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石垣基地に 9番目の「機動救難士」 [2015年07月03日(Fri)]

石垣機動救難士.JPG


 海上保安庁の最南端の航空基地である石垣航空基地(大河内克朗基地長)に4月10日、全国で9番目の機動救難士が配置された。
 5月15日には、同基地で発足式が行われ、海上の漂流者を想定したヘリによる吊り上げ訓練を披露した。

 配置された機動救難士は9人。全員が元潜水士で、うち3人が救命救急士の資格を持つ。
 石垣基地では、付近海域を航行する船舶からの急患洋上つり上げのほか、沖縄県との申し合わせに基づく周辺離島からの急患搬送業務を年間約80件行っており、機動救難士の配置は大きな戦力アップとなる。
 
 これまでは海難やマリンレジャー事故が発生した際、石垣保安部の巡視艇「なつづき」の潜水士を呼び出し、ヘリに同乗させて出動していた。
 機動救難士配置により大幅な出動時間の短縮と、救難体制の強化につながる。
 
 発足式では、長谷川義明・十一管本部長が「命を救うため普段から鍛錬し、業務を遂行してほしい。周辺海域の安全、安心に大きく寄与することを期待している」と訓示した。
 
 また宮川誠上席機動救難士は報道陣のインタビューに「1人でも多くの命を救えるよう日々精進する」と決意を述べていた。4月の配置後、離島の急患の搬送などに、機動救難士が出動している。                        (石垣基地)
               ◇   ◇
 軌道救難士は海難での遭難者などをヘリで迅速に救助する専門チーム。全員が潜水士経験があり、ほぼ半数が救急救命士の資格を持つ。

 平成14年10月に福岡基地に配置されたのを最初に、震災後の23年10月には仙台航空基地に配置された。
 
 各基地に9人ずつ配置されており、全国で9ヶ所計81人となる。四、六管には配置されていないが、周辺の管区がカバーする。また三管では羽田基地の特殊救難隊が出動する。
 
 石垣基地への配置で「日本周辺の海域をカバーする体制が、ほぼ整った」(本庁救難課)としている。