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新型ヘリ 「シコルスキー式S−76D型」が就役 [2015年03月19日(Thu)]

シコルスキー.JPG

函館航空基地に2月25日、国内で初、捜索救難仕様では世界初となる「シコスルキー式S―760D型」ヘリコプターMH910が就役した。
同機は「くまたか1号」の名を引き継ぐ。

 当日は時折、雪が降る悪天候の中での空輸となったが、函館基地では新型機と領収クルーを職員総員で迎えた。田島康志機長から野口昌幸基地長に到着報告が行われた後、全員で就役を祝うとともに今後の安全運航を誓って記念撮影をした=写真。

 「シコスルキー式S―760D型」(D型)は、全長16b、全高4・4bで、「シコルスキー式S―760C型」(C型)と同じ大きさだが、C型と比べてエンジン出力が向上しているうえ、最新の航空電子機器システムを搭載。安全運航と業務遂行を、より高いレベルで両立できる。

 新型機を迎え、野口基地長は「ホバリング性能が増すため、特に機動救難士との連携による海難救助に威力を発揮してもらえると思っている。
機体の性能を最大限に発揮して、北海道の海をより一層安心で安全な海にしていきたい」と語った。
また、田島機長は「今後は、新しい機体での訓練を重ね、安全・確実に業務追行ができるよう頑張っていきたい」と語った。

 またこの日、函館基地のMH909(シコルスキーC型、旧「くまたか2号」)が巡視船「そうや」に配属替えとなった。また、同じC型のMH904・旧「くまたか1号」は、3月20日に釧路航空基地に配属替えとなる予定。

 両機は、昨年末の青森県深浦沖で発生したカンボジア船籍貨物船沈没事故で、合わせて7人をつり上げ救助するなど、多くの実績を残してきた。この両機の愛称「くまたか」を引継ぐ今回就役したMH910、そして3月20日に同基地2機目のD型として就役するMH913も、先代機の名に恥じない活躍が期待される。   (函館基地)
   ◇   ◇
 D型機はこの後、函館基地にもう1機が配属されるほか、那覇保安部の巡視船「うるま」と「りゅうきゅう」、鹿児島保安部「おおすみ」、舞鶴保安部「だいせん」、新潟保安部「えちご」と計7機が今春に配備される予定だ。