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グアム カニある記2010: (3) 沈船ダイブ [2010年07月29日(Thu)]
 2010年6月に、海洋調査のため1週間ほどグアム島に行っていました。「グアム カニある記2010」では、そこで出会った生き物、風景、思ったことなどを綴っていきたいと思います。

 沈船の周りで潜りました。船の上から見ていると、沈船はさほど大きく見えないのですが、海中だと意外に大きくてビックリしました。船はいくつかに断片化していて、損傷は激しいようでした。船体表面には、サンゴや海綿など様々な生物が付いていて、原型を留めないような場所もありました。アメリカ潜水チームの研究者をみていたら、おもむろにブラシとタモ網を取り出し、船体をこすりながら生物を採集していました。いろんなやり方があるもんだと関心しました。




 とりあえず船の全形を把握したくて、ウロウロ泳いでいたら、右写真のような光景に出会いました。写真の中央より少し右のあたりに、四角い黒い部分があります。これは船体に空いていた穴で、どうやら中に入れそうな雰囲気が漂っています。日頃レックダイブをしてみたかったので、様子を伺いながら入ってみました。今回のグアム調査中で、この瞬間が最もエイサイティングでした。やっぱ「穴」があるとテンションあがるわ。




 船内に入ると、意外に狭く、期待したほど移動することもできませんでした。排気の泡で大量のシルトが降ってきたので、あまり人が入っていないようでした。バラストタンクの部分なのかな? 
 でも、それなりに暗所部分はあって、洞窟潜水のような気分は味わえました。なんだか分からない鉄骨やパイプなども「冒険」を感じさせます。そして、そこに付着した生物も洞穴で見るような感じのものでした。なかなか楽しい経験ができました。
 
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