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海上保安庁「きれいな海」へ海浜清掃や環境教室 [2017年07月19日(Wed)]

★6月は海洋環境保全推進月間
★日本財団の「海と日本プロジェクト」で100カ所で清掃活動

 海上保安庁は6月を「海洋環境保全推進月間」に設定し、「未来に残そう青い海」をスローガンに、海浜清掃や環境教室の開催、漂着ゴミ調査などに全管区をあげて取り組んだ。
 また、日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環として、4月〜12月に全国の保安部署が計100カ所で海浜清掃活動を行う。

★児童が漂着ゴミ調査
 酒田保安部は6月7日、山形県酒田市浜中あさり海水浴場で、酒田市立浜中小学校4年生の児童ら計25人が参加し、海浜漂着ゴミ調査を行った。
 集めたゴミの総重量は約24`で、児童たちは外国からの漂着ゴミを見つけたり、ゴミをプラスチックやペットボトルなどに分類し調査票に記入していた。
途中で仙台航空基地の航空機が海浜調査のため訪れ、低空飛行を披露した。 (酒田)

★園児に「環境教室」
 石垣保安部の巡視船「よなくに」若手乗組員らは6月16日、石垣市登野城保育所で園児約60人に「海の環境教室」を開いた。
 はじめに、海洋汚染や、環境悪化による動物被害の状況についてのスライド上映と環境紙芝居を行った。
 園児たちは、海のゴミで被害を受けた動物の映像を真剣な表情で見つめていた。最後に、うみまる・うーみんによる「環境クイズ」と記念撮影を行った。(石垣よなくに)

替え◎環境2石垣.jpg
        (写真は「環境クイズ」を出題する「よなくに」乗組員)

★海浜清掃や稚魚放流
 紋別安部は5月28日、紋別市元紋別カリヨン広場の前浜で行われた海浜清掃に参加した。
「海と日本プロジェクト」と地元のイベント「もんべつが一番きれいになる日」の一環で、海上保安友の会紋別支部が毎年行っている。
 今年は、紋別大谷認定こども園の園児など約60人が参加。園児たちは、うーみんに見守られながら、空き缶やロープなどを拾い集めた。
 また、サケの稚魚約100匹の放流が行われ、「無事に戻ってきてねー」と声をかけていた。                                   (紋別)
「青い海を守ろう」 全管区挙げ活動 [2015年07月08日(Wed)]

 海上保安庁は「未来に残そう青い海」をスローガンに、6月を海洋環境保全推進月間と定め、全管区をあげて取り組んだ。
 海浜清掃の実施や、紙芝居や職員劇団による人形劇での子供たちへの周知、さらに油による海洋汚染に対応する訓練なども行われた。いくつかの活動を紹介する。

■「劇団かまだせ」熱演
 熊本保安部の職員によるパペット人形劇団「劇団がまだせ」は6月23日、熊本県宇城市の「わかき保育園」で、人形劇を上演し、園児たちに環境保全を訴えた。

環境熊本劇団.JPG

 「がまだせ」とは熊本弁で「がんばれ」の意味。平成22年に発足した同劇団は、今年は団長および団員の3人が異動となり存続が危ぶまれたが、地元保育園からの強い要望もあって上演を決定。団員たちは勤務時間終了後、熱心に練習に取り組んだ。

 当日は、うみまるやくまモンなどの人形が舞台で動くたびに園児たちから歓声があがった。
 海洋環境保全に関するクイズの出題に対し、園児たちは目を輝かせて手を挙げていた。最後は全員で次の言葉を合唱した。
 
「わかき保育園のみんなは、海にゴミを捨てません。きれいな海を守ります。未来に残そう青い海」                                  (熊本)

■白州灯台で清掃
 若松保安部職員は6月6日に行われた白洲灯台清掃ツアー(主催・岩松助左衛門翁顕彰会)に参加した。

白洲灯台.jpg

 白洲は、福岡県北九州市の沖合にある東西約100b、南北約140bの岩礁。
 大昔から航海の難所として知られていたが、岩松助左衛門翁が私財を投げ打ってこの洲に灯台を建てた。白州灯台は今年3月末に改修工事が終わり、奇麗に生まれ変わっている。
 
 ツアー参加者は、ボランティアや小学校の教師や生徒など総勢57人。集まったゴミを前に若松保安部職員が、海の環境を阻害するゴミの量、種類などをチェックして見せた。
 ゴミ拾いの途中で、哨戒中の福岡航空基地のヘリMH969が近づき、乗組員が空から手を振るサプライズ演出もあり、参加者から拍手がわいた。     (若松)

■532人がゴミ拾い
 沖縄クリーンコーストネットワーク(事務局・十一管本部環境防災課)は6月6日、「まるごと沖縄クリーンビーチ」キャンペーンの開幕セレモニーを豊見城市のビーチで開いた。

環境3ビーチクリーンの様子.JPG

  同ネットワークは平成14年に、十一管本部と内閣府沖縄総合事務局、環境省、沖縄県などを中心に、県内のボランティア団体などが集まって結成した。
 「まるごと沖縄クリーンビーチ」は、ポイ捨て防止など環境美化意識を県民に浸透させるため、6月1日〜7月末までの期間中に、県下一斉で海岸清掃活動を実施している。
 当日はあいにくの小雨模様だったが、532人のボランティアが軽トラック8台分(約4d)のゴミを回収した。                         (十一管)
6月は海洋環境保全推進月間 [2015年06月05日(Fri)]

 「未来に残そう青い海」をスローガンに、海上保安庁は毎年6月を「海洋環境保全推進月間」に定めている。
 今年は「人為的要因による油類の排出、廃棄物の投棄による海洋汚染の防止」を重点に漁業、海事関係者や一般市民を対象とした指導・啓発運動に取り組む。
 
 警備救難部環境防災課によると、平成26年の1年間に我が国周辺海域で確認した海洋汚染の件数は380件で、前年の455件に比べて75件減少した。
 そのうち235件(61・8%)が油による汚染で、次に128件(33・7%)が廃棄物による汚染だった。これらが海洋汚染の95%以上を占める「2大汚染物質」で、ほかに有害液体物質、工場排水などがある。

 油による汚染は、船舶からの排出が146件と最も多く、漁船や作業船、貨物船、タンカーが主な排出源だ。
 原因については、排出源が判明した174件のうち、80件が移送ポンプやバルブなどの取扱い不注意、17件が故意によるもので、全体の56%を人為的要因が占める。他の原因は海難35件、破損など32件。
 
 廃棄物による汚染は、船舶からの排出18件のうち15件が漁船による。陸上からの排出では、漁業関係者による不法投棄が13件で、前年の58件よりも大きく減少したが、一般市民による不法投棄は79件(前年76件)と依然として多い状況だ。
 
 このため「月間」では、油と廃棄物による汚染防止を2大ターゲットに、全管区をあげて漁業、海事関係者や一般市民を対象とした環境保全講習会・教室の開催、PR活動などを展開する。
海上保安協力員  初の全国会議を開催 [2015年05月29日(Fri)]

●活性化策など討議
●フィールドワークも

グループ討議.jpg

海上保安協力員.jpg

 海上保安協力員の事業関係者連絡会議が5月21、22日、東京都内で開かれた。海のボランティアとして海洋環境保全や海上防犯活動を担う「海上保安協力員」の代表が、全国から集まる初の会議で、事業の現状と問題点を共有し、活動の活性化策を検討した。

 「海上保安協力員」事業は、平成21年から日本財団の支援を受ける(公財)海上保安協会の事業として、海上保安庁が指導・協力して進めている。今年4月現在で、全国で887人の海上保安協力員が活動している。

 会議には、各管区本部や各保安部署の担当官や、海上保安協会の地方支部職員も合わせ約50人が参加した。
 初日は、海上保安庁の担当官が同事業の現状などについて説明。
 その後、問題点や、より良い活動のために何が必要かについて熱心な討議が行われ、各班から討議結果が発表された=写真。
 
 2日目は、若洲海浜公園で、一般市民に海洋環境保全や海上防犯を呼び掛ける活動を実施=写真。その後、今後の改善点などについて討議した。
 
 会議参加者は「全国の海上保安協力員の活動を共有し、相互のネットワークもできて良かった」と話していた。                       (本庁環境防災課)