_minna_ido.jpg 水納島には少なくとも二つの古井戸がありました。到着後に覗いてみたところいずれも水はありませんでした。ただ、井戸の底が湿っていたのと、大潮でしかも干潮時だったので、そのせいで水が無い可能性もあります(例えば黒島の事例石垣島の事例)。このあたりが洞窟や井戸調査の難しさなのですが、それなりに経験もあるつもりなので、「ここは満潮時に来そうだな」と思い、トラップを仕掛けておきました。
 .....その結果は予想通りで、地下水性のエビ類2種とオカガニ類2種の小型個体が採集できました。早速報告論文執筆に取りかかろうと思います。
水納島カニある記(1):いざ水納島 [2013年06月10日(Mon)]
130608_go_minna_1.jpg 2013年6月8日〜9日の日程で、多良間村の水納島に行っていました。宮古島市史の調査で多良間島・水納島の調査があり、その水納島調査に参加して来ました。多良間島はこれまでに何度も行っているのですが、水納島にはなぜか行けずじまいだったのです。5回チャレンジしていずれも失敗だったので、もう誰か他の人の力がないと行けないんじゃないかと話していたほどです(その意味では今回の調査は人数も多くて素晴らしいですね)。そういう過去もあり、「水納島」というと一般には沖縄島本部町にある水納島(クロワッサンアイランド)が有名なのですが、僕にとっては多良間の水納島に深い深い想いがあります。


130608_go_minna_2.jpg 6月8日は早朝便で那覇から宮古に向い、その後多良間島に向かいました。多良間島で調査メンバー全員が集合し、チャーター船で水納島に向かいました。水納島は多良間島から約8kmほど北に離れた場所にあり、余裕で見える距離です。船での移動時間は海況に次第ですが、15分〜30分といったところでしょうか(さほど大きな船ではないので、うねりがあると時間がかかるのです)。今回の場合、行きは30分近くかかっていました。
 まぁとにかく、朝、自宅を出て、昼前には水納島に到着しました。僕にとっては長い間、遠い遠い島だったのですが、実際に着いてしまえば、近い島なんだなと思いました。写真は水納島上陸記念に撮影した1枚です(ハシャギ気味)。


130608_go_minna_3.jpg 今回は総勢14名の調査チームでした。水納島の宿泊施設は1つなので、全員が建物内に眠れる訳も無く、年齢の若い男性陣(まぁ実際は若くないんですが)は、テントを張ってそこで寝ました。僕はこういう場合、砂浜や海岸の東屋で転がって寝ていることが多いのですが、今回は雨予報でもあったので、テント内で過ごしました(それによって寝苦しさもあったのですが......)。調査チームのみなさんは寝袋やエアマットや枕など、快適に寝る準備をされていましたが、僕は当然ながら何も持って来ていないので(邪魔だし)、結局はいつものようにただ転がって寝ていました。


130608_go_minna_4.jpg 夜ご飯時の一枚。水納島は素泊まりしかできませんので、食料は持参することになります。冷蔵庫、コンロ、その他キッチン関係は普通の家のように完備されているので、時間と食材があれば凝った料理も出来ると思います。今回の場合は調査ですので、白米(炊いたもの)を購入して持ち込み、レトルトのカレーをかけて食べるという晩ご飯でした。翌朝はパンとバナナとインスタントのスープでした。
 水納島は、宿があるおかげで色々快適に過ごせますよ。シャワーも浴びれるし、洗濯もできます。今回は人数が多かったのでテント生活でしたが、3〜4名くらいだったら、数日間は快適にのんびり過ごせると思いますよ。