鹿児島地方気象台から桜島の山体膨張が発表され桜島火山噴火への緊張が高まる中で1月9日、桜島火山爆発総合防災訓練が行われた。
鹿児島保安部から巡視船「おおすみ」と搭載ヘリMH595、巡視艇「さつかぜ」が参加した。
「おおすみ」は、警救艇により漂流者を救助し、ヘリで病院へ空輸する訓練を行った。
昭和火口からの噴煙が上がる中で行われた訓練だが、141機関・団体が協力し、無事終えた。
また、ヘリMH595(きんこう)は今回の訓練がラストフライトとなった。
これまで1万960時間のフライトを行った同機は、このあと解役となり、鹿児島航空基地で保管される。 (鹿児島)