生き物アート8 [2008年08月02日(Sat)]
今回の作品は、トゲツノメエビ Phyllognathia ceratophthalma (Balss, 1913)です。腹部の模様を背側から撮影してみました。ちょっと小型の個体ですが、美しい模様が見られます。 トゲツノメエビは、フリソデエビ科に属する2〜3cm程度の小型のエビです。眼の先端が尖っていることが名前(和名・学名ともに ! )の由来です。美しい体色と特徴的な体形で、ダイバーにとても人気のあるエビですが、残念ながら個体数はさほど多くないです。 僕の経験では、ガレ場の転石下に生息しているウミシダ類の側にいるのを良く見るので、何か関係があるのかなと思っているのですが、今のところ良く分かりません。フリソデエビはヒトデ類を食べますが、もしかしたらトゲツノメエビも棘皮動物などを食べるのでしょうか?今度見つけたら試してみようかと思います。 |