
生活支援コーディネーター中央研修[2014年09月08日(Mon)]


生活支援・介護予防サービスの充実のための施策では、市民参加が欠かせないことが、これまでの国の政策との大きな違いです。地域で生活するために足りないサービスを住民も参画して生み出して地域福祉を充足させましょうと。今、改めてそのことが大きく謳われていますが、私たち市民は、介護保険制度や福祉有償運送制度ができる以前から、地域での助け合いの活動を広げてきました。外出支援サービスも、通院や買い物の足がなく困っている人を自家用車を使って支援していきましょうと始まり、在宅で生活するためには欠かせないサービスとして今に至っています。
研修の中で、高齢者の自立した生活を支えるために、安心(日常的な地域での見守り体制)と移動(外出支援)が大切と提起もありました。外出支援の必要性は理解していても、地域でどのように外出支援サービス開発していくのか、そのノウハウをもつコーディネーターは少ないと感じています。地域の助け合い活動を続けてきた移動サービス団体が、積極的に関わっていくことが必要だと感じています。