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「2019年の注目すべき海洋生物10種」に選ばれました。 [2020年04月09日(Thu)]
 以前、オーストラリア領のクリスマス島に調査に行ったことがあるのですが、その時に同島の海底洞窟で採集したクモヒトデの新種が昨年、ようやく記載されました。

(論文)Okanishi, M., Oba, Y., & Fujita, Y., 2019.A new luminescent brittle star Ophiopsila xmasilluminans (Echinodermata: Ophiuroidea) from submarine cave of the Christmas island, northwestern Australia, with notes on its biology. Raffles Bulletin of Zoology, 67: 421-439.

 この論文で新種記載されたクモヒトデは、発光する種であるため、「ドウクツヒカリクモヒトデ」の和名になりました。ちなみに、学名は「xmasilluminans(クリスマスイルミナンス)」で、クリスマス時期の街のイルミネーションをイメージしています。

 先月末、このドウクツヒカリクモヒトデが、「国際海洋生物種目録WoRMS(海洋生物のデータベース)」に関係する研究者ら(600人ほどがいるそうです!)の投票によって、「2019年の注目すべき海洋生物10種」に選ばれました。大変喜ばしいことです。

 このページにて、詳細が確認できます(発光の様子も見れます)。
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