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巡視船「かとり」36年の任務に幕 10月15日に最後の公開 [2016年09月26日(Mon)]

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 銚子保安部の巡視船「かとり」(片山貴巳船長、23人乗り組み)が10月21日をもって36年間にわたる巡視船としての任務を終えることになった。
 これに伴い、同保安部は「かとり」の最後の勇姿をファンの皆様にご覧いただくため、最後の一般公開を10月15日に行う。
 
 「かとり」は昭和50年代に、新海洋秩序対策の一環として建造された通称「しれとこ」型と呼ばれる1000d型巡視船28隻のうちの1隻。
 この船型は長年の間、海上保安庁の主力巡視船として活躍し、多くの人々に親しまれてきたが、「かとり」が現役最後の1隻となる。
 
 また、「かとり」は海上保安庁ではめずらしく一度も配属替えすることなく36年間、銚子保安部所属として業務を遂行してきた。奇しくも就役日(昭和55年10月21日)と同じ10月21日にその任務を終える。
 
 一般公開は10月15日(土)午後1〜4時(最終受付午後3時30分)まで、銚子港の銚子ポートタワー下で行う(予約不要)。「かとり」の船内見学や、制服試着会、保安官体験コーナーなどを設ける。(ただし、事件事故などの発生時や悪天候の際は、中止となる場合がある)

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