小浜島カニある記 [2008年12月09日(Tue)]
2008年12月5日は、小浜島に行ってきました。実は、12月5〜7日の日程で波照間島に甲殻類調査に行く予定でした。しかし、天候が悪く、波が高くて船が欠航したため(2日連続で)断念することになってしまいました。そこで、急遽、日帰りで小浜島へ向かいました。小浜島はまだ行った事がなかったので、下見を兼ねて海岸を回りました。「小浜島カニある記」では、そこで出会った生き物、風景、思ったことなどを綴っていきます。
この写真は大岳(うふだき)です。小浜島は周囲が16kmくらいの小さな島ですが、竹富島とか黒島とは異なりあまり平坦ではありません。実際、大岳は海抜99mもあるそうです。ここの頂上の展望台からは八重山の島々がほとんど見えるそうです。でもこの日は天気が悪かったので、下から見上げるだけにしました。次に小浜島に行たっときに晴れていたらぜひ登ろうと思います。 島の東側にあるトゥマールビーチ(ヤラマスビーチと書いてあったが?)の海岸を歩いていたら、洞穴を見つけました。でも、自然のものではないようです。後で調べたら、震洋艇格納壕とのことでした。「震洋艇」というと、奄美・加計呂麻島調査の折に見ました。爆弾を積んで相手の船に衝突して自爆する特攻船でしたね。沖縄にもあったんですね。これもネットで調べてみたら、小浜島のものは二十六震洋隊ものとのことでした。こういうこともちゃんと知る必要があると思いました。 この写真は、島の北西部にある「ちゅらさん展望台」から西表島方面を見た景色です。画像下の葉っぱの無い木は、HNKのドラマ「ちゅらさん」で有名な「かずやの木」だそうです。なんか枯れてて寂しい感じなんでまさかと思ったんですが、あとでネットで探してみたらやはりそうらしいです。うーん、なんともいいがたい..... |