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2021年10月10日

取得価額の確定が大切!


固定資産の取得価額!

固定資産、というとすぐに「減価償却の計算」をイメージしがちですが
それよりも、そもそも「取得価額」を決めることのほうが重要です。

いちばんわかりやすいと思うのが「クーラーを購入」したとき。
(特別、自分で取り付けできる人は別ですが)
一般的には、家電量販店でクーラーを購入したときには、そのクーラーの
取り付け設置工事費用も必要になります。

クーラー.png

(例)
クーラーが、300,000円
取り付け設置工事費用が、50,000円 

このとき、固定資産として計上処理するべき金額は、
300,000円+50,000円=350,000円、となります。
50,000円なしでは、クーラーを稼働させることができませんので
「付随費用」として、取得価額に含めます。

(例)
スタッフが2人増えたので、2人分のイスを買って持ち帰りました。
椅子が2脚、それぞれ、個々で独立して使用することができますので
イス1脚が、10万円未満であれば、固定資産にする必要はありません。

(例)
応接セット一式を買いました。
ソファー大が、200,000円
ソファー小が2脚で、各100,000円
机が、50,000円
配達料が、30,000円
合計で、480,000円

この場合は「セットとして使うもの」として
取得価額は、480,000円、として固定資産計上します。

とにかく、
重要なのは「取得価額」
運搬費用、据付費用、試運転費用など、取得価額に入れる必要があります!


posted by JNAN at 15:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 固定資産

2021年09月12日

固定資産の分類

【固定資産】

長期間(1年以上)使用する予定で取得するもので、一定額(10万円)以上のものを固定資産といいます。
これは、形のあるもの=有形固定資産、形のないもの=無形固定資産、それ以外=投資その他の資産、という3つに区分されます。

NO383.png

【減価償却資産】

有形・無形固定資産のうち、使用すること、または時の経過によってその価値がさがっているものを「減価償却資産」といいます。そして、これらの資産は、購入したそのときに全額を費用として処理してしまうのではなく、何年間も使用できるために、何年かに分けて費用として処理をします。この費用にしていくことを「減価償却」といいます。

NO384.png

まずは、ここまでを整理して覚えておきましょう。

(参照:NPO法人会計力検定 公式テキスト実践編NO3より)

前回ご紹介しました下記の記事もぜひ参考にしてください!
「固定資産取得のとき!」
posted by JNAN at 14:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 固定資産

2021年04月21日

固定資産の取得のとき!


絶賛「決算作業」のみなさまへ

この1年は、コロナ禍で活動の自粛などがあったこともあり
高額のものの購入はあまりなかったでしょうか?

それでも、コロナ対策として、いろいろな衛生用品の購入、
空気清浄機など、の支払いもあったのではないかと思います。

そこで、皆様が最も苦手とする「固定資産」について、
テキストを使って解説をしています。

助成金で車を購入したときや、内装工事をしたときなど、
頻繁ではないけれど、全く無いとも言い切れない内容です。

ぜひ、ご参考にしていただいて、正しい決算処理をしていただければと思います。

「固定資産の処理」


posted by JNAN at 10:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 固定資産