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燈光会100周年祝う [2015年07月25日(Sat)]

 公益社団法人・燈光会の創立100周年記念祝賀会が6月26日、東京都内で開かれた。

 燈光会は1915(大正4)年1月4日、灯台など航路標識事業の発展を助成し、会員相互の扶助を図るため創設された。
 同年3月には会誌「燈光」を創刊し、現在も継続発行されている。1924年に社団法人となり体制を強化、その後、一般社団法人を経て、今年4月には公益社団法人に移行した。
燈光会の会長.JPG

 戦前の昭和11年には、貞明皇太后からのご下賜金によって、全国200カ所の灯台にラジオを設置するなどの事業を展開。
 また戦後は、全国の大型灯台を「のぼれる灯台」として一般公開し(現在15基)、灯台近くに設置した灯台資料展示室などで灯台の業務をPRしている。

 祝賀会では、山田驩p・燈光会会長が「燈光会は、海上の安全の基本となる航路標識事業を側面から支援、協力し、灯台の大切さと素晴らしさを、より多くの人々に理解していただくため事業を展開してきた。
 100周年を迎えることができたのも、関係者や会員のご支援のたまもので感謝したい」とあいさつ。続いて佐藤雄二海保長官が祝辞を述べ、約150人の出席者が100周年を祝った。
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