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NPOはこれからの日本の担い手となりうるのか!?【ランチミーティング】 [2006年08月25日(Fri)]
今日のお昼に、素敵な時間を過ごしました!

読売新聞の小池俊幸さん
久米繊維工業久米信行さん

とご一緒に、ランチミーティングを行ったんです。

あまりにも濃密な2時間で、脳みそがパンク状態です(汗)

そんな中でも、とっても印象に残ったお話を一つ。

NPOはこれからの日本の担い手となりうるのか!?

このテーマを読み解くキーワードは次ぎのようになります。

同好会、仲良しグループ←→組織(Organization)

活動(Activity)←→事業(Project)

行動(Action)←→計画(Plan)

非営利ビジネス←→営利ビジネス

このランチミーティングでは、なりうる、なりえない、という結論を出したわけではありません。
どうしたらなれるのか?なるには何が必要か?というような視点でのお話となりました。

みなさんはどう思われますか?まる
【レポート】レポート!討論第二部【協働の「ウィキペディア」その2〜NPOの資金支援を<具体的>に考える〜】【NPO夏の北海道セミナー】 [2006年08月25日(Fri)]
2006年8月23日に開催された、NPO夏の北海道セミナーのレポートです!

午後は討論は二部構成でした。

討論の第ニ部は、

協働の「ウィキペディア」その2
〜NPOの資金支援を<具体的>に考える〜


がテーマです。

■キーワード
1.市民出資
2.NPOバンク

■論点整理
河西邦人さん(札幌学院大学

■パネリスト
上野昌美さん(公認会計士
加藤知美さん(さっぽろ村コミュニティ工房
河西邦人さん(札幌学院大学
杉岡直人さん(北星学園大学
杉山さかえさん(北海道グリーンファンド
田口晃さん(北海道NPO越智基金
樽見弘紀(北海学園大学


私なりに討論の内容をメモにしてみました!

■論点整理
○NPOの実情(産業経済研究所「2005年度NPO法人活動実態調査」からの数値情報を中心に)
・約2万9千のNPO法人のうち、6割は年間予算が1千万円未満。8割が3千万円未満。
・収入の6割は事業収入。会費は5%、補助金・助成金は10%、
・約4分の1の団体は借金がある。
・借金をしても返済のめどが立たないので借りられないという団体が多い。
・借金が100万円以上である団体が4分の3を占める。
・借金の借入先は個人、つまり理事さんなど中心メンバーであることが圧倒的に多い。
・NPOの市場規模はバイク産業より大きいが、銀行などは融資したがらないのが現状。
・NPOが感じている借入れ時の課題は、手続きの煩雑さと担保の重さである。
・NPOが期待する支援策は、助成金等の財政支援の拡大、寄付に関する税制優遇措置の2つに集中。

○NPOの実情(「2005年北海道NPOバンク出資者向け調査」からの数値情報を中心に)
・融資上限額は、400万円希望が44%と一番多い。
・返済期間は、1年が42%と一番多い。
・NPOバンクへの個人出資理由は、理念への共鳴が40%と一番多く、次は市民活動支援で34%。
・個人出資者の半数はNPO活動をしていない人。

○NPOの実情(「内閣府2006年調査」からの数値情報を中心に)
・世代別寄付経験は20代が一番少なく、40代以上はほぼ70%で横並び。
・寄付先では、共同募金が80%強と圧倒的。続くのは日本赤十字社の52%。NPOへの寄付経験はわずか4%しかない。
・寄付金額は4割強の人が千円未満。
・NPOへ寄付したいと思う人は、3割程度である。
・NPOに寄付する際に重視する点は、寄付の使途が明確であることが6割強で一番。次は活動の目的や内容に賛同できることで4割。
・個人出資者の4割は、寄付でもいいと考えている。
・個人出資者の9割は配当を期待していない。

○論点整理
1.NPOの財務戦略をどう考えるか?
・収入(寄付、会費、補助金、事業収入など)のバランス
・持続可能な事業モデルの構築
・NPOによる市民と金融機関へのソーシャルマーケティングが必要

2.市民金融の展望
・市民の資金を市民の意思に基づき、市民活動へ有効に、直接的に提供する仕組み。
・間接金融と直接金融の両方
・行政が資金の流れに介入する長所と短所。
・資金というReal Capitalとお金以外の関係性というSocial Capitalが連動する市民金融の仕組み。

■討論(パネルディスカッション)
○市民出資の定義・問題点(上野さんより)
・一般投資は投資利益率が支配する世界。
・市民出資はミッションへの投資。投資利益率は重要ではない。場合によっては無視される。
・一方で、市民出資でも配当「北海道グリーンファンド」のように、配当も期待できるものもある。
・市民出資も出資である以上は、「ラーメンファンド」などの他のファンドと同じフィールドで競争する必要がある。

○市民出資の定義・問題点(加藤さんより)
・「この指とまれ!」の話にのるための参加料である。
・ハイリスク・ハイリターン。
・また、リターンはお金ではなく、さらに出資者へではなく、社会に還元されることが多い。
・出資者同士で気持ちを共有できる。
・とはいうものの、集める側には出資者に対する還元の努力は必要。
・使途に関心のない出資者も多い。
・税金の使途を議会任せにしているのと同じ。
・出資した団体の成長などにもっと関心をもってもらいたい。

○市民出資の定義・問題点(河西さんより)

・金融商品の進化にNPOも目を向けていかなければいけない。

○市民出資の定義・問題点(杉岡さんより)
・市民の選択に基づき、非営利組織の支援を目的として出資されるもの。
・経済的見返りを前提としない。
・出資をNPOの資金源として重要な選択肢となる。
・事業性のあるNPO活動に資金確保の道を提供する上で有効。

○市民出資の定義・問題点(杉山さんより)
・電気料金の5%を寄付してもらう制度(年間約600万円)
・NPOと株式会社を併用してファンドを集めた。
・知恵、労力、資金を出し合うこと。
・風力発電への出資。こちらは2.2%の利回りを実現している。ただし、運営母体の株式会社は0配当。
・出資金の使途が明確であることが、出資者への魅力。
・超低金利という時代背景も有利に働いている。
・2007年問題。団塊世代が退職金を獲得。この大量のお金がどう使われるかが今後の問題点。

○市民出資の定義・問題点(田口さんより)
・金は天下のまわりもの
・トロブリアンド諸島の相互扶助の精神。
・NPOの資金源は多様。その一つとして市民出資を考える。

○市民出資の定義・問題点(樽見さんより)
・お金による参加。
・見返りには、経済的な見返りと心の見返りの二種類がある。
・経済的見返りと心の見返りのバランスが重要。

○NPOバンクの定義・問題点(上野さんより)
・NPOによるNPOへの融資の仕組み。
・既存の金融機関が融資しない、できないNPOへの資金融資を目指す。
・ニッチではあるが豊かな可能性のあるニッチ。
・単なる資金融資から、ノウハウを共有する「リレーの場」へと発展・進化することが求められる。
・ノウハウには、資金収集力、資金返済力をはじめ、事業運営力など様々なものが含まれる。

○NPOバンクの定義・問題点(加藤さんより)
・NPOによるNPOのための金融システム。
・様々なミッションに柔軟に対応する。
・よってたかって融資先を育てる仕組み。
・近年は市中銀行などもNPO法人に融資するケースがでてきてるので、NPOへの融資という道を切り開く役割は終わった。
・NPOらしい先進的な発想で進化していく必要がある。
・企業からお金を集めるノウハウがもっと必要。

○NPOバンクの定義・問題点(河西さんより)
・国民の金融資産をいかに活用していくか。
・NPOバンクにおける行政の役割としては「信用供与」がある。

○NPOバンクの定義・問題点(杉岡さんより)
・NPOの特質を活かす資金提供のあり方を提案する。

○NPOバンクの定義・問題点(杉山さんより)
・相互扶助。貸す側、借りる側が相互に支えあっていく。
・NPOバンクも貸金業であることは変わらない。貸金業とNPOらしさをどうやって両立するか。
・リスクマネーへの関わり方が、NPOバンクとNPOの成長につながる。

○NPOバンクの定義・問題点(田口さんより)
・税は中国が語源。
・TAXはギリシャ語が語源?しかし、ギリシャには税という概念はなかった。
・税という概念は比較的新しいもの。
・K.ポランニー「大転換」
・官と民の領域の見直しが進んでいる。この中でお金のあり方も問題になっている。

○NPOバンクの定義・問題点(樽見さんより)
・返し方を一緒に考える銀行である。
・借りたい人より貸したい人に貸す。
・出世払い方式=返済期間をゆるやかに設定するという新しい仕組み。
・市民起業の場合、あげちゃうほうがベター。

■質疑応答
・NPOバンクは銀行法に基づく銀行にはなれないが、どのような制約があるのか?
→3年に一度免許の更新が必要。北海道NPOバンクの場合は500万円以上の資金保持が要件になる。
・融資だけでなく、経営支援の仕組みが重要ではないか。
→経営支援は重要。さらに、マーケットの創出という間接的なサポートも重要である。
・融資を受けたいが、事業収益があがらないので借り入れる自信が無い。
→お金を借りるには、ビジネスモデルが描けているかどうかがポイント。もし無い場合は、会員を集めて会費収入を中心に考えたほうが良い。

■おわりに
○樽見さんより
・北海道NPOバンクの今後。市中銀行との住み分け。さらには、市中銀行がNPO支援を積極的に行い、NPOバンクが不要になるときがくるかもしれない。
・一方、政策提言としてのNPOバンク的な役割は今後も残っていく。

○河西さんより
・市中銀行では、間接金融から直接金融へとシフトした。
・NPO業界も、NPOが直接地域市民から資金を調達する直接金融へとシフトするときがくるかもしれない。
・直接金融の方がお互いの顔が見える。

○加藤さんより
・市中銀行の資金は、もしかしたら兵器生産に使われているかもしれない。
・NPOバンクはこういう不安がないというメリットもある。

○杉山さんより
・直接金融も大事だが、貸した側、借りた側の人間関係は結構複雑ということも忘れてはいけない。
・また、NPOバンクには、資金、融資状況管理の煩雑さを担うという役割もある。
・NPOそして市民セクターが成長するには資金は重要。避けて通ることはできない。

○上野さんより
・NPOに融資するスキームがない中で、スキームを創り上げたことは意義が大きい。
・2002年に北海道NPOバンクを設立したことで、全国にNPOバンクの輪が広がっていった。
・函館未来大学の学生がNPOバンクに関する研究に取り組んでいるが、卒業制作としてNPOバンクを設立できないか、という動きもある。

○杉岡さんより
・利子を気にしないで済む仕組みづくり。
・地域づくりの中心となるのはNPOと期待している。

○田口さんより
・越智基金に指定寄付第一号が現われた。



〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*

市民出資とNPOバンクの問題点がとてもよく分かりました!

荻上の独断と偏見で、市民出資、そしてNPOバンクの一番のポイントは、

・貸す側も借りる側も相互に成長する!
・市民とNPOをつなぐ架け橋である!

ということだと、思いっきり整理してみました。
(ちょっと整理しすぎですが・・・)

パネリストのみなさん、それぞれの思いが熱く伝わってきました!
ありがとうございました!まる


★基調講演のレポートはこちらをご覧ください!
基調講演のレポート

★討論第一部のレポートはこちらをご覧ください!
討論第一部のレポート
日本財団インターンシップのキックオフ懇親会 [2006年08月25日(Fri)]
ちょっと前になりましたが、

日本財団インターンシップのキックオフ懇親会

が開催されました!

2006年度のインターンシップには、15名のインターン生が参加しています!

なんと15名ですよ!15名!

日本財団の職員数が約100名ですから、その6分の1にあたります。
別の言い方をすると、1部署に該当する人数です。

その15名のインターン生と受け入れ側である日本財団の役職員の懇親を深めること、そしてインターンシップのキックオフを目的とした懇親会です!

私の所属するCanpanチームには2名のインターン生がきました!



お二人もさっそくブログを開設しました!

Kanako Nakamuraさん
rosia*さん

二人のインターンの課題は、

CANPANについて学び、CANPANのコンテンツ案を企画にまとめる

です!

ちなみに、こちらがチューターのキダウジーニョこと木田くんです!



フレッシュなインターン生の目でどんなことを学び、どんな企画を立ててくれるのか、楽しみにしています!まる
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