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Masahiro Kawahara
公益社団法人神奈川県聴覚障害者協会のブログです。協会の活動、聴覚障害者及び手話に関する情報を載せていきます。よろしくお願いします。
ウェブサイトもよろしく。
http://www.kanagawa-a-deaf.org/
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横須賀市立荻野小学校で絵本の手話での読み聞かせを行いました![2014年10月28日(Tue)]
10月25日(土)午後、横須賀市立荻野小学校で、ミニ手話教室と絵本の手話での読み聞かせを行いました。
絵本の手話での読み聞かせは、単に手話を教えるだけではなく、手話の魅力を聞こえる子どもたちに知ってもらうために、絵本のストーリーを手話で表し、生の手話の表現の豊かさ、魅力を体験してもらうために今年度から始めた事業です。
今回、横須賀市立荻野小学校の校長先生の好意で、土曜参観日の午後の時間をお借りして全校生徒を対象にミニ手話教室と絵本の手話での読み聞かせを行いました。
まず、簡単な手話と聴覚障害者についての説明の後、学年ごとに6つのグループに分かれ、それぞれにろう者と通訳者のペアがつき、ろう者が絵本のストーリーを手話で表現し、通訳者がそれを読みとって声に変えて伝える方法で絵本の手話での読み聞かせを行いました。
子どもたちは皆始めてみる生のろう者の表現豊かな手話に夢中になっていました。
終わった後たくさんの質問が出て時間が足りないくらいでした。
このような場を設けてくださった校長先生を始め、学校の皆様方に感謝します。ありがとうございました。
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神奈川県手話言語条例制定の陳情、県議会厚生常任委員会で了承される![2014年10月16日(Thu)]
6月議会で「継続審議」となっていた、手話言語条例の制定を求める陳情が10月8日の厚生常任委員会で了承されたとの報告があり、16日、県議会本会議を傍聴して来ました。
参加者は途中からの参加も含めて11名でした。
(神聴連4名、神聴協1名、県バッジ協会2名、県サ連2名、神通研2名)
午後1時に開始され、冒頭で議長より各常任委員会での審査結果は
各議員の席に配布した報告書のとおりである旨の説明がありました。
この報告書の中に、手話言語条例の制定を求める陳情が10月8日の厚生常任委員会での審査の結果、
了承できるものであると議決されたという報告書が含まれていたわけです。
※報告書はここをクリックしてください。
県議会の陳情の場合は、常任委員会で審議され、その結果を本会議で報告してそれで終了となり、
本会議では採決は行われませんが、常任委員会で了承されたということには大きな意味があります。
手話言語条例の実現に向けて大きな一歩を踏み出したと言えるでしょう。
報告の後、他の議案等の採決を行い、2時過ぎに散会となりました。
その後、県議員の手話言語法プロジェクトチームの会合の冒頭に出席し、
これまでのお礼と今後の条例実現に向けての協力のお願いのあいさつをしました。
プロジェクトチームの事務局長から、これまで自民党だけでやってきたが、
新たに公明党、県政会の議員も加わって進めることになったことと、
12月議会での議案提出を目標に進めていくので、又意見を聴く場を設けたいとの話がありました。
このように、手話言語条例制定が現実味を帯びてきましたが、大切なのは条例の中身です。
私たちが手話で何一つ不便な思いをせずに生活し、社会に参加でき、
ろう児がろう学校で自分たちの言語である手話を学び、
いろいろな教科を手話で学べる環境を実現させることができる条例でなくては意味がありません。
真に私たちが望んでいる手話言語条例を創っていくために、
議員たちに働きかけるとともに、県民への理解を広めるために一層力を合わせて行きたいと思います。
一緒にがんばりましょう。
7/5(土)〜7/8(火)の4日間、TOHOシネマズ 海老名にて「春を背負って」の日本語字幕付き上映![2014年07月02日(Wed)]
7/5(土)〜7/8(火)の4日間、TOHOシネマズ 海老名にて
「春を背負って」の
日本語字幕付き上映が行われます。
上映スケジュールは以下の通りです。

「春を背負って」日本語字幕付き上映
■7月5日(土)〜7月8日(火)
■9:30〜11:40
※1日1回の上映となります。

※いずれも予告無く変更になる場合がございます。
ご了承下さい。

〒243-0432
神奈川県海老名市中央1-18-1 ビナウォーク内
TOHOシネマズ 海老名
TEL:046-292-4637
FAX:046-292-4647
ebina@tohocinemas.co.jp

皆で見に行って、こういう取り組みを行ってくれる映画館を増やしましょう!

6/21(土)〜6/24(火)の4日間、TOHOシネマズ 海老名にて「万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-」の日本語字幕付き上映! [2014年06月20日(Fri)]
6/21(土)〜6/24(火)の4日間、TOHOシネマズ 海老名にて
「万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-」の
日本語字幕付き上映が行われます。
上映スケジュールは以下の通りです。

「万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-」日本語字幕付き上映
■6月21日(土)〜6月24日(火)
■14:05〜16:15
※1日1回の上映となります。

〜今後の上映スケジュール〜
◆「春を背負って」(2014/6/14公開)
期間:7月5日(土)〜7月8日(火)

※いずれも予告無く変更になる場合がございます。
ご了承下さい。

〒243-0432
神奈川県海老名市中央1-18-1 ビナウォーク内
TOHOシネマズ 海老名
TEL:046-292-4637
FAX:046-292-4647
ebina@tohocinemas.co.jp

皆で見に行って、こういう取り組みを行ってくれる映画館を増やしましょう!

8/1、箱根町にて聴覚障害者のための手話による巡回相談会を行います。[2014年06月14日(Sat)]
箱根町役場で聴覚障害をお持ちの方(主に成人ろう者)を対象に、聴覚障害についての専門知識をもった相談員による手話での相談会を行います。
聴覚障害をお持ちの方のご家族の相談も致します。
日頃、困っていることや不安に思っていることを相談してみませんか?
日 時 平成26年8月1日(金) 10時〜13時
場 所 箱根町役場分庁舎 第7会議室
  ※事前の予約は不要です。お気軽にご相談ください。
詳しくはチラシをご覧ください。
(平成26年度 日本郵便年賀寄附金助成事業)
(協力:神奈川県聴覚障害者福祉センター)
この事業についての詳しい説明はこちらをご覧ください。
6/14(土)〜6/17(火)の4日間、TOHOシネマズ 海老名にて「青天の霹靂」の日本語字幕付き上映![2014年06月12日(Thu)]
6/14(土)〜6/17(火)の4日間、TOHOシネマズ 海老名にて
「青天の霹靂」の
日本語字幕付き上映が行われます。
上映スケジュールは以下の通りです。

「青天の霹靂」日本語字幕付き上映
■6月14日(土)〜6月17日(火)
■9:00〜10:50
※1日1回の上映となります。

〜今後の上映スケジュール〜
◆「万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-」(2014/5/31公開)
期間:6月21日(土)〜6月24日(火)

※いずれも予告無く変更になる場合がございます。
ご了承下さい。

〒243-0432
神奈川県海老名市中央1-18-1 ビナウォーク内
TOHOシネマズ 海老名
TEL:046-292-4637
FAX:046-292-4647
ebina@tohocinemas.co.jp

皆で見に行って、こういう取り組みを行ってくれる映画館を増やしましょう!
7/12、7/19に四季の森公園で手話通訳付き観察会「聞いて見るヤマユリの魅力」が行われます![2014年06月06日(Fri)]
公園の“住人”であるヤマユリの魅力をちょっと深く掘り下げ、
様々な視点から解説する観察会です。
手話通訳者が一緒に歩き、資料や写真を見ていただきながら説明しますので
聴覚に障がいのある方も安心して参加できす。
手話を学んでいる方も参加してみてはいかがでしょうか。

日 時:第1日目 7/12(土) 13:00〜14:30
第2日目 7/19(土) 13:00〜14:30
講 師:7/12(土)小野澤 修(四季の森公園所長)
  四季の森公園の森とヤマユリについて説明します
7/19(土)品川 高儀(全国森林インストラクター神奈川会)
公園の中を歩きながらヤマユリを説明します。
花の数も数えてみましょう。
場 所:県立四季の森公園
アクセス:JR横浜線中山駅
   横浜市営地下鉄グリーンライン中山駅2番出口
      徒歩15分
集合場所:両日とも公園管理事務所前(公園北口)13:00にお集まりください
参加費:無料!(両日とも)
申し込み・問い合わせ:チラシをご覧ください。
神奈川県手話言語条例の制定を求める陳情書を5万筆の署名とともに県議会議長に提出![2014年05月23日(Fri)]
当協会の上部団体の神奈川県聴覚障害者連盟では、
今年2月から神奈川県にも手話言語条例を制定することを求める署名活動を行ってきました。
当協会もこの活動に地域の聴覚障害者協会、神奈川県手話通訳者協会及び神奈川県手話サークル連絡協議会そのほかの関係者とともに取り組みました。
その結果、県域(神奈川県のうち横浜市、川崎市を除いた地域)で36,888筆、神奈川県全体では54,655筆を集めることができました。
短期間でこれだけ集めることができたのは、皆が力を合わせて取り組んだことが大きいと思います。
ご協力して下さった皆様に感謝申し上げます。
そして5月19日(月)に、集められた署名とともに神奈川県手話言語条例の制定を求める陳情書を古澤神奈川県議会議長に渡しました。
その席上で古澤議長は、鳥取県の条例に負けないような神奈川県らしい条例を作りたいですねと励ましてくれました。
これから県議会で審議される予定ですが、万一採択されなかったとしても諦めずに運動を続けていきますので、よろしくお願いします。

以下に署名を渡した時の写真を掲載します。
写真1
写真2
厚労省が障害者手帳の認定方法の見直しを検討!だが、ちょっと待って欲しい。[2014年05月13日(Tue)]


 いわゆる全聾の作曲家の問題をきっかけに、厚生労働大臣が障害者手帳の認定方法の見直しの検討を行いたいと述べたそうである。具体的な例として、聴覚障害の場合、聴力検査だけでなく、脳波の検査も行うことを考えているらしい。
 私は、これに対し、ちょっと待って欲しいと言いたい。
 障害者基本法では、障害者とは「障害及び社会的障壁により継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける状態にあるものをいう。」と定義しており、障害の程度のみではなく、障害を持つ者に対する社会的なバリアの程度も含めてとらえなければならないという考えが基本になっている。
 つまり、医学的な障害の程度そのものは軽くても、何らかの要因により、社会的なバリアが多く、日常生活及び社会生活をおくる上で多大な不便を強いられているものは、「障害が軽い」とは言えないのである。厚生労働省はそのことを考慮せず、医学的な検査を厳格に行うことにより、障害の程度の認定を厳しくすることだけを考えているようである。
 これは、障害者基本法、そして昨年12月に国会で批准が承認された障害者権利条約の基本的理念の方向に逆行しているといわざるを得ない。
 障害者手帳の認定方法の見直しの検討を行うのなら、医学的な診断のみでなく、日常生活及び社会生活上の制約の状況も含めて障害を認定する方法を検討すべきではないかと私は思う。
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