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ミャンマーへ航空機を初派遣 [2015年02月19日(Thu)]

 那覇航空基地のファルコン900(LAJ570、江畑豊機長)は1月19〜23日まで、ミャンマーとフィリピンへ国際飛行を行った。
 ミャンマーへの海上保安庁の航空機派遣は初めて。

 今回の飛行は、海賊など海外で緊急事案が発生した時に迅速、適切に対応するための国際飛行能力向上が目的。竹田聡・本庁総務部参事官を団長に迎え、計16人が派遣された。

 19日に羽田を出発し、マニラ国際空港で燃料補給後、同日にミャンマーのヤンゴン国際空港着。21日にヤンゴンからネピドー国際空港に向かい、23日にマニラを経て羽田に帰着した。
 各空港で、管制方式や燃料補給、不具合発生時の整備作業環境などについて確認した。

ミャンマー派遣.JPG
 
 中でもネピドー国際空港は、2006年にミャンマーの首都がヤンゴンからネピドーに遷都したことに伴い、2011年に開港したばかりの真新しい空港。
 新しいターミナル、駐機場、誘導路などについての航空情報が提供されず、駐機場など不明なままでの出発となった。
 実際の到着時には、誘導路から駐機場まで先導車により誘導されたためトラブルはなかった。
   (写真はミャンマー職員を乗せてネピドー国際空港に到着したファルコン900)
 
 フライトは、天候にも恵まれ、ほぼ予定通り進んだ。ただし、マニラからヤンゴンに向けカンボジア上空を飛行中、カンボジアとタイ国境付近でタイ管制官から再三領空通過許可に関する質問を受け、「領空通過許可の確認が取れないので、その位置で待機してください」と言われた時には一瞬コックピットが凍りついた。
 待機を開始した直後、「領空通過許可の確認が取れました」と管制官から言われ、乗組員一同、ほっとする一幕もあった。
 
 21日には、ミャンマー海事局長ら4人の海事局職員が体験飛行を行い、ヤンゴンからネピドーまで同乗した。
 職員たちはコックピットで、計器などについての機長の説明に熱心に耳を傾けた。
 
 ファルコン900の海外派遣は、昨年7月のパプアニューギニア派遣に続き今年度2回目で、平成元年の就役後、通算60回目となった。         (那覇基地)