4月26日(火)午前10時〜午後3時、平塚の「湘南の和」で高齢聴覚障害者を対象とした巡回ミニデイサービスが行われました。
このミニデイサービスは、日ごろ、手話で話すことができる相手がおらず、近くの高齢者施設のデイサービスに行って聞こえる人ばかりで話ができず、楽しむことができないでいる高齢聴覚障害者に少しでも楽しいひと時を過ごしていただくために当協会主催で行っています。
今回は6名の高齢聴覚障害者が参加し、スタッフ7名と一緒に楽しい時間を過ごしました。午前は「壁飾りのこいのぼりを作ろう♪」で、スタッフの指導の下に皆で一緒にこいのぼりを作りました。
今回作るこいのぼりは、好きな色や柄の折り紙でこいのぼりや兜などを折って枠の内側に貼りつける壁飾りです。
まず枠作りから開始。この枠作りがパズルのように難しく、コツをつかむのが大変で出来上がったときはうれしさ倍増でした。
次に、枠の内側に大小のこいのぼりや兜をかぶった腹掛け姿の金太郎を自由に貼り付けて完成。
利用者さんの描く金太郎の顔はご本人に似ていたり、凛々しかったり、やさしかったりと個性あふれていました。
昼食を済ませた後、玄関そばにコスモスとアスタ―の種をまきました。花が咲くのが楽しみです。
その後、午後は新聞棒体操で体を動かしましたが、女性陣の体の柔らかさに驚きました。
次に、紙コップのゲーム2種類やりました。一つは紙コップもぐらたたきで、表示された数字や色紙と同じ色の紙コップをたたくゲームです。もう一つは、紙コップリレーで、5個の紙コップを逆さまにしてピンポン玉を乗せ順に移すゲームです。
皆、真剣な目つきをしてゲームに取り組んでいました。
最後は「数字で語呂合わせ」という名前の、単語を数字で表すゲームをやりました。例えば、「いちご」は1と5、 「ごみ」は5と3というようにあらわすゲームです。
頭を使いますので、脳トレになったことでしょう。
利用者さんの笑顔で元気一杯な様子にパワーをもらえたミニデイでした。