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南大東カニある記2009:(その3)フェリーが来た! [2009年09月15日(Tue)]
 随分前になりますが、2009年7月4〜6日の日程で南大東島に行ってきました。南大東カニある記2009では、そこで出会った生き物、風景、思ったことなどを綴っていきます。

 南大東島は、島の周囲を切り立った岩礁がとりかこむ絶海の孤島です。飛行機が毎日飛んできているものの、生活物資の多くは船による輸送にたよるしかありません。那覇と南北大東島は約400km離れていますが、定期航路があって半日ほどかけて行き来しています。船は風や波の状態によって島のどこに接岸するのかわかりませんが、今回の滞在中には、ちょうど調査地の洞穴に近い港にフェリーが接岸していました。僕自身は接岸の様子を見るのは初めてではないのですが、同行したDavidは初めてだったので、休憩がてら様子をみることにしました。




 大東では港の位置が高いこともあって、カーフェリーのように荷物を積み降ろしすることができないため、荷物(乗船客までも!)はクレーンでつり上げられます。この様子は島の名物でもあります。どこから聞きつけたのか、観光客や島の人までも集まってきて、その様子を眺めていました。たまたま島の知り合いがいたので、雑談をしながら荷物の積み降ろしを眺めていました。観光客の中には、崖の上に仁王立ちして、ずっと写真を撮っている人もいました。知り合いの話によると2時間近くも同じ場所で粘っていたそうです。




 そしていよいよ「人」がカゴに乗せられ、クレーンで船に運ばれていきます。これを体験したいがためにわざわざ船を利用する観光客もいるそうです。ぼんやり眺めていたDavidもこれにはかなり興味をもったようで、写真や動画をしきりに撮影していました。この作業が終わると見物人達は次々と港を去っていきました。僕らも次の洞穴へ向かいました。
 いつかは僕もこれを体験したいと思っているのですが、時間的な余裕がない今ではなかなか叶いそうにありません。
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