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尖閣専従体制 巡視船「たけとみ」「なぐら」就役 [2014年10月08日(Wed)]

▼尖閣専従体制 1000d型巡視船の1番船と2番船
▼第十一管区海上保安本部 石垣保安部に配属された

「たけとみ」「なぐら」_edited-1.jpg

 海上保安庁の新鋭大型巡視船「たけとみ」と「なぐら」が完成し、引き渡し式が9月26日、三菱重工業渇コ関造船所(山口県下関市)で行われた。
 尖閣諸島の領海警備強化のために整備中の「尖閣領海警備専従体制」の新造巡視船10隻の1番船と2番船にあたる。両船は十一管本部石垣保安部配属となり、10月下旬にも警備業務に従事する。

 すがすがしく晴れ渡った秋空のもと、岸壁に全長約96bの2隻が並ぶ。
 式典では、引渡書と受領書の授受が行われ、続いて、三菱重工の社旗に替わって、紺色の海上保安庁旗がマストに掲げられた。

 両船の乗組員紹介の後、天谷直昭・本庁総務部長が佐藤雄二長官の訓示を代読。「業務遂行能力を向上させた両船が、国民の安心安全に大きく寄与するものと確信している。乗組員諸君は、我が国周辺海域の海上保安の要となり、地元関係者、国民の期待に存分に応えるべく、業務にまい進していただきたい」と期待を述べた。

 当日は、報道機関12社が取材に訪れ、関心の高さがうかがわれた。
 山田孝雄船長は報道陣に「本船の最新の装備を最大限活用し、安全かつ的確に業務を遂行できるように船内の体制を確立したい」と抱負を述べた。
 また、海上保安友の会七管支部の会員37人が招待され、式を見学した。

▼「くにがみ」「もとぶ」と同型
▼平成26年度末までに、あと2船が就役 

 両船は、十一管区に配備されている「くにがみ」「もとぶ」と同型。
 ヘリコプターが離発着できる甲板を持ち、排水量型でしけにも強く、速力25ノット以上を誇る。
20_機関砲や遠隔監視採証装置、停船命令表示装置を備えるなど優れた監視・規制能力を持つ。

 尖閣専従体制は、1000d型新造巡視船10隻と、既存のヘリコプター搭載型巡視船2隻の計12隻からなり、一部に複数クルー制を導入することで「大型巡視船14隻相当」の働きをする。
 
 新造巡視船は「たけとみ」「なぐら」に続き、3、4番船が下関造船所ですでに進水を終え、完成に向け建造中。
 また、5、6番船もジャパン・マリンユナイテッド磯子工場で進水している。
 平成26年度中に新造巡視船4隻が就役し、27年度末までに専従体制が整う予定だ。
                           (七管、本紙編集部)
                           (「海上保安新聞」10月2日号)
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