CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

« 2018年03月 | Main | 2018年05月»
香港貨物船乗組員救助で韓国貨物船に感謝状 [2018年04月26日(Thu)]

感謝状集合写真.jpg

 昨年10月にフィリピン東方沖で発生した香港籍貨物船「エメラルド・スター」(3万3205d、26人乗り組み、E号)の沈没海難事故で乗組員5人を救助した貨物船「SM SAMARINDA」(5万1265d、20人乗組み、S号)に対し3月9日、S号の運行会社であるKLCSM社(韓国・釜山)で十一管本部から感謝状と盾が手渡された。

 この事故は昨年10月13日午前2時ころ、ニッケル鋼5万5000dを搭載しインドネシアから中国に向け航行中のE号が、フィリピン東方沖約280`で、積荷が液状化したことにより復元力を失い沈没し、乗組員全員(全員がインド人)が遭難したもの。

 海上保安庁から巡視船や固定翼機などが救助に向かった。船体傾斜から沈没まで短時間であり、事故当時は夜間のうえ、台風20号の影響で海が大荒れとなっていたため、一刻も早い救助が求められた。

 付近を航行していたS号乗組員は、E号からの救助要請を受けて直ちに現場に向かい、暗夜荒天の困難な状況下で、救命浮環とロープを使って波間に見え隠れするE号乗組員5人を救助した。

 感謝状は在釜山総領事館の近藤洋介領事から、朴チャミンKLCLSM社代表理事に手渡された。
 同社のコメントは以下の通り。
「台風の影響もあり、かなりの悪条件だったが、5人の尊い命を救うことができてうれしい。海上保安庁から、感謝状と盾までいただき本当に光栄である。数年前、我が社が管理運行する船舶が、韓国を出港しオーストラリアに向かう途中、沖縄本島沖で救急患者が発生し巡視船に救助してもらったこともあり、海上保安庁とは深いつながりがあると思っており、この縁を大事にしていきたい」 
海保大入学式 本科60人、特修科40人 [2018年04月25日(Wed)]

1面大学校入学式.jpg

 海上保安大学校(広島県呉市)で4月8日、本科第68期学生60人(女性16人)、特修科第64期研修生40人(同3人)の入学式が行われた。

 式には、新原芳明・呉市長ら来賓のほか、岩並秀一・海上保安監や下野元也・六管本部長ら海保幹部らが列席した。多くの家族や教職員、在校生らが見守る中、新入生たちが、本科学生、特修科研修生として任命された。

 続いて本科学生を代表して橋本和樹学生が「勉学に励み、心身を鍛え、人格の陶冶(ルビ、とう、や)に努め、立派な海上保安官になることを固く誓います」と力強く宣誓した。

 コ永重典・大学校長が式辞の中で、海上保安庁発足の歴史や「正義仁愛」の精神、そして全寮制による全人教育に触れ、新入学生に対し「規律のある生活や教育訓練の中で互いに切磋琢磨しつつ、『チームワークの重要性』『相手を思いやる心』『最後まで諦めない心』を育みリーダーたるべき素質を醸成してもらいたい」と訓示した。

 また、岩並海上保安監が「本校における教育訓練により知力、体力、精神力を鍛え、国際感覚を養い、海という厳しい環境において、国家の主権や国民の安全・安心に直接関わる崇高な業務を全うできる強い信念と情熱を持った海上保安官となることを期待する」と激励した。
 続いて、学生音楽隊の演奏に合わせ、式典参加者一同が校歌を高らかに斉唱して式典を終了した。

 厳かな入学式の後には、恒例の「午さん会」が開かれ、緊張感でいっぱいだった新入生らも、和やかな雰囲気の中、ようやく笑顔を見せていた。     (海保大)

海上保安学校で300人が入学式 [2018年04月24日(Tue)]

1面学校入学式.jpg

★初の女性総代

 海上保安学校(京都府舞鶴市)で4月10日、2018年度4月期の新入生300人(女性46人)の入学式が行われた。
また式後、新設の運用管制官を養成する「管制課程」の開設式も行われた。新入生の数は、15年秋(346人)、16年春(316人)に次いで過去3番目に多い。

 この日入学したのは航海コース110人(女性8人)、機関82人(同4人)、主計22人(同10人)、航空11人(同2人)、情報43人(同9人)、管制20人(同9人)、海洋12人(同4人)。
 この日は、新入生と在校生たちが校庭に集まり、来賓を出迎え、分列行進を披露した。

 入学式には、野村賢治・京都府中丹広域振興局長(府知事代理)、山口寛士・舞鶴副市長(市長代理)をはじめとする来賓のほか、八木一夫・本庁交通部長、伊東裕康・八管本部長ら海保幹部と新入生の家族、在校生らが出席した。

 式では、粟津秀哉・学校長が各コース・課程ごとに学生任命を行った。続いて、入学生総代として管制課程第1期・田中萌愛学生が「国民の負託に応えられる海上保安官になることを固く誓います」と宣誓した。女性の総代は初めて。

 粟津学校長は式辞で「鍛えよ、常に!。自ら学び、自ら鍛えるという気持ちを持って、全力で学術技能の習得と身体の練成に励んで下さい」と新入生を激励した。
 また、八木交通部長が「海上保安学校での生活を送ることで、ぜひとも正義仁愛の精神を心身に染み込ませてほしい」との長官訓示(代読)を行った。
 
 また、海保校の課程として16年ぶりの新設となる管制課程の開設式では、20人の新入生を代表して舞鶴市出身の上田留偉(る、い)学生が「海上保安学校学生として自覚と誇りを持ち、我が国の海上交通の安全を守る運用管制官を目指して努力することを誓います」と、力強く宣誓した。  
                                     (海保校)

海上保安学校で262人が卒業式 [2018年04月23日(Mon)]

学校卒業式.jpg

 海上保安学校(京都府舞鶴市)で3月25日、石井啓一・国土交通大臣や中島敏・海上保安庁長官を迎え、本科船舶運航システム課程第51期生193人、航空課程第16期生10人、情報システム課程第25期生45人、海洋科学課程第26期生14人、総員262人(女性37人)の卒業式が行われた。

 式に先立ち、大臣、長官らの前で、学生隊による分列行進を行った。

 式は、城福健陽・京都府副知事や多々見良三・舞鶴市長ら来賓を迎え、卒業生の家族や在校生ら約540人が見守る中で行われた。
 まず近藤悦広・学校長が各課程、コースの代表者に卒業証書を授与し、「本校で培った不撓(ふとう)不屈の精神をもって、それぞれの持ち場で、勇気と団結により正義仁愛の理念を大いに体現していただくことを期待しています」と式辞を述べた。

 また中島長官は、海上保安庁の徽章である「コンパス」と「梅」に込められた初代・大久保武雄長官の思いについて述べた後、「この伝統と精神によって、海上保安庁は国民に寄り添い、切れ目なく対応ができる組織として成長して参りました。この伝統と精神をしっかり受け継いでいただきたい」と訓示した。
 石井大臣は「国民の皆様からの期待に全力で応え、それぞれの現場第一線で持てる力をいかんなく発揮し、誇りをもって業務にまい進していくことを切に願います」と祝辞を述べた。

 卒業生代表として山下純平学生が「海上保安官の名に恥じぬよう、正義仁愛の理念の下、不撓不屈の精神で職務をまっとうすることを皆様にお誓い申し上げます」と力強く答辞した。(海保校)
海保大卒業式・修了式  安倍総理が祝辞 [2018年04月11日(Wed)]

大学卒業式完成.jpg

 海上保安大学校(広島県呉市)で3月24日、本科第64期学生42人(女性5人)の卒業式と特修科第63期研修生45人(女性2人)の修了式が、安倍晋三・内閣総理大臣や石井啓一・国土交通大臣、中島敏・海上保安庁長官らが出席して行われた。
 現職総理の同校卒業式出席は2006年の小泉純一郎総理以来、2人目。
 
 式に先立ち、学生・研修生による視閲行進が行われ、安倍総理と石井大臣、中島長官の視閲を受けた。
 式には、寺田稔・衆議院議員や新原芳明・呉市長ら来賓と在校生や教職員、家族ら約540人が出席した。
 本科卒業生に対する卒業証書と学士の学位記の授与、三等海上保安正の任命、特修科修了生に対する修了証書の授与が行われた。
 
 平田友一・大学校長は式辞で「当庁初任幹部として、これからの課題に的確に対処していけるよう、引き続き自己研さんに励んでもらいたい」と述べた。
 中島長官は「海上保安庁創設時から脈々と受け継いできた平和な海を継承していくため、諸君に与えられた崇高な使命に情熱を燃やし、海上保安業務にまい進していくことを期待している」と訓示。
 石井大臣は「本校で学んだことを礎に、大所高所から国民の皆様に寄り添うことができる海上保安官になることを切に願っている」と祝辞を述べた。
 
 安倍総理は祝辞で「我が国の存立基盤たる『海の平和』の守り人として、人の命を救い、凶悪な犯罪に立ち向かう。海上交通路の安全を守り、領土・領海を守り抜く。海洋権益の確保のための調査や海洋環境の保全も重要な任務です。任務は常に危険と隣り合わせで、極度の緊張を強いられます。そうした苦難に直面した時、大学校での鍛錬の日々を思い出してほしい」と激励した。
 
 式典の中で、海保大の良き伝統を後輩たちに引き継いでもらいたいとの思いを込めて、学生旗が卒業生から在校生に託された。
 また式後、校庭で記念植樹が行われ、安倍総理は紅梅を、石井大臣は白梅を植樹した。
                                    (海保大)
十一管本部長に下野氏、三管は宮ア氏、海洋情報部長は加藤氏 [2018年04月11日(Wed)]

★海保大校長は徳永氏 海保校校長は粟津氏

 海上保安庁は4月1日付で定期人事異動を発令した。異動総数は6216人(中央任命2645人、地方任命3571人)。全職員(1万3767人)の約45%に及び、過去最多となった昨年度(6188人)をさらに28人上回った。

 幹部人事では、勇退した仙石新・海洋情報部長の後任に加藤幸弘・同部技術国際課長、平田友一・海上保安大学校長の後任にコ永重典・四管本部長、大根潔・三管本部長の後任に宮ア一巳・十一管本部長が就任した。
 また、坪上浩治・七管本部長の後任に渡邉晃久・首席監察官、榎本猶一・八管本部長の後任に伊藤裕康・十一管本部次長、岩崎茂・二管本部長の後任に佐々木幸男・九管本部次長、近藤悦広・海上保安学校長の後任に粟津秀哉・八管本部次長、中村公亮・総務部参事官の後任に粟井次雄・十一管本部次長が就任した。
 また十一管本部長に下野浩司・九管本部長、九管本部長に工藤健太郎・一管本部次長、四管本部長に鹿庭義久・二管本部次長、首席監察官に勢良俊也・五管本部次長が就任した。