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関東・東北の豪雨水害 海上保安庁が出動 107人救助 [2015年09月17日(Thu)]

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羽田、新潟、関空、中部、仙台、函館航空基地などから出動
特殊救難隊や機動救難士たち


 台風18号から変わった温帯低気圧と台風17号の影響による豪雨で、9月10〜11日に茨城県と宮城県で河川の氾濫や堤防が決壊し、大洪水となった。海上保安庁は大雨災害対策本部を設置し、被災現場に三管、二管などの航空基地のヘリコプターや機動救難士、羽田の特殊救難隊を派遣。自衛隊や県警、消防などのヘリとともに、孤立した家屋や橋梁などから住民らをつり上げ救助した。
 今回の陸上での災害派遣で、海上保安庁は両県合わせて107人を救助した。
(写真は、つり上げ救助のため、浸水した民家への降下の準備をし、降下を開始する特救隊員、=ヘルメットカメラの映像から9月11日、茨城県常総市で)
 
 茨城県常総市では10日午後0時50分ごろに鬼怒川の堤防が決壊、約2万棟が水没した。三管本部は同2時に対策本部を設置し、羽田、新潟、関西空港保安の各航空基地からヘリ3機、機動救難士5人、特救隊員3人を派遣。日没後も救助作業にあたり同日だけで16人を救助した。
 11日は新潟「えちご」搭載へり1機(機動救難士2人)と中部空港保安航空基地のヘリ1機も加わった。同日午前10時すぎには、羽田基地のヘリと機動救難士らが孤立した老人ホームから入所者ら11人をつり上げ、隣接の守谷市内の製作所グラウンドで消防に引き渡した。
 同日午後6時ごろまでに、乳児1人を含む計99人を救助した。
 
 宮城県大崎市では11日未明に渋井川の堤防が決壊、大和町の吉田川や同支流が氾濫するなど、県内7カ所の河川周辺で約400世帯が浸水した。二管本部は同日午前10時に対策本部を設置し、仙台、函館航空基地のヘリ2機と機動救難士4人、さらに釧路「そうや」搭載のヘリも派遣した。同日午後2時までに女児2人を含む計8人を救助した。     (小野信彦記者)