【レポート】NPO活動推進自治体フォーラム島根大会2010 [2010年11月30日(Tue)]
11月18日・19日に、島根県松江市で開催された「NPO活動推進自治体フォーラム島根大会2010」に出席しました。
このフォーラムの第3分科会は、島根県と日本財団が共催をしました。 第3分科会 「資金循環で地域を変えよう! -NPOの自立につながる新たな資金循環を目指して-」 ■なぜ共催? この第3分科会をなぜ共催することになったのか? それは、私のいる日本財団海洋グループでは、これまでのNPO向けの助成制度の見直しを検討しているからです。 その見直しの中で、 ・地域の課題を解決するには、これまでのような個々の事業への支援だけでなく、地域ぐるみの取り組みを支援していくことが必要ではないか。 ・地域での活動が継続するためには、地域の資源(人・もの・金・情報など)が地域で循環する仕組みを、地域で支えられるようになることが必要ではないか。 という問題意識をもっていました。 その問題意識と、今回のフォーラムの趣旨に共通点が多かったため、島根県さんと相談をして、共催する運びとなりました。 ■第3分科会のレポート この第3分科会のレポートについては、ふるさと島根定住財団の大江さんが、すばらしいレポートをブログで発信してくださっていますので、そちらを参照ください。 レポートはこちら だんだんのグッドニュース ちなみに、こんな書き方をすると共催をしておいて人任せかよ、と思われそうなので言い訳をしますと、このレポートの中にある当日のつぶやき中継は、私のツイッターがメインですので(笑) ■私の発表資料 第3分科会の中で、私は日本財団の事例紹介を行いました。その際の資料を添付します。 ■感想 この第3分科会には、自治体の方を中心に、約50名の方にご参加いただきました。 自治体フォーラムだからということもありますが、全国各地の自治体の方が「地域資源の循環」というテーマに対して、とても熱心に向き合っていることにビックリしました。 地域資源の循環を支える仕組みを考えるときには、制度を整える、あるいは規制を緩和するなど、仕組みの環境整備という観点でも、自治体の役割は大きいですし、欠かせないプレーヤーです。その自治体の方が熱心に参加され、情報を得るだけでなく、同じような悩みを抱える人どうしでつながることは、こういうフォーラムの意義の一つと思います。 最後になりますが、共催という機会をいただくとともに、このフォーラムの運営にも多大な尽力をされた島根県のみなさんに、心より感謝申し上げます。 以上です。 |