建て替え工事が進められていた神奈川・城ケ島の安房埼(あわさき)灯台が3月8日、運用開始した。一般公募によるデザインで、三管本部は地元関係者からなる城ケ島活性化協議会とともに、新しい灯台を城ケ島観光のシンボルとして生かしていく。
旧安房埼灯台は城ケ島東端の波打ち際に建っていたため、老朽化が激しかった。新しい灯台は後背地のピクニック広場に建てられた。
とんがり屋根と、下部がわさび色から白へグラデーションを描いているのが特徴。「畑から海が見える三浦市のイメージ」が表現されている。
城ケ島の西側には城ケ島灯台も建っており、旧安房埼灯台とともに2016年に一般社団法人・日本ロマンチスト協会と日本財団が共同で実施する「恋する灯台プロジェクト」の「恋する灯台」に認定された。(佐藤哲郎記者)