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アジア海保長官級会合に 新たにオーストラリアが加入 [2015年05月29日(Fri)]

◎オーストラリアが新加入
◎捜索救助など4分野合意

長官級会合.JPG

 アジア各国の海上保安機関の長官クラス幹部による「第11回アジア海上保安機関長官級会合(HACGAM)」が5月5日、フィリピンのマニラ市で開かれた。
 海上保安庁からは佐藤雄二長官が出席し、オーストラリアが参加国として新たに加入すること、今後の活動として捜索救助や海洋環境保全などの4分野の課題に取り組むことで合意した。
 
 同会合は平成14(2002)年に日本の提唱で第1回を開催。
 アジア地区の19カ国・地域の海上保安機関が参加し、日本財団と日本海難防止協会の支援と協力を得て、ほぼ毎年各国持ち回りで開いている。
 オーストラリアは昨年9月末に横浜市で開かれた第10回会合にゲストとして出席していたが、今回の会合で、同国の要望が認められ正式のメンバーとなった。これで参加国は20カ国・地域。

 さらに、第8回以降、共通課題として取り組んできた5分野のうち「自然災害への対応」については実質的に他分野の活動と重なることから見直し、「捜索救助」「海洋環境保全」「海上不法活動の予防・取り締まり」「海上保安能力向上」の4分野に再編して、前進させることにした。

 また、同会合の円滑な運営を目的とするガイドラインに合意した。
 共同宣言で「安全で、明るく、美しいアジアの海」をいつまでも保つために、各国間の連携を維持し、発展させることを強調した。
 
 当日の出席国・地域は、長官級では日本のほかインド、インドネシア、シンガポール、スリランカ、パキスタン、バングラディシュ、フィリピン、ブルネイ、香港。代理出席は韓国、タイ、中国、ベトナム、マレーシア、ミャンマー。欠席国はカンボジア、モルジブ、ラオスだった。さらに日本から国際協力機構(JICA)とアジア海賊対策地域協力協定情報共有センターの職員らもオブザーバー参加した。                     (小野信彦記者)